自然と共に歩む 『愛の手』 だより ◆薬剤師のブログ◆

お悩み相談専門店(漢方薬局と心のケア)として営んでます。薬草など自然を主体にご紹介し、感じることも色々綴ってます^-^  ≪あんく♪≫

著者 不詳

花か雑草かの違いは、判断の違いにすぎない。

 

【物や物事の見方、思考、捉え方などの判断は、とても大切だと想う。惑わされない「真実の視点」を持ちたい私。 あんく♪より】

  

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◆51 『 フキノトウ 』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

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春のおとすれを感じる『 ふきのとう 』さんのご紹介
  【 民間療法 異株 中国の性質の捉え方 食 身近な学び と 心の余裕 】




春の気配を感じる3月ですね
皆さん、どんな時に春を感じますか



白い帽子は冷たいの~
白い帽子は冷たいの~ posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)


本日は、冷たい雪の中からでも芽を出し、
春の知らせを感じさせてくれる「フキノトウ」さんについて
綴りたいと思います

ちなみに「蕗の薹」を、冬眠から目覚めた熊も食べるそうです



雪の中からこんにちは
雪の中からこんにちは posted by (C)ここわんこ



【 フキ 】 

科名 : キク科 (多年草)

中国名 :根 蜂闘菜(ホウトウサイ)    
     花 和款冬花(ワカントウカ)

     フキを、「款冬」と書くのは、
     寒い冬に氷を突き抜けて出てくる意味があるそうです。
      

分布 : 山野 道端などの半陰の適湿に生育する。

使用部 : 根茎(蜂闘菜)  葉 花蕾


        
ブーケのように♪
ブーケのように♪ posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中) 雄花満開


【 異株 】

また、フキは、雌雄異株です

◆雄株・・・白黄色の花   (上の写真)    
雄株のふきのとう(花)は、直ぐに枯れます


◆雌株・・・白い花      (下の写真)
雌株は茎を伸ばして高さ30~50Cmになり結実します。 



微笑みの予感
微笑みの予感 posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中) 雌花

ふきの畑かな
ふきの畑かな posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)  茎が伸びた雌花



【 民間療法 】

では続いて、部位による民間療法をご紹介したいと思います

≪ 根茎 : 蜂闘菜/蜂斗菜(ホウトウサイ) ≫

採取 : 夏~秋にかけて、堀り上げ採取する。
     乾燥したものが、生薬の「蜂闘菜/蜂斗菜」   

薬効 : 幹部の熱をもつのどの腫れと痛みによい
      鎮咳・去痰・解毒、風邪の解熱、胃痛・胃もたれ などに

      採取 : なるから秋に根茎を掘って刻み、天日乾燥。
      使用 : 煎じて服用する。
      
      生の根を用いて「外用」としても使用されます。
           うがい ・・・ のどの痛みや腫れ

           塗布 ・・・ 打ち身や腫れ物、ねん挫  など 



誰が一番大きくなるかな^^
誰が一番大きくなるかな^^ posted by (C)ここわんこ


             
≪ 葉 ≫

薬効 : 痛みを和らげ、治りを早める。
     打ち身、腫物、ねん挫  など  外用として用いる。

     採取 : 九月ごろの葉を採取して刻み、陰干しする。または生で使用。
     使用 : (外用) 生の葉を火であぶり柔らかくして、温湿布する
                  


まだ、硬く閉じて
まだ、硬く閉じて posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)



≪ 花 : 和款冬花(ワカントウカ)若い花穂・つぼみ・フキノトウ ≫  

薬効 :   生か乾燥品を煎じて用いる。 鎮咳や去痰、風邪の解熱、食欲不振によい。
       ほろ苦い成分が、健胃薬として用いられた。
        
      採取 ; 春に先駆けて(2~4月)フキノトウを採取して陰干しする。
      使用 : 煎じる。
        

類似植物 : 黄色い花の「フキタンポポ」款冬花(カントウカ)とは異なるので注意      
       ≪漢方薬≫ 
         フキタンポポの「 欵冬花 」は、
         中国処方の、気管支喘息や気管支炎に使用される
        『 射干麻黄湯(やかんまおうとう)』 などに配合されています。
         フキ同様に咳に使用され、名前も似ており混同されやすいようです。



ふきのとう 咲いていました
ふきのとう 咲いていました posted by (C)ここわんこ



【  「 フキ 」 フキの根茎 蜂闘菜(ほうとうさい)の 中国によるt性質の捉え方  】


 ・六味の性質 (味の性質)            : 苦、辛

 ・五気の性質 (温・寒)             : 涼

 ・帰経    (関係深い作用する五臓六腑・経路) : 心、肺 

 ・中国薬効   : 解毒祛瘀  消腫止痛




フキノトウ
フキノトウ posted by (C)プレティオ



【 食 】

‹花・蕾›
上記したように、
春先の風邪の咳、食欲不振などに活躍してくれる食材と言えます。
料理としては、「 蕗の薹の天ぷら 」が有名ですね。 

旬を楽しみ、春のエネルギーを感謝して頂きたいですね

‹根茎›
夏から秋にかけては、
根茎が旬で、さっと湯がいて、味噌和えにしたり、味噌炒め、
煮物にしたり、佃煮にしたり 和えたり、フキご飯などに料理して、
食されますね

食材が、「 涼 」の性質になりますので、
強い冷えがある方などは、温める食材や薬味を用いて、工夫して頂くとよいと思います
一度に、あまり食べ過ぎないことも大切ですね

また、フキには、豊富なカルシウムを含有しています。

北国では、フキノトウを食べると一年の毒下しができ、
大病しないと言われ、大事にされているようです。



もうすぐ開くよヽ(=´▽`=)ノ
もうすぐ開くよヽ(=´▽`=)ノ posted by (C)ここわんこ



【 身近な学び と 心の余裕 】

フキの茎を食べるには、茎の筋を取る必要があり、手間がかかりますね
子供のころ手伝って、アクで手が黒くなったことを覚えています。
それにより、身近な大切な学びを得ていたと思います
また、ひと手間がかかるほど、美味しい料理とも言えるように思います

田舎で暮らすと、こう言うお手伝いが多かったように思います。
現代は、身近に振れる学びが、 今は随分減っているようにも思います

忙しすぎて、身近な様々な事にゆっくり触れて教えることや、学ぶことが減っている・・・
見えない大切なこと。。。
便利になっている世の中なのに、意外にもその分忙しくなっているようにも思います
便利になっている世の中のはずなのに
なぜか、心に余裕がない時代と言えるのかもしれません

ここにも、現代スローライフが見直される理由があると感じます

便利さと心の余裕、あなたはどちらを望みますか



ほわわわ~ん♪
ほわわわ~ん♪ posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)



皆さん、如何でしたか
   春のおとすれを感じる「 ふきのとう 」 さん から
              どんなメッセージや何を感じましたか
  

より自然を身近に感じて
      何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです




                


【 備 考 】

写真 : フォト蔵の会員のお方より 
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      よって、ここからの無断の使用や転写はお断り致します。     


注意  :  このサイトでは、あくまでも、
      伝統や民間療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
      地方により使用法や用量も様々であり、正式な医療とは異なります。
      よって、使用容量などは掲載しておりません。
      また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
      ご使用の場合は、医師又は薬剤師などの専門の方にご相談ください。 

また、「中国の性質の捉え方」は、作用の視点をどこに置くかで
      書物により内容が異なる場合もあります。
      あくまでも、ご参考にしてください。


【 マナーのお願い 】
環境保護 :  自然の植物を採取する場合は、
         採取可能な植物か確認をおこない、
         必要な分だけ採取するようにしましょう。
         使用部位や、類似の毒性の植物などにも注意をしましょう。
         自然界から分けて頂く気持ちで、植物達の繁殖や生育、
         自然界の環境を崩さないように心がけましょう。
         採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
         この感謝の想いが、自然の恵みや癒しを授かり、
         自然との共存に繋がる部分であると感じてます。
    






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