自然と共に歩む 『愛の手』 だより ◆薬剤師のブログ◆

お悩み相談専門店(漢方薬局と心のケア)として営んでます。薬草など自然を主体にご紹介し、感じることも色々綴ってます^-^  ≪あんく♪≫

著者 不詳

花か雑草かの違いは、判断の違いにすぎない。

 

【物や物事の見方、思考、捉え方などの判断は、とても大切だと想う。惑わされない「真実の視点」を持ちたい私。 あんく♪より】

  

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◆34 『キク』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   6 comments   0 trackback  

様々な活躍をする、『菊』さんのご紹介     
        【 鑑賞・食用・薬用 菊の種類 日本と中国 漢方・薬草 意味深い菊 】



早くてもう12月になりますね
日に日に寒さが増していますね
皆さんお変わりありませんか

本日は、少し時期が遅いですが・・・ 
日本で馴染み深い 「 菊  」さんについて綴りたいと思います


菊(管物)1
菊(管物)1 posted by (C)qooh


【 現代の菊 】
極めて古くからの鑑賞用栽培植物で、中国大陸から渡来されたと言われています
原種は、朝鮮野菊と島寒菊を交配したものと考えられ、多年草です。
日本では江戸時代に、鑑賞菊のなかから味や香りがより選別され、
食用菊として各地で栽培されるようになったようです


集まって咲く
集まって咲く posted by (C)qooh


【 食用・薬用などに 】
10月~11月ごろの開花期に、花を採取して新鮮なものを調理して用いられます
もしくは、花をそのまま陰干したものを 「 菊花 : キクカ 」 と呼びます。
食用や生薬として使用されます

奈良、平安時代から、節句として祝われ
延命長寿を願う意味からも、民間薬として幅広く使用されてきたようです

菊の 「薬用酒 」、「 菊枕 」、また精神安定作用より 「入浴料 」としても
昔から親しまれていたようです。

菊の種類も多く、
民間から皇室まで、昔から幅広く親しまれた 日本の秋を代表する花と言えます



食用菊・葉
食用菊・葉 posted by (C)qooh


【 様々な菊 】   
菊には、大きく分けると、菊花(キクカ) と 野菊花(ノギクカ)に分けられ

  ①菊花(キクカ) 
         ・味が甘い方が良質。 
         ・甘菊(カンキク) 黄甘菊(オウカンキク) 
          甘菊花(カンキッカ)  抗菊花(コウキッカ) など  

  ②野菊花(ノギクカ) 
         ・味が苦く清涼感が続く方が良質。
         ・島寒菊 (シマカンギク) 
                        ※ ホソバアブラギクは皮膚病に使用する菊
 
など、①と②は薬膳・生薬・薬草としての使用が異なります。
①の菊花の種類でも、
微妙に効能の特徴に差があり、中国では使い分けられる場合もあるようです


   
食用菊‘おもいのほか’
食用菊‘おもいのほか’ posted by (C)qooh
   
           
【 日本と中国の違い 】
菊の品種は豊富で、更に生産地により呼び名も異なる場合もあるようです
日本と中国の 菊の捉え方や呼び名も異なるようで、注意が必要です

中国から日本に輸入される菊花は、『 黄甘菊 』 や 『 抗菊花 』 が主流のようです。
それらは、菊花茶としても有名です

広東省は、「 漢菊花 」 が有名で、通常の菊花とは 
使用用途がことなるので、やはり注意が必要です

菊花茶を購入する場合は、用途により、購入する種類を確認することをお薦めします



小菊マクロ1
小菊マクロ1 posted by (C)qooh


【 菊の性質 】
科名 : キク科 
生薬 : 菊花 ( キクカ )
性味 : 甘苦 涼
帰経 : 肺、肝
効能 : 風邪を除く、清熱する。目を明らかにし充血をとる。
        
      頭痛、めまい、目の充血、視力減退、目の痛み、解熱、鎮痛、鎮静
 


懸崖6
懸崖6 posted by (C)qooh


【 漢方薬・薬膳 】
現代でも、「 菊花 」の生薬が使用されている有名な漢方薬には、

   鈎藤散(ちょうとうさん)、 杞菊地黄丸(コギクジオウガン)  などがあります

杞菊地黄丸(コギクジオウガン)は、肝腎陰虚の方に用いられる漢方薬です。
腎虚の方で、目の症状があり、のぼせ、ほてりがある方に向く漢方薬です。

クコの実 ↓
 「 六味地黄丸 」 + 「 菊花 」 +  「 枸杞子 」 =  「 杞菊地黄丸」 
   (腎陰虚)   (清肝明目)  (肝の陰血を補う)   (肝腎陰虚)

          *肝は目に通じる。目の症状は肝を整える。  過去の関連記事 ↓
                          ◆11 『五官と五臓』 東洋医学(漢方・薬膳)

       
昔から、目の調子が悪く、目が疲れた時などにも
「 菊花 」と「 枸杞子 ( クコの実 )」 を一緒に、薬膳としてまたお茶として使用されていました。

菊花茶が、飲み難い場合は、他のお茶と上手く合わせて飲むと良いです

 
 
懸崖2
懸崖2 posted by (C)qooh



【 虫除けの菊 】
食用や薬草としてだけでなく、「 除虫菊 」(シロバナムシヨケギク)は、
虫除けの効果があるとして有名で、虫などの駆除、殺虫剤としても使用されます

「金鳥」の創始者が、この除虫菊を使って、渦巻型の蚊取線香を発明した事も有名です。
つまり、日本では蚊取り線香にも使用される菊です

日本人の様々な生活に馴染み深く、幅広く親しまれた菊です。

西洋では、除虫菊は  「 ヒナギク 」 (雛菊・小白菊) ともよばれています。
イタリアの国花でもあるそうです。
このヒナギクは、西洋のアロマオイルやランプなどでも使用され、
精神安定、虫除け、空気浄化、殺菌としても親しまれています

菊の幅広い用途がうかがえると思います。


                                      ≪春に咲く除虫菊≫
除虫菊と重井港
除虫菊と重井港 posted by (C)プレティオ  



【 日本での菊 】
日本の皇室の紋章は 菊で有名ですね。
日本のパスポートも菊の紋章です
菊には、「 高貴 」「 清浄 」「 高潔 」「 私を信じて下さい 」 などの意味を持つようです。
また、菊の花の色により異なるようです。

また、菊の中菊は 仏花として昔から親しまれてきました
菊は、特に日持ちもする花でもあり、昔から
お供えにも最適だったようです。

日本にとって、お祝いのお花でもあり、そして縁起の悪いとされる花でもある
菊の花ではないでしょうか



懸崖4
懸崖4 posted by (C)qooh



【 菊の魅力 】
様々な形で、日本人の生活に馴染み深くなっている菊の花

日本の秋の花とも言える 菊の花

通常、縁起がよいか、悪いかに、偏りがちになりやすいものですが、
菊の花は、両方の意味合いを持つ魅了があると感じます

バランスがとれた意味がある菊の花と表現できるのではないでしょうか

菊の魅力を、ヒシヒシと感じる私です

あなたは、菊の花にどんな印象があり、何を感じましたか




集まってひとつ
集まってひとつ posted by (C)qooh



皆さん、如何でしたか
       あなたは、様々な活躍をする 「 キク 」 さん から
                              どんなメッセージや何を感じましたか
  

より自然を身近に感じて
      何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです












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         自然界から分けて頂く気持ちで、植物達の繁殖や生育、
         自然界の環境を崩さないように心がけましょう。
         採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
         この感謝の想いが、自然の恵みや癒しを授かり、
         自然との共存に繋がる部分であると感じてます。
   










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◆6 『五官と五臓』 東洋医学(五行)より

Posted by あんく♪ on   4 comments   0 trackback  

繋がりと偏り 東洋医学の 『 五官 』より
  【 五官 通じる関係 症状と五臓 すべての繋がり 統合医療 偏りから卒業 】



寒くなってきましたね
寒くなるにつれ、紅葉が美しくなるこの頃ですね


本日は、東洋医学より
五行説による 五官について 綴りたいと思います



くれない椛
くれない椛 posted by (C)qooh



【 五官 】
過去に、五行説の五臓について色々ご紹介しましたが、
本日は 五官とされる 「目、舌、口、鼻、耳」 と
五臓の 「肝、心、脾、肺、腎」 の関係です。

      
その関係は、下記の通りです。 

     五行   五臓         五腑      五官    
  
   木     肝      胆        目
 
   火     心      小腸       舌

   土     脾      胃        口

   金     肺      大腸        鼻

   水     腎      膀胱        耳



   ※ 現代の「五官」は、皮膚や他の器官で表記される場合もあります。



あっぱれ日本の秋2
あっぱれ日本の秋2 posted by (C)qooh



わかりやすく表現すると

肝蔵(胆)は      目に    通じる。

心臓(小腸)は    舌に    通じる。

脾臓(胃)は      口に    通じる。   

肺(大腸)は      鼻に     通じる。

腎臓(膀胱)は     耳に     通じる。 
     

と、捉えられています



秋の彩
秋の彩 posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)



【 症状と五臓との関係 】
     
        ※ 以下は、断定ではありません。ご参考にしてください。

≪ 肝(胆)・目 ≫
もし、目が悪ければ、肝臓の疾患や衰えが考慮される訳です。
例えば、有名な疾患で、胆嚢が悪くなって黄疸になった場合、
目が黄色くなるのは有名だと思います。 
それは、この関係にも繋がる部分だと言えます。



支笏湖 紅葉V
支笏湖 紅葉V posted by (C)プレティオ



≪ 肺(大腸)・鼻 ≫
もっともわかりやすいのが、肺かもしれません。
鼻の症状がある場合、肺の状態を考慮する訳です。

例えば、肺が嫌う、寒気や乾燥の気候などで、肺が影響をうけると、
鼻の症状がでやすいという訳です。
よって、漢方では、鼻の症状を改善する為に、肺の機能の改善を考慮する必要性が
少なくありません。



紅葉 佛通寺 (6)
紅葉 佛通寺 (6) posted by (C)プレティオ



≪腎(膀胱)と耳≫
腎臓は、女性は40歳ごろ 男性は50歳ごろ から 「 衰え始める 」 と
東洋医学では、捉えられています。

個人差はあると思いますが、その頃からダンダンと下り坂となり、
老化の症状が現れやすくなると言えます。

耳の老化現象といえば、「 耳が遠い 」 という部分だと言えます。
「 腎 と 耳 」の関係に繋がります。

また、耳の症状、「 耳鳴り や 中耳炎 」などの症状も、腎臓の機能改善を
考慮する可能性があるわけです。



ハウチワカエデ-2
ハウチワカエデ-2 posted by (C)qooh



【 すべての繋がり 】
東洋医学の五行説は、臓器や器官など、すべて繋がって影響しあっていることが
根底にあり、よって問診などで様々な症状が、とても大切になる部分です

また、臓器同士も、もちろん繋がり影響し合っているので、
すべてのバランスを大切にして、漢方薬を選別することになります

つまり、様々な繋がりの関係のバランスを大切し、症状を改善する為に、
その 『 根底の要因を探り 』、五行説などを含め
色々考慮しながら、漢方薬を選別していきます



赤い葉 南京櫨
赤い葉 南京櫨 posted by (C)プレティオ



【 西洋医学の違い 】
西洋医学では、悪い箇所や症状を、主体に治療すると言えます。
よって、怪我 や 外科的手術 などの場合は、
特に西洋医学のほうが、治療を発揮でき得意と言えると思います

西洋医学と東洋医学には、どちらにも 「 長所 ・ 短所  」 が あり、
それぞれが、対照的で互いに補うことができると思います

しかし、西洋医学の事は、皆さん、だいたいご存知だと思いますが、
現代は、東洋医学の良さや特徴が、知られていないのが現状です

現代まで、優れた即効的で効果を発揮した 西洋医学に魅了されて
西洋の治療が、気づかぬうちに、主流になって、
それまで主流だった、東洋医学の存在や良さが薄れていった
と言えるように感じます。 

これは、ひとつの 『 偏り 』 と表現できると思います

これは、他の社会問題でも言えるように感じます。



鮮やかな参道
鮮やかな参道 posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)



【 偏りから、卒業の時代 】
ふと見つめると
これまで、無意識の内に、『 偏った時代 』 を歩んできた人間のように感じます。
それが良いと思って、もしくは、深く考えず歩んできた人間かもしれません

でも今は、それが偏っていたことに気づく必要がある時代かもしれません

すべてが繋がっているならば、「 偏り 」 はどこかで 「 つまずき 」 を
招くことになると思うからです

現代の社会状況と向き合えば、
様々な問題にそれが伺え、物語っているのではないでしょうか

医療も、様々な分野での 「 統合医療 」 が必要な時代だと感じます




落ち葉
落ち葉 posted by (C)プレティオ



【 偏った癖 】
人間は、それぞれの個性があり、癖や性質があります
どうしても その個性により 「 偏りやすい部分 」 があるように思います

あなたは、どんな偏った部分や性質がありますか

自分の偏りやすい部分を 自分で知ると 
つまずきやすい部分が改善できるかもしれません

私は、 疑いなく信用しやすいという 性質があり偏っていた自分に気づかされました
それに気づき、随分、捉え方が安定したように感じてます

まだまだ、偏りはある自分がいると感じているので、
その偏りを改善したい私がいます

自然界の流れからも、そう感じます

皆さんは、 いかがですか



宝福寺の紅葉 (6)
宝福寺の紅葉 (6) posted by (C)プレティオ



皆さん如何でしたか
   あなたは  「 五官と五臓 」 や 「 東洋医学 (薬膳・漢方) 」 から
                           どんなメッセージや何を感じましたか


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説明の表現について : このブログの「東洋医学」とは、
            中医学より発展した、日本の漢方医学などを含めたものです。
            中医学は、古くからの書籍や学説(者)などにより少々異なり、
            色々な「派」の考えの中で、発展してきた経緯もあります。
            また日本に伝わり発展した、日本独自の「漢方医学」でも
            異なる部分もあります。 しかし根源は、同じものです。
            よって、表現や説明も様々な部分がありますので、
            その点は、ご参考にして下さい。


東洋医学 : 中医学や漢方医学また薬膳の捉え方の一部を、ご紹介させて頂いています。  
       東洋医学は、奥の深い医療です。
       同じ症状でも、個人により漢方薬は異なる場合もありますし、
       また、異なる疾患でも同じ漢方薬が処方される場合もあります。
       ご興味のあるお方は、まず専門の医師や薬剤師の方にご相談ください。 






◆33 『クリ・2』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

Posted by あんく♪ on   5 comments   0 trackback  

心身ともに元気をくれる 「 クリ 」 さんのご紹介
                【 薬膳として 気を補う 生食・動物 山の恵み 山芋 カチグリ 】



紅葉の美しい季節になりましたね
皆さん、どんな秋を満喫されていますか

私は、PCをバージョンアップして、上手くいかずに
2週間ほど寝不足で奮闘していました
それで、予定よりブログ更新も遅くなりました すみません

前回は 「 薬草の栗 」 について綴りましたが、
今回は、栗の食材、特に薬膳としての食材について、綴りたいと思います


         前回の記事に、ご興味のある方はこちらからどうぞ
                 ◆33 『クリ・1』  自然の「触れ合い」と「贈りもの
                【 薬草・民間療法 栗の渋み タンニン 自然の栗 】



身構える-秋きたらん
身構える-秋きたらん posted by (C)qooh



【 薬膳 】
≪ 性質 ≫
五味 :   甘     (気を補い虚弱の改善・痛みを和らげる・脾胃を調和するなど)
五気 :   温     (身体を温める・痛みを和らげる・気血循環の改善など)
帰経 : 脾、胃、腎  (作用し関係深い臓腑)
分類 :  補気類   


≪ 働き ≫
補脾止瀉  : 食欲不振、疲れ、腹部冷感、下痢
補腎強筋  : 腎気不足による足腰のだるさ、喘息、頻尿、夜尿
活血止血  : 鼻血、吐血、血便などの出血


如何ですか
栗というと、ちょっと高価なイメージですが
このように薬膳の食材としても、活躍した山の恵みでもあるんですね

では、少し詳しく綴りたいと思います



          彼岸花と栗 
          彼岸花と栗 posted by (C)プレティオ



【 気を補い元気に 】
『 補気類 』 とは、
臓腑機能を増強し、気虚(気が不足した状態)を改善する食薬の総称で、
「 気補う 」 性質を持ちます 。

薬膳として
腎虚・脾虚の 腎と脾の気が欠乏した減退気味の人の疲れなどに、
栗を食べると 「 元気が出る 」 と言われています


ただ、補気類の食材を主に食する場合は、気滞をまねき易くなります。
つまり、沢山の気を補っても、
その気が流れなければ、気が詰まってしまう状態になると言うわけです


栗は、菓子としてもよく食べるので、
例えば、以前ご紹介した、蕎麦のお茶と一緒に頂いたり、
ジャスミン茶、チンピ茶(ミカンの皮)も、気を巡らすお茶なので、よいと思います
薬膳の知恵を活かした、ちょっとした心配りですね

私は、紅茶に色々な薬草・ハーブを加えて飲むことが多いです
飲み難い癖のあるお茶も、飲みやすくなりますよ

 ☆注意 :栗の食べ過ぎは、便秘に注意です



実りの秋に♪(゚▽^*)ノ⌒☆
実りの秋に♪(゚▽^*)ノ⌒☆posted by (C)ここわんこ



【 生でも食べる栗 】
前回、栗の薬草使用のご紹介をしましたが、
栗の実は、生でも食べることがきます

父が子供の頃、生で食べていたと聞きました
ただ、栗の特徴である 「 渋み 」 があるようで、
やはり青い栗の実は,特に渋みが強いようです。
コリコリした食感だそうですよ。      (食べすぎ中止

韓国では、フルーツ感覚で、生の剥き栗を食べる習慣があるようです
フルーツの盛り合わせの中に入っている場合もあるとか・・・
韓国人の方は、「 食による健康 」 を 気にかけており、
日ごろから 「 健康 」に 気をつかう印象があります
と、いうより、生薬・薬草などの使用や知識の知恵が 
民間に随分残っているように感じます
国の習慣がうかがえますね


【 動物にも欠かせない秋の味覚・栗 】
実りの秋、動物たちも、栗をはじめ、ドングリなど冬超えなどに食してますよね~

イノシシなどは、樹を身体で揺さぶって、実を落としてまで
好んで栗の実を食べるようです
人間にとっても、動物にとっても、大切な果実で、山の恵です


いかかですか
栗は、 漢方薬としての用途はうかがえませんが、民間療法として、親しまれたようです
特に、人間も動物達も昆虫にも、食材として親しまれてきた栗のようです



収穫~♪
収穫~♪ posted by (C)ここわんこ

                    栗のとなりの実は、「アケビ」 です。
                    近年少なくなった 山の恵だと感じます。



【 気を補う、山の恵の仲間 】
ちなみに、山の恵でよく知られた「 気(腎・脾・肺)を補う 」食材で、
皆さんもご存知で有名なものに 「やまいも」 があります

山芋を食べると、「 精がつく 」 と昔から言われているますよね
それは、山芋の「 薬膳 ・ 漢方 」 的な部分と繋がっています。

ちなみに、「 山芋 」 は、
山の薬 と書いて 「 山薬 :サンヤク 」 と呼ばる生薬
でもあります。
現代でも、「山 薬 」 が使用された有名な 漢方薬がありますよ

 六味地黄丸(ろくみじおうがん)・八味地黄丸(はちみじおうがん)・
 牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)・参苓白朮散(じんれいびゃくじゅつさん) など

お客さんで、腎陰虚 ( 腎臓の潤いが不足して、手足などがほてる状態 ) の方に、
「 六味地黄丸 」 をお勧めして、配合生薬の説明をしていたら、
「 だから、最近すごく 山芋 が食べたくなっていたんですね 」と話し、
とても納得されていました


身体は、必要なもの欲するんですよね
皆さん、どうぞ 身体の声も大切に してくださいね


山芋は、これからシーズンを迎えますね~。
「 天然の自然薯 」 は、貴重になりました。
子供の頃は、「 かゆ かゆ になる 」といいながらも、よく食べてました
あの粘りは、市販のものとは桁違いだなぁっ て思います。

そういえば、「 むかご 」 をご存知ですか
山芋の蔓になる、実のことです。
今が、シーズンですね
炊き込みご飯などで頂ける、秋の味覚のひとつですね



栗 II
栗 II posted by (C)プレティオ



【 カチグリ 】
栗の実は、わが国の果樹の中でも、歴史を持っていますね
さつま芋が登場するまでは、栗葉食糧の優品として大切に備蓄されたようで、、
縄文時代の遺跡からも多量に出土されているそうですよ。

また、武士の出陣や祝勝の 膳 に用いられた「 カチグリ 」
「 かちぐり( 搗栗 )」とは、栗の実を乾燥させ、硬皮と渋皮を除いたもので、
「 かち 」が「 勝ち 」と同音であるところから、 出陣・祝勝に用いられたようです。
他にも、戦いに必要な、元気を補いエネルギーの蓄えがよく、
昔から、大切にされた食材だと感じます

そうそう、 私が大好きな
正月の御節で、祝儀などに用いられる「 栗金団 」は、今でも有名ですね
祝いに用いられる食材の栗ですね。

縁起をかつぐ日本風習の 特徴ある栗さんでもあるわけです。
縁起だけでなく、ちゃんとその背景や食材の個性も大切な部分だと感じます

気持ちも、身体も、元気づけてくれる、栗さんだと感じる私です




栗と彼岸花
栗と彼岸花 posted by (C)プレティオ



皆さん、如何でしたか
       あなたは、心も身体も元気にしてくれる 「 クリ 」   から
                              どんなメッセージや何を感じましたか
  

より自然を身近に感じて
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