自然と共に歩む 『愛の手』 だより ◆薬剤師のブログ◆

漢方薬局の薬剤師で、薬草など自然を主体にご紹介し、感じることも色々綴った過去のブログ内容です^-^  ≪あんく♪≫

著者 不詳

花か雑草かの違いは、判断の違いにすぎない。

 

【物や物事の見方、思考、捉え方などの判断は、とても大切だと想う。惑わされない「真実の視点」を持ちたい私。 あんく♪より】

  

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◆1 『アマドコロ』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

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薬草の『アマドコロ』 さんのご紹介  ①  【 漢方・伝承茶or健康茶・薬草 】  
                               後半は、スピリチュアルな話

今回は、植物さんと触れ合いたいと思います
五月頃、白い可愛いお花が咲、「アマドコロ」さんをご紹介いたします

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写りが悪くて申し訳ありません
この写真は、お店の敷地に育っている「アマドコロ」達です
亡き恩師に分けて頂き、有り難い事に、その後何も手入れをしなくても
毎年、芽が出て、可愛い花をさせてくれるんですよ~
太い根を適宜切って、土中に埋めれば、特に手入れがなくても育つので
資源の枯渇にも活躍する植物さんでもあります
春にでる、若い芽を摘んで、茹でてマヨネーズをかけて食べると、
甘味があって大変おいしいらしいです。 (類似の毒草に注意)
私、食べた事はないですが・・・

で詳しく
【アマドコロ】
   中国植物又は漢方名 : 玉竹(ギョクチク) 根茎は「イズイ」とも呼ばれる。 
    科 名      : ユリ科   (各地の山野に生える多年草)
    薬用部位 : 根茎 10月から11月に根茎を堀り、ひげ根をとり除き、天日乾燥する。
    薬 効     : 咳・疲労倦怠 など 
   似た仲間  : 「ナルコユリ(黄精:おうせい)」がある。
               また、よく似た、「ホウチャクソウ」という毒草があるので注意
   

   P1010079_convert_20110516130705.jpg①   P1010082_convert_20110516133658.jpg

① : アマドコロの根茎を乾燥させた「イズイ」です。
    お茶として、そのまま使用出来ます。ちょと、独特な甘味があります。
    ただ、アマドコロは、冷え性の方は、体質に合わないので控えめに

② : よく似た類似植物に「ナルコユリ」という植物があり、
        その根茎の乾燥させた「オウセイ」です。
    乾燥した①と②は、見た目は、色が少し異なるだけですね~
    植物もとても良く似ています。また、効能も良く似ています。
    また、もうひとつ、よく似た「毒」がある、『ホウチャクソウ』 と言う植物もあります。
    天然のものを、使用される場合は、注意が必要ですね~
    ホウチャクソウさんには、自分だけでなく、もしかしたら、
    他の似た仲間の減少も、防いでくれる役目があるのかもしれませんね~


   P1010080_convert_20110516130556.jpg    P1010081+(2)_convert_20110516130221.jpg

これは、アマドコロの根茎を切って、「ホワイトリカーに漬け込んだもの」です。
こんな根茎をしているんですよ~  ただ、細い根毛があるので、それは除いています。
薬草さんは、使用部分がそれぞれで、面白いですよ~
実は、薬草取りをして学んでいた時に、 保存が効く、様々な薬用酒作りをしていた私です
私自身は、アルコールは全くダメなのですが・・・  かなり弱い私であります
昔、「卑弥呼の時代?には、薬草を植え育て、薬用酒を醸造してた」と、本で読んだ事があります
昔から、薬用酒は、活用されていたようですね~

自然は、薬品の倉庫でもあり、救急箱でもありますね~
薬草は、地上の植物部分だけでなく、地下の見えない部分も大切で、楽しいです
お野菜では、根菜類になりますね
アマドコロさんとその仲間の、ご紹介でした


デザートに
ご興味のあるお方は、こちらもどうぞ~ 

【植物と触れる、スピリチュアルな話】
私は、お店をオープンする前に、父と薬草取りをして学んでいました
父もなぜか、祖母の影響もあるのか、薬草に詳しく・・・
(前世で、父と共に漢方業で働いていたようで・・・その縁もあるようです
本を片手に、父に説明して、山などに取りに行っていました。

ある日、とても可愛い小さなピンクのお花の植物さんが・・・
「使って、使って、私を使って」 って私に語りかけているような・・・
私は、まさか~ 気のせいよね・・・ と、不思議に思いながらも・・・
気になって、家に帰って、薬草の本を色々調べてみると・・・
ビックリ、そのお花さんが、あったのです
それも、私が探してした、「神経痛・リューマチ・関節痛などによい」
薬効がある薬草さんだったのです
実は、その薬効の薬草さんが少なくて、欲しいな~と思っていた私だったのです
薬草さんの、優しさに触れて、感動した私 でした
ちなみに その可愛いお花さんは、「キツネノマゴ」さん で、漢方での使用はなく、
日本で、民間療法の独自の薬効を見出し、収録されている薬草さんでした

でも~ その後も、もしかして私の気のせいかも・・・ とも思っていましたが、
後になって、自分の不思議な独特な感覚に気付く私でした

あの感覚が、もっと敏感に詳細にあれば、昔の方は知識でがなくとも
「何が、何に、どう良いか」 など、わかっていただろうなぁ~』と、
つくづく経験して実感しました
漢方薬や東洋医学などが発展して伝授されたのも、理解でき納得した私でした
未だに、 「漢方薬」などは、「なぞ」が多い医療なのです
また、現代でも、インディアンや南米の「シャーマン」と言われる存在達は、
自然(植物はもちろん、すべて・・・)と会話できる能力があり、
医術なども備わっている ようですよ~
その能力がある方は、かなり減っているようですが・・・
あなたは、信じられますか

で、最後に・・・
薬草取りをしている頃、私が父に
「私、植物さんと、しゃべれるようになりたいなぁ~と、言った時、
父は、「それだけは、勘弁してくれと・・・ 
私の不思議な話を、通常だまって聞く父でしたが・・・
その時は、そう言われてしまった私でした


お・し・ま・い



【 備 考 】
注意  :  このサイトでは、あくまでも、
      民間や伝統療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
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      また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
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       採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
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◆2 『スギナ』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

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強い生命力の『 スギナ 』 さんのご紹介 ②  
                                【 漢方・伝承茶 or 健康茶・薬草 】

つくしさんは、皆さんご存知ですよね~
春に顔を出す、植物さんですね
ちょっと季節外れじゃない   はい シーズンOFFですね~

小さな春
小さな春 posted by (C)ここわんこ

春に、ハカマを取って、食べる土筆さん 
「卵とじ」が好きかなぁ~
皆さんは、何がお好きですか

つくし
つくし posted by (C)のぶ

の中でも、水の中でも、負けずに、ドンドン顔を出す
生命力が強い土筆さん
「土の筆」と書くように、独特な見た目の土筆さん
春を、知らせてくれる土筆さん

遅くてもいいよ・・・・
遅くてもいいよ・・・・ posted by (C)あお☆りょうま

そのシーズンが終わると・・・
ドンドンその親たちが、あちこちに伸び始める 
これが、更に生命力が強くて・・・
通常の除草剤でも生き抜く、忍耐力
名前は・・・  「スギナさん」
ちょっと杉の木に似ている?から・・・

スギナ【杉菜】
スギナ【杉菜】 posted by (C)カノープス

ご存知でしたか?  土筆の親
今が、シーズンなんですよね
豊かな肥えた土地に栽培しても、スギナばかり出て、土筆は出ないそうです
土筆さんは、荒れた酸性土壌の濃い土地でこそ、
条件が悪いので、必死に胞子茎をだすそうです
そうして、増やそうとする・・・ すごい、繁栄力ですね~
つくしと親のスギナの根は、繋がっているんですよ~。 
通常見えない部分

つくしん坊1
つくしん坊1 posted by (C)qumyah

場所や環境に負けずに、成長する土筆さんですね~
我々に、どんな場所でも、どんな条件でも、生き抜く姿を
見せてくれているようです・・・



【スギナ】
中国植物名 : 門荊 (モンケイ)
  科名    :  トクサ科
 薬用部分  : 全草(5月~7月頃までに取り、乾燥)
  生育    : 日当たりの良い場所を好み、荒地に生える。 多年草。
  成分    :  高いミネラル分を含み、特徴は、珪酸が3~16%含まれています。


【 民間療法 】
    血止め・腎臓・膀胱の病気・肺疾患 などなど   
    特に、利尿作用が、高いようです。
    地域により異なり、幅広い使用があると 注目されています

    ただ、熱をとる性質があるので、 冷え性の方や妊娠中の方などは注意控え目に

【 外用的使用 】
    入浴剤にもなりますよ~
    昔は、シップにも使用されていたようです。   内臓の痛み、傷、捻挫、炎症などに・・・

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【 スギナ茶 】
上記の左写真が、スギナ茶葉です。
写真右が、入れたスギナ茶です。 薄い黄色の色をしています。
急須でも、充分出ますよ。
あっさりして、飲み易いです
やかんで沸かす場合は、沸かしすぎないがコツかなぁ~
1日5~6杯までが目安。 飲みすぎに、注意して下さい 

私が、薬草取りをしていた頃は、乾燥させ、切って、缶に保管してました。
誰にでも、作りやすい天然の「薬草のスギナ茶」ですよ~
病院に勤めていた頃、水筒に入れて持って行ってました。
むくみの強い私には、ピッタリ  ただ、冷え性の私は、
夏はホットで飲み、冬は控えてました
 
友人に説明して、勧めて飲んだ後の感想・・・   
     『 タダの「迷惑雑草」だと思っていたのに・・・
                         なかなか美味しい  スギナを見直したよ~ 』

って、 ビックリしてました

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【 スギナ ローション 】
また、スギナの化粧水も、自分で作って使用していました。
 作り方  A:スギナ茶 70cc アルコール30cc グリセリン30cc
       B:スギナのアルコール漬50cc グリセリン適宜
ニキビや吹き出物などによいと言われています。    なかなか良かったですよ~
今私は、お店の「ねんどのローション」を愛用していま~す

≪応用編≫
スギナに、解毒性のあるドクダミなどを加えて、 虫刺されなどに、使用したりもしていた私です。
虫などに刺されてすぐ塗ると、効果的でした

右写真は、天然の薬草をアルコール漬けした、「スギナ酒」と「ドクダミ酒」です。
ホワイトリカー(アルコール35%以上)に、スギナをヒタヒタに漬け込みます。
薬草とアルコールの量は、薬草により異なります。 この2種は、あまり色が変らないですね~。
手作りや天然好きな方は、こうして、作っておくと便利ですよ~
もちろん、1日に、お猪口1~2杯を目安に、水やお湯などで割って 飲むことも出来ます

5月4日(2)
5月4日(2) posted by (C)耕宙高 降水

【 意外な 「プチエコ」 活用法 】
スギナには、「珪酸」が3~16%含まれています。
この成分が独特で、様々な疾患に用いられると考えられています
実は、面白い事に、この珪酸が、急須やコップの茶渋を取ってくれるんですよ~
ビックリですよ~  自然の漂白剤ですね
人にも、環境にも優しく、エコですね~  



スギナを詳細にみれるYou Tube です。 ご興味のあるお方は、どうぞ




どうですか
強い生命力で生え、様々な個性がある 身近なスギナさん
色々と向き合うと、見えない部分が見えて、雑草的な植物も異なった見方になります
雑草と決めたのは、人間なんですよね・・・
私は、この植物達などの「個性を理解する」気持ちを心がけ、大切にしています
人間の都合だけの視点でなく、植物の視点で見る事で世界が変りますね
日常的の様々な事や、また様々な人に対しても・・・ 広い視点で、捉える事  
私は、その大切さを感じていますが・・・   皆さん、如何ですかぁ


少し田舎では、夏ごろまで、あちこちに生えて姿を見せてくれます
あなたも、『 自然の恵みの贈りもの 「スギナ」さん  』を、感じてみませんか
  

最後に、土筆の生長の動きがよくわかる You Tube です。 
ご興味のあるお方は、どうぞ




長いお付き合い、ありがとうございます
これで、お・し・ま・い


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環境保護 : 自然の植物を採取する場合は、必要な分だけ採取して分けて頂き、
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◆3 『フウセンカズラ』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   5 comments   0 trackback  

キュートな 『 フウセンカズラ 』さん から学ぶ事           
                                            【 漢方・伝承茶 or 健康茶・薬草 】


先日、「愛の手」をご利用して下さっているお客様から、
「フウセンカズラ」の種を頂きました
そのご紹介をさせて頂きます


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上の写真が、その頂いた『フウセンカズラの種』 なんですよ~
ハートの形をして、可愛いですよね~
これだけでも癒される植物さんです。
実は、植物は見たことがあった私ですが、種は初めて見て、触らせて頂きました。
可愛くて、癒されました

で、調べてみました

【 フウセンカズラ 】
 科名 :  無患子(むくろじ)科。
 学名  : フウセンカズラ属 
                ギリシャ語の「cardia(心臓) + sperma(種子)」が語源。

白の天使
白の天使 posted by (C)ゆずか


夏に、こんな可愛い、白いお花さんがさくんですね~
これまた癒されますね・・・


で、職業柄?か(笑)、薬効があったりして・・・  と気になって更に調べてみました
すると・・・

以下、参考に


   研究はインド、カマタカのペス薬科大学のクマールらが発表した論文 (一部)

   フウセンカズラの根は、伝統的に
   「てんかん」と「不安神経症」の治療に使われてきた。

   そこで今回の研究は、抗不安作用を有するかどうかをマウスで検討し、
   推定される植物成分の特徴を明らかにした。
   フウセンカズラの根には、効果的不安緩解物質が存在する事を示している
   観察されたこの抗不安効果の植物成分は、有名な合成物として知られており、
   フウセンカズラの青酸グリコシドであることが確認された。


とありました
おそらく日本では、殆ど知られていない、薬草だと思います。 
やはり、自然界は、薬の宝庫です


まだまだ旬です盛りです
まだまだ旬です盛りです posted by (C)花信風


これは、実です
ネーミングにピッタリ
夏に、「ほうずき」のような、可愛い風船のよう実を付けるのですね~
これまた癒されます。

これが、褐色になり、その中に、ハートの種さんが数個入っているんですよ~
とても、キュートな「フウセンカズラ」さん

この種のハートは、心臓のよう・・・  ハートは、心・・・
で、不安神経症に効果があるのも、おもしろい
自然界の薬草などは、分かり易いように、姿・形・特徴で、
人間にメッセージを送っているのを度々感じます
動植物など、自然界に触れれば触れるほど、自然の摂理を感じます



P1010095_convert_20110602232957.jpg  私の手の中の種


人間は、動植物などの有効成分のみを抽出して、合成し開発しながら、
医薬品として使用してきた経緯もあります
動植物たちの、また自然界の「必要な部分のみの利用・・・」 
でも、本来、その自然界で共存する動植物の様々な事を、
『 理解 』 して、その成分を身体に取り入れると、
感謝も一味異なるのでは ないでしょうか・・・  理解する温かい気持ち
   自然との繋がりを感じる感謝・・・  
       地球で共に生きる仲間だから・・・  
                大切な分かち合い・・・

これは、現代社会の様々な部分に、当てはまる事が多いように感じます
現代社会、便利になった分、「必要な部分のみの利用」となってしまい、
様々な背景や繋がりなどについて、知る事や触れ合いなどが薄れ、
大切なものが、置き去りになっているようにも感じます。 
ここに、 『 真実の癒し 』 『 調和と平和の癒し 』 に繋がる「鍵」があるかも・・・


空と山と大地と
空と山と大地と posted by (C)ゆずか


広い視点で・・・ 『 理解する』 = 『 愛する 』 であると捉えている私です
亡き恩師が教えてくださった、心に響く言葉で、私の「宝もの」でもあり、
私の、スピリチュアルな生き方の基本でもあります

相手(生命すべて)の視点になって、『感じて理解する心』を、はぐくみたい・・・
私の魂の求めてくる、生き方です。  これまた、簡単ではないけれど・・・

あなたは、どうも想いますか
あなたは、様々な事や、様々な人を、どのくらい「理解する心」があると想いますか
あなたを理解してくれる方は、あなたに癒しをもたらしてくれる存在だと想いませんか

あなたに、とって 『 愛 』 とはなんでしょうか・・・
何かしら、自分と向き合う、キッカケとなれば幸いです




この記事のキッカケをくださった、お客様とフウセンカズラさんに感謝


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ネーム入りフォト :「フォト蔵」の方から、許可を得て共有させて頂いています。
 (貴重なフォト、ありがとうございます
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◆4 『オオバコ』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   5 comments   0 trackback  

実は有名な 『 オオバコ 』さん のご紹介     
                     【 漢方・伝承茶 or 健康茶・薬草 】


本日は、「オオバコ」さんが主人公です
意外な有名人?なんですよ~

馬さんなどは牧場で放牧され、草を食べるのはご存知ですよね~
馬さんは、一体どんな草を食べているのでしょうね~
ニンジンが好物なのは、有名ですね
数ヶ月前に、馬を飼ってるに方に聞いて驚いた事が・・・
なんと、「スイカの皮」 も食べるらしいです
確かに、人間も皮はむくものの、お漬物で食べますね~
私も好きで、夏の一品となっています
では、本題に

西崎@与那国島
西崎@与那国島 posted by (C)シンタロ

【中国の伝承】
中国の漢の時代(紀元前206~220年)に、
戦に破れた将軍と兵士が食糧も水もない遠隔地に退却したそうです
季節はいつ頃かわかりませんが、さすがに疲労もあり、負傷もしていたでしょう・・・
状況により、沢山の馬と兵士が亡くなってしまったそうです

生き残った兵士もだんだんと弱まって、病気にかかり、殆どが血尿を出していたそうです
その時、ある兵士が、ある事に気づいたのです
なんで、自分の3頭の馬は元気なんだ  
そこで彼は、馬達が食べているものをよく観察したのでした
この事に気づくことが凄いですね~
すると、小さなオオバコを大量に食べている事に気付いたのです

ひたすら草を食べる馬(波照間島)
ひたすら草を食べる馬(波照間島) posted by (C)シンタロ

オオバコは、人里や高地など、比較的どこでも生えている野草です
一般的に、雑草扱いされる事が多い植物さんでもあります。
葉が広くて大きいので、オオバコと言われているらしいです
下の写真がそのオオバコです!
オオバコには、沢山の種類があるようですが・・・
皆さんも、ご存知ではないでしょうか
私のよく子供の頃は、オオバコの相撲取りをしていました
相撲草とも言われていますね。
年齢が、ばれますかね(笑)

広場に豊かなオオバコ群生。
広場に豊かなオオバコ群生。 posted by (C)風々堂くも


話は、戻って
生死がかかっていたのもあったのでしょう  
馬たちが食べれるのだからって思ったかは?ですが・・・
彼は、自分用に少し茹でて食べてみたのです
味は・・・ どうだったでしょうね~
食糧がないから、食べれるだけれも有り難かったかもしれませんね~。

すると2,3日後に血尿が止まったのですよ
そこで彼は、他の兵士と馬達にも、そのオオバコの青汁を飲ませる事にしたのです
すると兵士達も馬達も、回復したそうなのです

その事態に、
「その草を、何処で見つけたのか」と、将軍が兵士に尋ねると
「あ・・・ 荷車の前にあったんですよ・・・」と、いまいちハッキリしない口調の答え。
そのことから、そのオオバコは「車前草(シャゼンソウ)」と呼ばれるようになったそうです

これが中国での、「オオバコ」の伝承話です
「車前草」とは、オオバコの中国植物名なのですよ~


お馬の親子
お馬の親子 posted by (C)kttk


兵士達や馬達が助かったのは、そのどこでも生息する「オオバコ」のお陰であったようですが、
彼らが、何の病気になっていたかは、わからない・・・。 では、オオバコの薬効は・・・

野生の動物達の多くは、自分で薬草を調合できるようですが・・・
お馬さんは、立ったまま寝る動物・・・ 食べ物によっては腸にガスが溜まり易いようです
もしかして、オオバコは、お馬さんにの胃腸に活躍する薬草で
自分に必要と認識して、好んで食べているのかもしれません。
お馬さんの食べている他の草にも、何らかの目的があるのかもしれません。


【オオバコ】
中国植物名 : 車前 〔 種: 車前子(しゃぜんし) 葉: 車前草(しゃぜんそう) 〕
  科名  : オオバコ科 多年草
  花期  : 4月~9月 頃
  薬効  : 消炎・利尿・排尿困難・血尿・むくみ・便秘・下痢解消・ 胃腸病・
        鎮咳・去痰剤・眼病 など
  備考  : 葉も種も 患部の熱を冷ます薬草 (冷え性の人や妊娠中の方は注意)
 
ここで、薬効から、血尿は、尿道炎、膀胱炎、もしくは胃腸病にかかっていたのかも
または、何らかの熱性の病気や炎症をおこしていたのかもしれませんね~。
胃腸にもよい薬草・・・ お馬さんはやはりその目的で食べているのでしょうか


風にゆれゆれ、オオバコの花
風にゆれゆれ、オオバコの花 posted by (C)風々堂くも


≪外用使用≫
腫れ物、できもの    : 葉を塩でもんで患部に貼る
   化膿症      : 生葉をアルミで包んで火で蒸しあぶってドロドロにして使用。
虫刺され・火傷・傷  : チンキの湿布や軟膏として使用          
                                                などなど
意外に、炎症作用がある薬草は、上記の使用法を昔から用いられていたようです
現代の医療では、化膿というと、抗生物質の使用となります
それに、人間は随分助けられているのも事実です。
しかし、抗生物質は、新薬が開発されても、新たにまた耐性菌が現れて
更なる新薬が必要になっていましっている現状があります
新薬が開発されるまで、かなりの年月が必要になります。
耐性菌に追いつかない、現状になりつつあるように感じています。
ここにも、大切なメッセージが隠れているように感じます



≪漢方薬≫
現在は主に、オオバコの種が用いられています。 生薬「車前子」です
近年でも、よく用いられている「牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)」の漢方薬に 
配合されています
意外に身近な野草、雑草的扱いにされ易い植物も、漢方薬に配合されているんですよ

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上の写真 (ボケていてすみません)
左: 小さなオオバコの種を乾燥した(車草子)当店の生薬です。
   一粒の大きさは 1mm程です。

右: オオバコの葉と茎の乾燥した 当店の伝承茶です。 茶色の色が出ます。
   抽出にもよりますが、少し癖があるお茶です


≪世界でも活躍≫
実は、オオバコは世界中で優れた癒しの草として
大昔から利用されてきた、薬草でもあるんです よ~  
種や葉だけでなく、茎、根、にも薬効があり、全草が使用できるのです


ヨーロッパでは、オオバコの同属植物の種子を 薬用および粘液原料にしているそうです。

アメリカンインデイアンは、オオバコの根などを生のまま噛むらしいです。
私が読んだ本には、これを、「自然のチューイングガム」と表現していました
ビタミンや薬効成分を吸収して、健康維持に役に立てているんだそうです。


久々にみた──オオバコの花
久々にみた──オオバコの花 posted by (C)風々堂くも


【日本の伝承】
中国の車前草の言われは、上記の通りですが、 実は、日本では異なっているのですね・・・

*種子は濡れると粘液を分泌し、くつなどで付いて運ばれる
それ故、荷車の所に必ず生えていると言う意味で「車前草」とよばれる。

*車のわだちに沿って並び生えるので「車前草」と名づけられた。

本来は、「車前草」は中国植物名なので、
日本の伝承は、後から訳された変化した内容かもしれません・・・。
そこは、なぞですが・・・

で、オオバコさんの特徴は、「踏まれて生える野草」でもあるようです。
そう聞くと、凄~いですね~
でもそれは、オオバコさん自身が個性を用いて、繁殖する知恵でもあるかもしれません
植物さんなど自然界は 本当に上手くできていますね~
人間は、どう上手くできているのでしょうね・・・ それを人間は、上手く活用できているでしょうか・・・
考えさせられる部分だと感じます

そして、上記の事より、広場や道沿いなど、人が踏みつけ所のよく生えるので
オオバコさんの性質により、山で道に迷ったときは、オオバコの生えている道に行くと
人家に行き着くって言われているそうです。  
なるほど  これぞ、自然からの頂いた、知恵ですね~
動物達にも、こんな知恵が沢山あるように感じます



4U
4U posted by (C)ゆずか


昔の方は、このような自然の知恵を頂き、共存していたように想います。
また、自然や身近なものにより、病気の対処法や予防も認知していました。
お金や物は、無くなると困りますが、知恵は無くなるものではなく、いつでも活かされるもの。
見えないものの大切さを、ここでも感じます。
 便利になるにつれて、
   『 大切な見えない贈りもの、知恵や伝承・・・ 』なども失っているように感じます。
身近に、こんなに「自然の贈りもの」があるのに、意外にも知られていない事実。
自然の知恵や優しさなどの摂理を、心で知れば知るほど、見方(視点)なども変ると感じる私です。
なぜなら、私もその一人だから・・・



皆さん、オオバコさんから、どんなメッセージを感じましたか
自然をより身近に感じて、頂ければ有り難く、
また、何かしら、自分と向き合うキッカケになれば幸いです




≪備考≫
オオバコの地方名 : ガエルッパ、ゲーロッパ、オンバコ など

参考書籍 : 動物たちの自然健康法  その他、薬草関連の本  など

フォト  : フォト蔵の会員の方のご協力 (ありがとうございます
       無断でのご使用はできませんので、ご了承ください。

注意  :  このサイトでは、あくまでも、
      民間や伝統療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
      地方により使用法や用量も様々であり、医療とは異なります。
      また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
      ご使用の場合は、医師又は薬剤師の専門の方にご相談ください。 



【 マナーのお願い 】
環境保護 : 自然の植物を採取する場合は、必要な分だけ採取して分けて頂き、
           植物達の繁殖や生育、自然界の環境を荒らさないように心がけましょう。
           採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
           この想いが、植物の力をより頂けるように感じてます



 


◆5 『ツユクサ』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   6 comments   0 trackback  

水が似合う、青い花の 『ツユクサ』さんのご紹介 
                                    【薬草・民間療法】
       
露に入り雨さんが多くなってきました。 早くも沖縄は梅雨が明けたらしいですが・・・
水田には、この雨がとても必要・・・ 日本人の大切な主食ですものね
子供のころ、お米の苗作りの為に、水遣りをしていました
みるみる芽がでて、水田の苗になるんですよ~
今では、貴重な経験でした  田舎なので・・・

水辺を好むカエルさん達の鳴き声の合唱も、この時は盛んですね~  


                見つめてね^^  
                  見つめてね^^ posted by (C)あお☆りょうま(少し復活中)


また、この時期の降水量の貯蓄が、私たちの生活水にとても 大切になりますね
梅雨の植物で有名人は、紫陽花さんですね
では、「ツユクサ」さんはどうでしょうか 
今日の主人公は、「ツユクサ」さんで、綴りたいと思います  


               紫陽花の咲く季節 
                 紫陽花の咲く季節 posted by (C)あお☆りょうま(少し復活中)


ツユクサさんは、皆さんも、ご存知ではないでしょうか
ちょうど梅雨の終わり頃、花が咲き始め、九月までが開花期となります
人里の道端や庭の隅に生育している植物さんです
東アジアに広く分布するそうですよ

【ツユクサ】
中国植物名 : 鴨跖草 (おうせきそう)
  科 名  : ツユクサ科  (一年草)
開花時期  : 6,7月~9月頃
薬用部位  : 全草  開花期に全草を刈り取って乾燥する。

梅雨(雨)や露が似合う植物さんですね~。 そう想うのは私だけ
実は、ツユクサさんの「ツユ」は、「露」の意味です。
ちょっと、勘違いしやすいですよね~  それも、私だけ (笑)


ツユクサ 雨上がり
ツユクサ 雨上がり posted by (C)花信風


【ツユクサさんの個性】
夏の早朝、朝露にぬれながら、きれいな青い花を咲かせ
夕方にはしぼんでしまい、その日限りのはかなさを偲んで
ツユクサ(露草)という名前がついたそうです。


お花を見たいならば、午前中でないと午後には萎みはじめるんですよ~  ご存知でしたか
とても可愛いお花さんですよね~。 青の花びら2枚と白い花びらが一枚
稀に、白い花のツユクサさんもあるんですよ。

短命であるからでしょうか、ツユクサさんは「自家受粉」する植物さんなんです
自家受粉は、花がしぼむとき雄しべと雌しべがくるくると巻かれて
萼の中にしまわれていく過程で行われるそうです
しぼんだお花をみたら、確かにくるまっているんですよ~

これから、短命のツユクサさんのお花の見方がかわりませんか
これから夏にかけて、開花がみれると想いますので、
見かけましたら、覗いてみてあげて下さいませ
ツユクサさんも、喜ぶと想います。 人間と同じと想うので・・・

それしても、本当に理にかなっている繁栄方法です
蜂さんがいなくても、生育できる植物さんでもありますね
この数年、蜂さんが減少しているようなので・・・
自然界は、上手く役割分担されているようです


青い天使
青い天使 posted by (C)ゆずか


【経験での学び】
薬草取りをしていた時、父に
「ツユクサさんも、薬草なんで 取りに行きたいのだけど・・・」
「あつ、ばあちゃん(父の母)が、子供の頃、虫に刺された時
   薬草だからと言って、使用していたぞ 確かツユクサだった・・・」
私は、やはり、昔の人はすごいなぁって、実感しました
祖母が生きている時に、教えてもらえばよかったと想った私でした
父の話から、なぜか色々知っていた祖母のようでした
苦労が多かった分、知恵を知っていたのかもしれません

また、薬草取りをしていて大変だったのが・・・
このツユクサさんの乾燥です。 なかなか乾燥できないのです
それだけ、水分が多いか、水分を蓄える事が出来る植物さんである事がわかります
梅雨の雨を待って、水分を充分蓄えて、咲いているようにも感じる私です。

実は、ツユクサさんは、茎は多肉質で、茎の節からよく根を出します。
引き抜いて日にさらしても、水分保有力が高いためか、なかなか枯れず、
雑草扱いされる野草です
夏の暑さにも強い、ツユクサさんでもあります
これも摂理であり、生態ですね・・・。

では、祖母が言っていた効能はどうなのでしょうか・・・
ツユクサさんの、民間療法の使用例をあげたいと思います


輝いて
輝いて posted by (C)ここわんこ


【薬効】
≪内服≫
利尿、解熱、咽喉痛、喘息、腸炎、下痢、などなどに用いられてきたようです。
現在、糖尿病の予防に注目も浴びているとも言われています。

≪外用≫
あせも、湿疹、かぶれ、痒みなどに 浴料としてお風呂に入れ使用されたようです。
喉の痛みには、少し濃く煎じて、うがいとして使用していたようです。

民間療法は、地方により使用法が異なったりします。
その地域にあった、使用法があったと感じます
祖母は、 夏に多い虫刺されだからこそ、夏の身近なツユクサさんを
その「痒み」の処置に使っていたのかもしれませんね~


【その他の利用】
夏の朝を彩るスカイブルーの花は、平安時代に「月草(つきくさ)」と呼ばれ
友禅染の下絵描きや、青色の染料に使われてきたそうですよ~
日本伝統の、一部も担っていたのですね~



露玉
露玉 posted by (C)ゆずか


【まとめ】
一般的に、雑草さん扱いされる植物さんの長所は、強い生命力ですね
どんな状況の気象状況や天災などでも、かならず個性を活かして
それぞれに対応できる、存在可能な植物さんがいる事が伺えます。

人間は、どうでしょうか?
思いもよらない天災や気象事情には、お手上げなように感じます
自然の声に耳を傾ければ、大切なメッセージがあるように感じます

近年、気になっているのですが・・・、ツユクサさんを身近で見る事が
随分減っていると言うことです
こんなに強いのに・・・ この植物さん弱点は「一年草」
田舎でも道路などの整備で、生育場所が減っていると感じます。
種が上手く運ばれないと、子孫繁栄は終わってしまいます。

ここにも大切なメッセージがあるように感じます
強い生命力の雑草さんは、地球の「自然の復興基礎」に
欠かせない力を秘めているように感じる私です。



あなたは、可愛い「ツユクサ」さんから、どんなメッセージを感じましたか
自然をより身近に感じて頂き、
何かしら、自分と向き合うキッカケとなれば幸いです




【 備 考 】
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◆6 『スギの木』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   6 comments   0 trackback  

日本の森林の顔  『 スギ 』 の木さんのご紹介  
                          【民間療法・薬草・資源】 


新緑の中で・・・
新緑の中で・・・ posted by (C)あお☆りょうま(少し復活中)


日本は、海に囲まれた山々が連なる島国で
四季がある日本は、四季折々の風景がまた魅力ですよね~
今回は、その山林の顔でもある、「スギ」の木さんがの主人公です
知らないお方はいないと言えるほどの、有名な「スギ」の木さんのついて、綴りたいと思います
スギさんは、日本特産の樹木でもありますね。
あなたは、スギさんにどんな印象がありますか


緑の道
緑の道 posted by (C)ここわんこ


【名の由来】
日本の山道の杉並木は、不思議な安心感があると思いませんか
神社などにもある杉並木。  自然の香り
どこまでも、姿勢よく直立すている杉さんの並び・・・ 見習いたい私かも(笑)
実は、「スギとは、直(すぐ)に生えるもの故に名する」と史料にあるそうです
幹が、直立することから付けられた名のようです。
また、スクスクと伸びる木という意味もあるようですよ~。
寿命も長い木で、有り難い樹木でもあります
その長所で、天然記念物になっているスギさんも多くありますね
本来の「杉」は「ザン」と呼ぶらしいです。


阿蘇の樹氷
阿蘇の樹氷 posted by (C)プレティオ


スギさんは、常緑高木なので、寒い冬でも、山の緑をみせてくれている樹木でもありますね~
冬季に降水(雪)量の多い地帯で、生育がよいとされています
スギさんの雪景色も素敵ですよね~


スギ雄花1
スギ雄花1 posted by (C)qumyah


【花粉】
スギさんは、雌雄同株です
上の写真は、枝の先に集まってつく「雄花」なんですよ~。
ご存知のように、春前頃から、風媒花で、大量の花粉を放出します。
それにより、受粉するんですね~
この花粉が、アレルギーの原因であると言う事は有名で、悩まされている方が多いと思います

現在では、スギ花粉から始まり、様々な花粉症が発生しているので、なお更です
でも、この花粉症の要因は、本当に「花粉だ」と言ってしまってよいのでしょうか

ストレスで、その抵抗力を失っている人間に問題があるのではないでしょうか
ストレス社会になってしまっている現象・・・ 人間が作り上げた「社会と環境現状」。
実質、寝不足や疲労やストレスの酷い人は、花粉症は悪化しやすいことは わかってきています。

また、環境汚染からの、自然の摂理の歪みが関係しているようにも感じます
で、こんな話を聞いた事があります
田舎でタクシー業をしていた方が、都会に引っ越したそうです。
田舎に住んでいる頃は、まったく健康体だったそうですが、
都会に住むようになって、突然花粉症になったそうです
田舎の方が、花粉は沢山存在しているはずなのに
本人も、納得できないようでした

ここにも、大切な、メッセージがあるように思います

「ストレス社会」や「環境問題」など、この問題に向き合う事が大切なように感じています
根源と向き合う事・・・ まずは「自分と向き合う事」からがスタートのようにも感じます



スギぼっくり・・?
スギぼっくり・・? posted by (C)qumyah


で、話は戻り
上の写真は、なんと・・・ スギの木さんの実(球果)なのです
春、「雌花」の緑色の球状が枝先に付き、秋にこれが木質化して堅くなり 実となるのです
写真は、前年度の実が残ったままになっているようですね~


では、やっと恒例の薬効についてですが・・・
実は・・・  薬効があるんですよ~
薬草取りを始める前に、本でみてビックリしたひとつでした
木材が、様々な資源である事は知っていながら、感謝が薄く
当たり前になっている部分があった私と感じました
そして私は、花粉症でよい印象を持っていない部分もあった事にも気付かさせられました
スギさん、ごめんなさい。 これは、 私だけかしら
勝手に、人間の都合扱いされている、スギさんになっているように感じます



★森の声キャンペーンで作られたCMの You Tubeです。 ご覧いただければ幸いです。

                              
                     
         タスマニアの映像で、実は伐採された木材の多くは、日本で使用されてきました。
     昨年の秋に、ようやく30年来の運動­の勝利を得たようです。色々と考えさせられます。



【薬効】
科名 : スギ科
使用部位 : 葉(若葉) 枝  樹脂

≪外用≫
*切り傷、火傷 : 樹皮を焼いて粉末にしそのまま使用するか、または卵白で練ってつける。
*腫れ物     : 若葉(六月ごろ)を味噌とともにすりつぶして塗る。又は煎じ液を付ける。
*蜂や虫刺され : 葉の汁を直接つけるか、煎じ液をつける。
*水虫  : 枝葉を燃やした煙の中で患部を燻す。
*肩凝り、五十肩、 ひび、あかぎれ : 樹脂を和紙に薄く延ばして貼る

≪浴湯料≫
*枝や葉を刻んで、浴湯料にすると
   血行がよくなり、冷え性、筋肉痛、五十肩、打撲、腰痛、リウマチ などに良い。

≪その他≫
心材のアルコールエキスは「木香」と呼ばれ、日本種の芳香料になる。   

と言う感じです。  意外に用途が多いでしょ
漢方処方には使用されていないようですが、葉や材には精油成分が含まれており、
民間薬として色々な薬効が認められています
それだけ、「外用の使用」 として、主に用いられてきたようです

P1010110_convert_20110619235100.jpg 

これは、私が薬草取りをしていたときに、杉の若葉を摘んで アルコールに漬け込んだものです。
漬け込むと、こんな色になります。  



ホタル
ホタル posted by (C)プレティオ


スギの木さんは、常緑で人間に緑豊かな自然の森林を提供しています
二酸化炭素の削減にも貢献しています。 日本人に欠かせない、木材も提供しています
また木材は、紙やティシュやトイレットペーパーや割り箸などの資源でもあります
 
それにしても、花粉症って、何故、こんなに近年増えているのでしょうか・・・
花粉がないと、自然は繁栄しない大切なものなのに・・・


あなたは、どう思いますか
仕方ない・・・ それでよいのでしょうか
自然にとっても、人間にとっても大切な問題のように感じる私です。

私は、花粉症はないのですが・・・
花粉症など、アレルギーがあるお方やお子さんのいるお方は、 特に真剣な問題だと感じます
また、地球の未来への問題でもあります。 それは、現代の問題ですよね
 


蛍
posted by (C)プレティオ


皆さんどう思いますか
より自然を身近に感じて、
何かしら、自然や自分と向き合うキカッケとなれば幸いです

自然豊かな綺麗な川に生息するホタルさんが、癒しの光を魅せてくれる季節ですね
自然は、地球の宝もの・・・    宇宙の宝もの・・・





【環境問題】
最後に、環境を考えるテーマのYou Tubeです。  ご興味のある方は、是非どうぞ

「人と木」 第2章 世界の森林と日本の木材利用  (You  Tube)






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◆7  『野アザミ』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   17 comments  

巧みな受粉をする 『 (野)アザミ 』 さんのご紹介      
                                      【 薬草・医食同源 】


今回の主人公さんは、「(野)アザミ」さんです
道端や野原や土手に咲く、なじみ深い植物さんですね。 
お花の名前を知らない方や、ご興味がない方でも観たことある植物さんと思います
その(野)アザミさんについて綴りたいと思います


                   野アザミ  
                   野アザミ posted by (C)プレティオ


【野アザミ】
中国植物名 : 大薊 (たいけい)  
漢名 : 野薊
科名 : キク科 アザミ属 (多年草又は二年草)
頭状花序 : 多数の花が集まって、一つの花の形を作る。
生育場所 : 湿地を好む。非常に頑健。熱さにも寒さにも強い。
        
一言でアザミさんと言っても日本では約80~100種 世界では約300種もあるようです
なかなか似た種類が多く、見分けるのには難しいようです
お花の色は、紅紫色系が、稀に紅や白があうよそうです

アザミさんの多くが夏~秋にかけて咲きます。
ただ、「ノアザミ」さんだけは、春から初夏に咲くようです。 見分け易いですね。
この梅雨時期に枯れかけているアザミさんは、ノアザミさんになりますね


それと、お花の首が下を向いて咲くアザミさんもあります。
水が不足しているのでなく、そう言う種類のアザミさんもあるんですね


野アザミ
野アザミ posted by (C)プレティオ


【巧みな受粉法】
この鮮やかな色の花が咲く野アザミさんは、どんな受粉をするか調べてみました
これが、凄くて、面白いのですよ~

非常に軽い体重ながら、昆虫がお花に接触すると、アザミさんは鋭いセンサーでそれを察知して
筒状の中にある花粉を押し上げるようにして、「雌しべ」が長く伸びます
押し上げられた花粉が、昆虫に付き運ばれる仕組みで行われます
風雨などの天候による影響を軽減でき、受粉される確立をあげれますよね~ 
皆さんご存知でしたか



下の 「You Tube」は、そのアザミさんの花粉が、接触により押し出されるのが分かります
(お急ぎの方は、20秒程でも観て頂ければ幸いです。貴重な映像です。)


                                   miyakowasure001 さん撮影

お花の先の白いのが、花粉ですね。
自然界の、「スイッチ」のようなすばらしい感覚センサー
キク科の植物でみられる花粉放出ですが、アザミさんがもっとも観察し易いようです
通常の虫媒花と異なる、「的確に巧妙な仕掛けの受粉法を身に付けた」 キク科のアザミさんに
驚かされますね


【ネーミングの語源】
由来は色々あるようですが・・・、 
葉に棘があり、うっかり触れると痛い目に遭い
赤い花に 「 欺(あざむ)かれる 」ので、「アザミ」と呼ばれるのでは・・・とい説があるようです。

では次は、この棘について、少し綴りたいと思います


アザミ
アザミ posted by (C)花信風


【アメリカオニ アザミ】
上の写真は、棘がかなり沢山 ある 「アメリカオニアザミ」さんです
北米からの品種になるそうです。

このアザミさんの棘は、動物などから実を守るともされていますが、
アザミの種類によっては、アザミを食べる動物はいるようです。
しかし、このアメリカオニアザミさんは、すばらしいくらいの棘ですね~
人間は、うっかり触れないですね

実は、アザミの 「棘」 を利用している動物さんがいるんですね~
ヨーロッパアナグマは、アザミをいかにも気持ちよさそうに
この棘だらけの植物を、体中に激しくこすり付ける姿が、観察されているそうです
この植物の成分を使用しているのか、棘を活用しているのか、わかってないそうですが、
「 ひっかくため 」 に使われているのでは と考えられているそうです
それにしても、痛くないのでしょうか 皮膚の強さ 毛の強さ 
様々な、共生だなぁと感じます


自然界は、我々に、身近なもので補える事や、生きる知恵を教えてくれている事が
ここでも伺えます



準備万端
準備万端 posted by (C)花信風


キク科のアザミさんは、種にはタンポポさんのように綿毛がついていて、
風に乗って遠くまで飛ぶことができます

おまたせしました~、恒例の効能です
もちろん、紹介しているだけあって、あるんですね~

【民間療法】
使用部 : 「野あざみ」の 根 ・ 全草  
採取時 : 開花時期に採取して、天日乾燥する
特徴 : 患部の熱をとる。
     
≪効能≫
解熱・解毒・利尿・健胃・強壮・神経痛・止血・月経不順・子宮筋腫   などなど
漢方薬(十灰散:じゅかいさん)に配合され、熱証の出血などに使用されたようです。

≪外用≫
皮膚化膿・腫れ物・痔疾・乳腺炎・乳房炎   などなど
    (葉の生汁や水煎液を塗布したり、洗う)

で、上記に記載したヨーロッパアナグマは、外用的な薬効も求めて、こすり付けていたのか・・・
それはなぞですね
私たちが考えているより、もっと優れている行動をしているのかもしれませんし・・・


つんつん
つんつん posted by (C)ゆずか


【食する】

実は、野アザミさんは、昔から食べられてきた山菜でもあるんですね
暑い夏には、ほてった身体の熱を、取ってくれる山菜になりますね~
夏が旬のお野菜などは、熱をとってくれるものが多いですよ
例えば、 トマト、ゴーヤ、 キューリ、ナス    など
自然の摂理は、上手く出来ています。
なので、旬のものは身体に良いと言われている部分でもありますね

    P1010111_convert_20110622185706.jpg    P1010112_convert_20110622185730.jpg
    (お店横の土手のアザミ)   (アザミのゴマ油炒め)

≪ 調理法 ≫
灰汁が強いので、よく茹でて灰汁をとりして
新芽・葉は、お浸し・和え物・塩漬け・味噌漬け・油炒め・てんぷら・煮物などして
なんでも食べれるようです
根は、一年中食べれて、キンピラなどにできるそうです。

根の味噌漬けは、「山牛蒡」の名で売られているそうですよ
(注意:本当の山牛蒡は、毒性が強いらしいので注意してください

野アザミさんのお花は、ゴボウのお花にも似ているんですよ
実は、ゴボウもキク科であり、種は黒い粒状で「牛蒡子」という、生薬なんですよ~

ちょっと、お店を閉める時に横の川土手で、野アザミさんを少し摘ませてもらいました
茹でた後に、ベーコン・しめじ・コーンでゴマ炒めしていました。
もう少し茹でた方が良かったようですが、意外に美味しく頂けましたよ~。
料理したのが、なんせ私ですので・・・ (苦笑)
料理が上手な方なら、色々楽しめると思います
などによると、とてもお美味しいらしいでらしいですから~

野アザミさんは、薬草でも食でも良いので・・・
まさに、医食同源の山菜でもありますね~
基本的に食べれるものはすべて、使用方法次第で、薬にも毒にもなりますね
ここにも、「バランス」の大切さが、うかがえますね



野アザミ
野アザミ posted by (C)プレティオ


如何でしたか
見慣れた身近な、鮮やかな色のアザミさん
強い生命力で、受粉も巧みワザで、種も遠くに飛んでいける・・・
そして、昔から人間も親しんできたアザミさん
身近で今でも親しまれている野草達は、本当にすごい生命力です

アザミさんから、どんな事を感じましたか

様々な知恵で、子孫を残し共生している自然界
病気や予防をはじめ、様々な形で補い合い共生している自然界


より自然を感じて頂き、
自然や自分と向き合う、キッカケになれば幸いです


(平成27年6月25日に一部修正しています。)



【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 共有させて頂いています。
      (大切なフォトを、ありがとうございます
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           植物達の繁殖や生育、自然界の環境を荒らさないように心がけましょう。
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◆8 『紫陽花』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   6 comments   0 trackback  

沢山の仲間がいる 『紫陽花』さん のご紹介


普門寺の紫陽花(3)
普門寺の紫陽花(3) posted by (C)プレティオ


雨が多く、蒸し暑い日々が続いていますね。皆さん、体調など崩されていませんか~
でも、梅雨らしい今年だと感じます。この時期の降水量は、夏に向けて大切ですね
梅雨のお花と言えば、紫陽花さん。 今回は、紫陽花が主人公です
梅雨明けまじかに、「紫陽花」さんについて綴りたいと思います
フォト蔵さんの、様々な顔の素敵な紫陽花さんのフォトとをまじえて・・・


神宮寺のアジサイ (4)
神宮寺のアジサイ (4) posted by (C)プレティオ  ☆



「額紫陽花(ガクアジサイ)」から、日本で育生された園芸種で
観賞品としてつくられたようです。

紫陽花さんは、品種改良などがされて、現代では3000種以上あると言われますが、
それも、定かでな無いほど、品種が増えているようです
もちろん、海外での品種改良も多いようです。

確かに、私が子供の頃よりかなり珍しい紫陽花さんが多いですね~。
年齢にも、よるかなぁ



康徳寺の紫陽花(2)
康徳寺の紫陽花(2) posted by (C)プレティオ  ☆



子供の頃、子供部屋の机から、紫陽花さんがよく見える場所にありました
今でも、枯れることなく、咲いてくれています
観るたびに、子供の頃の観ていた映像を思い出します

お花さんや植物さんなどは、姿や香りから、シーズン的な部分を含め
記憶を蘇らせる力がありますよね
あなたは、どんな植物さんに、どんな思い出があるでしょうか・・・




光と影
光と影 posted by (C)プレティオ  ☆



【名前の語源】
アジサイは、『集真藍(あづさい)』のナマッタもので、
「あづ」は集まると言う意
「さい」は真の藍の略     だそうです。
つまり、藍色の花が集まって咲くと言うことから、きているようです。

で、紫陽花さん・・・ 薬草
って思われるでしょうね~
そうなんですよ! 効能があるんですね~


神宮寺の紫陽花(7)
神宮寺の紫陽花(7) posted by (C)プレティオ


【紫陽花】
科名 : アジサイ科(属)  ユキノシタ科
生薬名 : 紫陽花(シヨウカ)〔花を乾燥させた部分の呼び名〕
薬用部 : 花 (日干し乾燥させる)
効能 : 解熱

シンプルな薬草さんですね~
紫陽花さんも薬効あるの ってはじめ薬草の本を観て知った時、ビックリした私でした
って言うか、そのようなものが多く、驚きが多かったですが・・・

紫陽花さんの花は、民間療法では、風邪などで解熱して咳などが出るような時に、
用いられてきたようです



神宮寺のアジサイ (1)
神宮寺のアジサイ (1) posted by (C)プレティオ  ☆


【花まつり】
話は少し変わって・・・
4月(又は5月)の 「花まつり」 灌仏会(かんぶつかい) ってご存知ですか
他にも、降誕会(ごうたんえ) や 仏誕会(ぶったんえ) とも言われるようです。

4月8日のお釈迦様の誕生日とされている日に、
全国のお寺で、仏像に「アマチャ」の水煎液を注いだり 飲用したりする習慣があるんです
宗派に関係なく、どの寺院でも行なわれる行事のようです。
参加された事のある方などは、ご存知だと思います
 
アマチャをかけるのは、九つの竜が水を吐き、
生まれたばかりの釈迦の体に注いで、産湯としたという伝説に基づいているようです。
約2500年前に、産まれたとされるお釈迦様に関する言い伝えのひとつです。


神宮寺の紫陽花(1)
神宮寺の紫陽花(1) posted by (C)プレティオ


【アマチャ(甘茶)】
みなさん、「アマチャ」って聞いたことありませんか
アマチャは、『甘茶』 と書きます。 名の通り、甘いお茶です
天然の甘味料として用いられる、アマチャさんでもあります。

実は、このアマチャさんとは・・・
なんと、山紫陽花(ヤマアジサイ)の栽培品種や変種の、「アマチャ」のことなんですよ~
よって、アマチャさんは、紫陽花さんの親戚で仲間になります


このアマチャの葉に含まれる、「フィロズルチン」がその甘味であり、
なんと、ショ糖の200倍~1000倍の甘味があると言われています


紫陽花 -春日池(1)-
紫陽花 -春日池(1)- posted by (C)プレティオ


【アマチャ「茶」】
葉を9月中旬~下旬にかけて地上部を刈り取り、葉を採取して、(日干し)乾燥させます
カラカラに乾いた葉を、水を加えて湿らせ(もしくは一晩、水につける)
再び、乾燥させます。
二度目の乾燥の時に、手でよく揉んで茶葉のように仕上げるのが特徴です

なんですよね~。
揉んで乾かす製法の薬草は少ないと感じています。
これが甘味を引く出す、昔の知恵なんだと感じます
でも、飲みすぎは禁物のようです。 


神宮寺の紫陽花(6)
神宮寺の紫陽花(6) posted by (C)プレティオ


【アマチャの使用例】
*糖尿病患者や肥満症の、砂糖代わりに甘味料としてもちいる。
*生薬としては、抗アレルギー作用、歯周病に良いとされる。
*口腔清涼剤、醤油、菓子、煙草、歯磨きの甘味料に用いる。
*中国では同続植物の葉を、抗マラリア薬に配合し用いる

ちなみに、「アマチャ」さんは、一般的なテマリ形の紫陽花さんでなく、
下記の写真のような姿の紫陽花さんで、葉も少し小さいです。
(下の写真の紫陽花さんが、アマチャかどうかは?です。)

3~4弁(花びら)がある花のように見えるのが、ガクが変形した中性花で、
内側の子花が両性花です。


春日池公園のアジサイ
春日池公園のアジサイ posted by (C)プレティオ


【よく似た、ネーミング】
お店に、ご来店頂いたお客様に、
「アマチャズル」のお茶をブレンドしてお出しする事があります
その時に、「花まつりの・・・」とよく聞かれます
アマチャズルさんは、「ウリ科のつる性の多年草」で、アマチャさんとは異なるんですよ
また、ネーミングから、甘そうなイメージですが・・・ 甘くない伝承茶です。


紫陽花-(2)
紫陽花-(2) posted by (C)プレティオ


【崇拝】 (スピリチュルな視点より)
お釈迦様が登場しました。 スピリチュアルな部分でもあると思います
それに関する、あくまでも私のスピリチュアルな視点ですが・・・

確かに、お釈迦様をはじめ、世界的な宗教などを説かれた有名なお方は、
すばらしいお方だと思います。
でも、宗教を説かれたお方も、人間として産まれました
人間が、人間を崇拝する事に、少し違和感がある私はおかしいでしょうか・・・
説かれた教えなどの部分を、理解して信仰し、
そのお方に、敬意をはらうのでしたら分かるのですが・・・
例えば・・・ あなたは、お釈迦様の説かれた事をどのくらい知り、理解されていますか
そう聞かれると、漠然としか知らない・・・ って言うお方が、多いのではないでしょうか・・・
そう言いながら、実は、私もその一人でしたから・・・



紫陽花 -春日池(2)-
紫陽花 -春日池(2)- posted by (C)プレティオ


なんとなく、説かれたお方(人)を、「凄いんだ・・・」と
無意識に崇拝している部分があるように感じます
本当に、崇拝するのは、人間ではまく、
「凄いんだ」の、「見えない真実」にあると感じる私です。
もちろん、宗教や神仏を否定しているものでは、ありません。
現に、宗教や神仏などは、見えないものですから・・・
「見えな真実」・・・ とても奥が深いと想います。 
皆さん、いかがでしょうか



神宮寺の紫陽花(2)
神宮寺の紫陽花(2) posted by (C)プレティオ


皆さん、如何でしたか
意外な紫陽花さんと、また親戚のアマチャさん。
そして、崇拝について・・・


より自然を身近に感じて
何かしら、自然と自分と向き合うキッカケとなれば幸いです




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           採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
           この想いが、植物の力をより頂けるように感じてます



 


◆9 『天然の甘味』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   6 comments   0 trackback  

『天然の甘味を持つ植物達』のご紹介  
                                【民間療法・薬草・医食同源】


今回は、前回の紫陽花さんの仲間の「甘茶」に引き続いて、
「甘いお茶」が主人公です
様々な、天然の「甘味のお茶」について綴りたいと思います。    
ダイエットに興味がある方は、参考になるかもしれません

甘いと言えば・・・ デザート
私は、デザートは好きですが・・・ あまり沢山食べれないタイプです。
どちらかというと、果物などを好んで食べます
それでも、洋菓子系のデザートを食べたくなる時もあります
皆さんは、如何でしょうか


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甘いものを食べたいとき、人間は疲れから「糖分」を欲しているときがあります。
通常は、何らかの形で、甘い糖分を補えば改善される部分だと思いますが・・・
現代では、「デザート」になっているように思いませんか
これは、ストレスや現代の習慣性からだと感じます
人間の本来の本能が、ストレスなどから薄れて
「頭」で行動になっている部分なのかもしれません



【甜茶(テンチャ)】

皆さんアレルギーに良いとされ有名な、中国のテンチャ(甜茶)をご存知ですか
当店でも「テンチャ(甜茶)」は、とても人気があります
何故なら、甘くて飲みやすいからです。お子さんにも、人気なお茶です
実は、「テンチャ(甜茶)」とは、中国では、甘いお茶の総称です。
よって、中国では一般的に、甘いお茶を、通常「テンチャ」と呼んでいる事になります


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     ( テンチャのお茶の色 )      ( 当店のテンチャの茶葉 )


で、日本で使用されている「テンチャ」とは、バラ科の
生薬名は、「葉懸鈎子(テンヨウケンコウシ) 」です。
これが、花粉症やアレルギーの症状によいと、されているのです

砂糖の甘みの300倍以上の甘みがあると言われ、
その糖分は、人の体内では消化吸収されにくいので、
糖尿病患者や肥満症患者の甘味料として有効に作用すると言うわけです

バラ科と言っても、通常の西洋のバラのようでなく
日本のキイチゴに似た白色5弁花を、下向きにつけます。
中国南部広西省チワン族自治区の山地に自生しているそうです。

アレルギーやアトピーのある方は、砂糖などの甘いものは、よくないと言われています
そんな方が、甘いものを欲しているときなど、このようなお茶で甘味を補えると思います。
一石二鳥ですね
当店では、甘いお茶を希望されるお方には、この「テンチャ」を用いて
紅茶やハーブとブレンドしています
とても人気がありますよ~


砂糖きび畑の風景
砂糖きび畑の風景 posted by (C)よしぼー


【他の天然甘味 (矯味:きょうみ)】
ステビア(葉)   パラグアイ原産 キク科の多年草。 
           抗酸化・殺菌・抗ウイルス・抗糖尿病予防・・など 

ラカンカ(羅漢果)  中国南部広西省原産 ウリ科の多年草木。 
             なんと、「テンチャ」と同じ地方でのみ自生して栽培され、
             『 神実 』 と言われています。
             アレルギー体質改善・糖尿病予防・抗酸化・・・   など

カンゾウ(甘草の根)  シベリア南部や中国西部原産 マメ科の多年草。 
               生薬でもあり、多くの漢方薬に配合されています。
               またハーブでは「リコリス」という名でもあります。
               鎮痛・抗炎症・胃痛・鎮咳去痰・解毒・十二指腸潰瘍・・・ など
                (*疾患のある方や長期使用、摂取量に注意が必要)


それと、前回ご紹介した「甘茶」が、日本の原産になると思います。
まだ、様々なものがあると思います。
これらも、砂糖やショ糖などの数百倍の甘味があるとされ、
その糖分は、人の体内では消化吸収されにくいので
これらを料理などに上手く用いれば、カロリーを抑える事ができますね
ただ、やはり取り過ぎはよくないと思います。

気になる事は、必要なものはその場所に存在するならば・・・
日本人は、砂糖にかわる糖分は、本来は特に必要でないのかもしれません。
または、果物や蜂蜜などに含まれる糖分で、充分なのかもしれませんね



砂糖きび畑
砂糖きび畑 posted by (C)よしぼー


【漢方薬】
漢方薬に用いる生薬にも、上記の「甘草」をはじめ、
「大棗 タイソウ (ナツメ)」などの「甘い生薬」があるんですよ
この二つ(甘草・大棗)は、特に、多くの漢方薬に配合されています。
皆さんがよくご存知の漢方薬 『 葛根湯 』 に、この二つは配合されいるんです
漢方薬は「苦い」のイメージですんが、稀に、甘い味がする漢方薬もあるんですよ~


        P1010117_convert_20110705014415.jpg      P1010118_convert_20110705014325.jpg
             (甘草 根)          (大棗 実 3cm程の大きさ)


【天然の日本の甘味達】
日本では、もっとも有名な天然甘味植物は、「サトウキビ」だと思います 。 
主に、このサトウキビから、砂糖がつくられています。
白糖と黒糖は、製法の違いですね
現代、黒糖の方が身体によいとされています。
より、自然に近いものが身体にやさしく
より「ありのまま」に接することが大切のように感じます


これは、現代言われている、白米より玄米が身体に良い・・・
と同じような事になると思います

自然が、「ありのまま生きるについて」、人間に問いかけている部分かもしれません


         砂糖きびの穂
         砂糖きびの穂 posted by (C)よしぼー


と薬の違いは、用量であることが多い・・・
「砂糖や塩」それぞれ取りすぎると、高血圧と糖尿病を引き起こす事に繋がります。
これは、普通の食品などにも言えると思います。
ここでも、バランスが大切なことが伺える


また、砂糖や塩は、摂取する為だけでなく、
より 「自然な保存食」 を作る為に助けになる、大切な天然物であるのかもしれません


ご参考に・・・
マヨ・クリニックのドナルド・ヘンズラッドと
ダグラス・ヘイムバーガーは
  癌にたいしての食事の影響についての総説で
  『 胃腸の癌にたいして、もっとも強力かつ、
      もっとも着実な保護効果があるのは、野菜と果実である。』
  と結論している。
 『 最良の効果をひきだすには、含有物質を分離抽出したものでなくて
      食物を「ま・る・ご・と」食べることが重要だ。』
とつけくわえているそうです。


加工したものより、より自然なものが身体に優しい事が、ここでも伺えます


山法師の実
山法師の実 posted by (C)qumyah

   『フォト蔵さんのフォトで初めて観ました
     現在では、なかなか見れなくなった、果実のひとつです。
        果実には 「さくらんぼ」 のような 「小枝」 がついています。
           大きなさくらんぼ? って感じでしょうか・・・
              実は食べれて、滋養強壮などがあるそうですよ~


人間は、「良いもの」を追求して、その成分を分離抽出したり、利用したりしがちですが、
「ひとつの生体」 は、 「各々でバランス」 が取れているように感じます。
「良いものだけの成分」を抽出するのは、逆に言えば
「毒(害)になりやすい」ことなのかもしれませんね

また、必要なもののみの分離抽出は、
他の部分が残って、不必要になってしまう部分が存在する事にもなります

これは、地域でも、国でも、地球でも
必要なものだけ、必要以上にを大量に採取すると、
その部分の形態が、バランスを崩してしまう、 『自然の摂理』の乱れが・・・。
効率が良いようで、効率の悪い事をしている事に気付いていない
人間なのかもしれません
悪くなって、気付くのが現状かもしれません
人間が、動物より賢いようにみえて、 動物達のほうが自然と共生しており
実は、自分達の首をしめている事に気付いていない人間なのかもしれませんね
 



桑の実3
桑の実3 posted by (C)qumyah

   『 天然の桑の木は、随分減少しているようです。
       桑も薬草木で、実も葉や根も使用されます。
         ベリー系のような可愛い実をつけていますね。』

     
漢方薬は、同じ薬でも、様々な異なる「効能・効果」があり、
現代でも、科学で証明されにくく、なぞの部分も未だにあるのです
ある漢方の講習会に参加している時、有名な漢方の先生が
 「漢方薬の生薬達は、人間の身体に入って、
     その症状に必要な生薬の成分は、その効果を発揮してくれ、
       その症状に必要でない生薬の成分は、
            自分で認識し、速やかに体から出て行くようだ」
と、経験して感じていると話していました。

私は、その言葉が印象的でした
植物達 の凄さと優しさ、そして、
「すべてが必要」でバランスが取れている事を、感じた部分でもありました


今回は特に「バランス、より自然に、ありのまま・・・」の
『 自然の摂理 』 の大切な部分に触れた内容だったように感じます



皆さん如何ですか
自然の「甘味」から、何を感じましたか

より自然を身近に感じて
何かしら、自然と自分と向き合うキッカケとなれば幸いです





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◆10 『 桑 と 蚕 』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   6 comments   0 trackback  

『桑の木』 さんと それを食べる 『蚕』 さんのご紹介
               
【民間療法・薬草・伝承(健康)茶・スピリチュアル】

皆さん、「 クワバラ、クワバラ 」 って聞いたことはあると思います
実は、嫌な事を避けるときに唱える、昔からのおまじないのひとつです
このおまじないは、「桑原」 地方名 又は 「 桑畑 」 からきており
そこには、雷(怒り)が落ちないと言う、言い伝えがあるようです。
ご存知でしたか
今回の主人公は、その 「桑」 さんと、それを食べる 「蚕」 さんです


桑の実5
 
桑の実5 posted by (C)qumyah


正直私は、「桑」の存在は、知っていましたが、薬草に興味を持つまで、
桑さんが どのような木で、どのような実がなるのか知りませんでした
子供の頃に触れることがなかったように感じます
そして、こんな可愛い実がなる事をしりました
紫黒色が、熟しており甘みがあり、おいしいですよ~

桑と言えば・・・ 皆さんご存知のように、「蚕」さんです。
蚕さんは、この 「 桑の葉 」 が大好きですね
桑の葉は、品種によって葉の形が異なったりします


実は、子供の頃から私は毛虫さん類が苦手で・・・
特に、毛のない毛虫さんが、と~~~っても苦手で、泣いていました
でも毛虫さんから、あの軽やかな繊細な蝶さんが誕生する事を知って
不思議な感覚の私でした
どちらかと言うと・・・ 子供の頃から、男の子が好む
カブトムシさん クワガタさん トンボさんなどの昆虫が好きな私かもです(笑)

ある日、子供の頃、どなたかに「繭」をもらって、
不思議な形と肌触りに興味を持って、大切にしてました
が、それが毛虫さんが作って、蛾になると聞いて、慌てて・・・ 
子供部屋の窓から、投げてしまった事を覚えています
罪悪感がありながらも・・・ どうしてもダメなのですよね・・・
皆さんも、苦手なものって何かないですか


桑の実2
桑の実2 posted by (C)qumyah


【スピリチュアルな部分】
この部分は、信じる方やご興味のある方はどうそ

実は、毛虫がさんが嫌いな理由が、前世に絡んでいた事がわかりました
前世の記憶を思い出した私です。  1200~1300年ほど前でしょうか・・・
私には、自分でも誇りに思っていた本職があったのですが・・・ 
信頼していた人たちに、私は騙されて、別の仕事をさせられることになったのです
別の仕事が、蚕さんを育て管理して、絹を採取することだったのです。
昔は、蚕さんはとても大切にされていたようで・・・(神的な・・・)
でも、私は信じていた人達から、騙された上に、大切なものも奪われたショックで
悲しさや虚しさで、苦痛だったようです
その苦痛の中、感情を封印して、蚕さんなどの業務をしていたようです

そうです。蚕さんをみると
そのショックの悲しみや虚しさなどのた苦痛などを思い出すようなのです
何の臭いかわかりませんが・・・ その時の、独特な臭いもだめだった記憶まであります

人間の苦痛な感情が、「蚕」さんに閉じ込められるようです
今生でも、前世でも、クリアになってない事や、習慣や、場所や、食べ物  などなど・・・
苦手なものには、何かしら、そのような要因がある可能性が高いかもです。
現代では、トラウマとも表現できるかもしれません。

魂は、学びの終えてない苦しみなどの感情は、
どうやら克服するまで覚えているのですよね・・・


今の私は昔より、毛虫さんに対して、苦手な感情は随分よくはなりましたが、
大きな傷だったようで、なかなか克服に時間が必要なようです
でも、それに気付いた時、なんとも言えない感情がでてきて、複雑な気持ちの反面、
毛虫さんに対する罪悪感が薄れ、少し楽になりました

あなたの、「苦手」なものや事柄などには
もしかして、前世の何らかの要因が眠っているかもしれません
今生の過去、子供の時の封印した感情をなども、もしかして関係があるかもしれません
あなたが、苦手なものに向き合う事は、心と魂に眠っている傷を
癒す事に繋がるかもしれません・・・
 


桑の実1
桑の実1 posted by (C)qumyah


【名前の由来】
中国の古書には、蚕が葉を食べる神木ゆえに「桑」としたと解説されているとか。
漢名の「桑」とともに蚕は渡来したと言われ、
蚕の 「食う葉」 が転かして和名が生まれたそうです
唐から渡来したため、正名は 「トウグワ」 だそうです。


【桑】
科名 : クワ科   
中国植物名 : 桑(そう) 
                 葉  〔桑葉:そうよう〕    果穂 〔桑椹:そうじん〕 
                根皮 〔桑白皮:そうはくひ〕  枝  〔桑枝:そうし〕
ハーブの名 : マルベリー  (西洋でも使用されているんですよ)
株 : 雌雄異株が普通
花 : 四月ごろ
実 : 六月ごろ

中国北部や朝鮮半島などに部分する落葉高木で
養蚕のために、広く栽培され桑は、「低木」に作られているようです。
日本で野生するのは、ヤマグワだそうです。
お花さんは少し地味で、下向きに垂れた目立たない、気付き難いお花を咲かせますよ


桑の実6
桑の実6 posted by (C)qumyah


前にも紹介しましたが、生薬や民間療法としても使用されいます

【薬草木】

≪ 葉 桑葉 ≫     六月頃 (秋と書いている本もある) に採取して、天日乾燥する
              葉は、「てんぷら」などで食用もできる

              疲労回復、滋養保護、貧血症の増血、風邪、咳、高血圧、めまい など


≪ 実 桑椹 ≫    六月頃に採取し、天日乾燥する
                      また、ホワイトリカーに漬け込む これを 「桑酒: 桑じん酒」と言う。
                      ヨーロッパでは、食用として栽培されているそうです

                 滋養強壮、腎機能改善、腰痛、不眠、かすみ眼、便秘  など


≪ 枝 桑枝 ≫    初夏に天日乾燥する

               関節痛、神経痛、むくみ、 など


≪ 根皮 桑白皮 ≫  秋から冬 (六月~七月という本もある) に根を取って皮をはぎ、
                外皮を除いて、白い部分だけ天日乾燥する
                現在でも漢方薬の 「五虎湯」などに配合され使用されている。

                高血圧、咳、喘息、むくみ、消炎、利尿、補血強壮 など


などなどです
部位によっても様々で、使用法が異なる事が「桑」の木さんより、良くわかると思います。
また、薬草の本によっても、マチマチの効能や内容が書かれています。
地方によっても異なったり、使用法も幅が広い「桑」さんのようです


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    左が 桑茶の色です。 とても飲み易く、後味にほのかな甘味が感じられます。
    右が 桑の葉の茶葉です

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    左が、 桑の実のホワイトリカーに漬け込んだ 「 桑椹酒 」 です
    右が、 葉と茎をホワイトリカーに漬け込んだものです。


【蚕】
実は、なんとなんと・・・・ 蚕さんも 「生薬」 なんですよ

≪ 白彊蚕 (ビャッキョウサン) ≫
     白彊菌(カイコの幼虫に寄生するキノコの一種)の感染で
     なんと、死んだカイコの幼虫を用いたものです
     感染させて死なせた、蚕さんなんですよね・・・
     誰がこれを用いる事を考えたのか・・・ さすが奥が深い未知の漢方薬です

     効果 : 解熱・鎮痙作用などがあり、小児熱性病によるひきつけ・喘息・
           顔面神経麻痺・破傷風 など

≪ 蚕砂(さんしゃ) ≫
     なんと、なんと・・・ カイコガ科のカイコの幼虫の糞の乾燥したものです
     特に秋蚕(晩蚕)の糞が重用されてため 「晩蚕沙」ともいわれそうです。
     カイコの糞は薬用だけでなく、栄養価が高いので家畜の飼料や
     化粧品、塗料、なんと鉛筆の芯など、様々な形で応用されているそうですよ

     効能 : 四肢の関節の痛み、麻痺、腹痛、下痢、乳房種 など

私が薬局の許可を得て最初に販売したのが、なんと 「白彊蚕」の生薬でした
蚕が苦手ながらも、お仕事なので ご希望通り、丁寧に粉砕にしてお渡ししました。


後で気づいたのですが、この作業は、前世を思い出すような出来事でした・・・
私や友人には他にも、前世に似た経験が色々あるんですよ~
意識的な記憶がなくても、魂はちゃんと覚えており、
同じ事を繰り返して、癒したり学んだりしているようです
これは、学びが終えるまで、何度も繰り返す・・・ 
勉強や技術などにも言える事だと思います
あなたは、どう思いますか



蚕さんと言えば・・・ 「絹」ですね~。
下の You Tube は 蚕さんが繭を作る様子です。 




実際にみると、蚕さんがとても地道に、時間をかけて繭を作っている様子がわかります
これを人は、高級品として使用しているのですね~。
「大切にする」とは、高級だからなどではなく、
もっと感謝が必要だと言う事ではないでしょうか

私自身、綴りながら 意識が低い自分を実感する部分です・・・



【絹】
実は、桑の木さんと触れて知ったのですが、
桑の木の、葉や枝を切ると、白い液が出てくるんですよ
そして、真っ白い小さな虫さんがついていたり・・・ 
まさに、美しい「白」と深い関係があるのですよ~
絹の糸は、蚕さんが、この桑の成分を摂取することから、
「蚕さんの体の中で生産される事」 を実感した私でした
経験でしか知れない、実感する学びでした
蚕さんの代謝と、桑の木さんの成分により誕生している 「絹」 なんですよね~


「絹」は、高級品ですが、絹の成分も、肌を綺麗にすると言う事で、
石鹸などにも使用されています。


下の You Tube は蚕さんから 繭の絹部分を分ける作業です




また、蚕さんが苦手で、絹は大丈夫の私自身・・・ 
そんな自分の矛盾に違和感があります
あなたには、そんな矛盾はありませんか
例えば、動物虐待はかわいそうといいながら、肉を食べたり・・・

ここでも、色々と考えさせられます。
本当に、絹がそんなに必要な時代なのか・・・  
気付かない自分の中の矛盾・・・


今回、蚕さんが苦手な私が  蚕さんの You  Tube 探しましたが・・・
自分の魂を癒す、また苦手なものを克服する、作業でもあったように感じています



皆さん如何ですか
あなたは、桑の木さんや蚕さんから、何を感じましたか


より自然を身近に感じて
何かしら、自然と自分と向き合うキッカケとなれば幸いです







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You Tube : 共有させて頂きました。
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           この想いが、植物の力をより頂けるように感じてます



 
 










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