自然と共に歩む 『愛の手』 だより ◆薬剤師のブログ◆

漢方薬局の薬剤師で、薬草など自然を主体にご紹介し、感じることも色々綴った過去のブログ内容です^-^  ≪あんく♪≫

著者 不詳

花か雑草かの違いは、判断の違いにすぎない。

 

【物や物事の見方、思考、捉え方などの判断は、とても大切だと想う。惑わされない「真実の視点」を持ちたい私。 あんく♪より】

  

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◆58 『 クズ 』 自然の「触れ合い」と「贈りもの」

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繁殖力の強い身近な『 クズ 』 さんのご紹介
 【 クズ 民間療法  根(生薬)・花穂・葉  中国による性質の捉え方 
           漢方薬  葛粉 和菓子など 名前の由来 葛の繁殖力 】



今年の夏は、雨が多い福岡です
夏休みの子供たちにとっては、
外で元気に遊べる日数が少なく、残念ですよね

また、大きな豪雨の被害があった広島をはじめ、
猛暑や台風などのによる影響もあった地域も多く
気になります・・・。
皆様は、大丈夫ですか  今後も、心配です。。。

この数年、不安定な気候・天候や、様々な環境問題を感じることが多い・・・
色々複雑で、考えさせられます。
安定した自然環境と、季節感ある気候・天候を心から願います


では本日は、どこでも繁殖しやすい身近な
     「葛(くず)」について綴りたいと思います

「葛(くず)」と言えば、皆さんは何を思い出すでしょうか



     H25.9.13 019
     林縁、土手、空地に、のみ込みはこびる蔓性のクズ。  Byあんく



【 クズ 】

科名 : マメ科

自生 : 日本全国の山野、林縁、土手などに
     普通にみられる蔓性多年草。

中国植物名 : 葛(かつ)

生薬名 : 葛(かつ) ・・・ 葛花 ・葛根・葛葉

開花日 : 夏(7月~9月頃)
       15Cm程の総状花序を出し、赤紫色の花を咲かせ、
       10月頃、豆果を付ける。
 
秋の七草のひとつとしても有名な「くず」です。
昔は、
蔓は、籠に編まれた使用されました。
葉は、馬の糧(食量)としても使用されました



H25.9.13 017 
川土手の群集する葛の葉                  Byあんく



【 民間療法 】

「葛」の薬用部位 :  根、花、葉


≪ 根 (葛根:かっこん) ≫

採取 : 根は秋に堀とって皮を除き、細かく刻んで天日乾燥する。
  
使用法 : 根を煎じて飲む。  
       市販されている、「くず粉」* を用いて 葛湯を飲む。
                  
          葛湯は、ドロッとしていてとろみがあるので、温かいうちに飲むと
          とても身体が温まりますね。

      ◆ 風邪には、ショウガを加えて服用するとよい。 

薬効 : 風邪、肩こり、下痢、発汗、解熱
      *下痢では、のどの乾くという人に良い。

★葛根には、デンプンやフラボノイドを含有する。


     P1010254.jpg
     葛根湯で有名な 生薬の「葛根(かっこん)」  Byあんく


≪ 花 (葛花:かっか) ≫

採取 : 花は、夏の開花期に花穂(かすい)ごととって、天日乾燥する。
      但し、花はカビが発生しやすいので、天日の良い時に採取して
      直ぐに干す。

使用法 : 花を茶碗に入れてお湯を注ぎ、冷たくして服用する。

薬効 : 二日酔い。


≪ 葉 (葛葉:かつよう) ≫

採取 : 葉は、随時生を用いる。

使用法 : 野山などケガをして出血したときに手でもんで汁をつける。

薬効 : 傷の出血



H25.9.13 014
夏に開花し、目を引く「葛の花」    綺麗な紫色の花を咲かせます。  Byあんく



【  「 葛根:カッコン(葛の根)  中国による性質の捉え方  】

 ・六味の性質 (味の性質)            : 甘、辛

 ・五気の性質 (温・寒)             : 平

 ・帰経    (関係深い作用する五臓六腑・経路) : 脾、胃 

 ・中国薬効   : 昇陽解肌、透疹止瀉 除煩止渇、 発汗解表作用、止瀉作用



【  「 葛花:カッカ(葛の花穂)  中国による性質の捉え方  】

 ・六味の性質 (味の性質)           : 甘

 ・五気の性質 (温・寒)             : 涼

 ・帰経    (関係深い作用する五臓六腑・経路) : 胃 

 ・中国薬効   : 解酒醒脾



【  「 葛葉:カツヨウ(葛の葉)  中国による性質の捉え方  】

 ・六味の性質 (味の性質)           : 苦、渋

 ・五気の性質 (温・寒)             : 平

 ・帰経    (関係深い作用する五臓六腑・経路) : 肝 

 ・中国薬効   : 治金瘡止血



H25.9.13 018 
繁殖力が強い「葛葉」                 Byあんく



【 漢方薬 】

< 葛根湯 (かっこんとう) > 
普段から丈夫な人で、発熱、寒気、肩凝りなどを伴う
風邪の初期に使われる有名な漢方薬である。
五十肩や歯痛にも使われる。

< 葛根黄連黄芩湯 (かっこんおうれんおうごんとう) >
下痢をし、汗が出て、喉がゼイゼイする時など

< 升麻葛根湯 (しょうまかっこんとう) >
悪寒、発熱、頭痛、筋肉痛があり麻疹、風疹、
また発疹がまだ不十分な時や、感冒の初期など

などなど・・・

 注意:漢方薬は、体質やその時の症状、つまり「証」によって
     服用する漢方薬が選別されます。
     服用する場合は、専門の方にご相談しましょう


     P1010253.jpg
      生薬の葛根(かっこん)



【 くず粉 】

葛の根は、かなり大きく長い、掘り採取するのも容易ではありません
根や根茎を水洗いし、刻み砕いて、水中に浸し、白い液を出しろ過し、
沈殿物を採取します。
これを何度か繰り返し、沈殿した白い塊を採取します
この白い塊を乾燥させたものが、葛粉となり、
この白い塊は、良質な「デンプン」です。

自分で、薬草取りをして学んでいた頃、
自分で作ろうとしましたが、葛の根は固く、
手作業では、なかなかデンプンを採取できませんでした
大変な作業だと痛感しました

下の写真は、スーパーでも購入できる「葛粉」です
見たことあると思います。



P1000916.jpg 
スーパーで購入できる「葛粉」             Byあんく



【 和菓子など 】

葛餅、葛湯としても有名で、昔から親しまれてきた。 

≪葛饅頭≫
葛粉に砂糖と水を加え混ぜて、火にかけて練り、
これを皮にして、餡を包み饅頭をつくられます。
冷やして水饅頭と称し、夏に涼を呼び、食されます。

≪葛きり≫
葛殿粉に砂糖を加えて練り、 細く切り切ったものを、
黒蜜などを付けて食べます

≪ 葛梅 ≫
下の写真は、今年採取した青梅に砂糖を加え作った梅エキスに、
水を適宜加えて薄め、それを鍋で煮立てます。
弱火にして、それに水で溶いた葛粉を加えて、 透明になるまでかき混ぜます。
それを器に入れ、冷やしたものです。冷えるとまた
濁ります。
中には、砂糖漬けの梅も入れています。
梅ゼリーような「葛梅」を作り、夏におやつ代わりに食べています。
ヒンヤリして、夏にお薦めです。 

≪ その他 ≫
葛揚げ、胡麻豆腐、 料理の汁などのとろみつけ
                        などにも使用される。



P1010252.jpg 
おやつの 「葛梅」                  By あんく



【 名前の由来 】

和名の「クズ」は、大和国吉野群の国栖(くず)地方の人々が
葛粉を手に、都大路を売り歩いたことにちなむと言われています。

他にも多くの別名があり、親しまれてきたことが伺えますね

   別名 : カイコズル、カンネ、クゾ、クゾフジ、ウラミグサ
        ウマノブタモチ

・「カンネ」 → 甘味がある根をよく子供たちが噛んだことから「噛む根」 から  

・「ウマノボタモチ」 → 馬が葉を好んで食べるから  

やはり、生活に身近だった植物や、薬草として活躍した植物は、
別名が多いようです

でも現代では、「葛」は聞いて知っていても、「葛根湯」が有名でも知っていても
どの植物かわからない方も多いのではないでしょうか・・・


実は、私も薬草を学ぶまで、知らなかった事が多く、
「こんなに、身近で活躍してくれている植物が多いんだっ
て思ったひとりなので・・・

また同時に、知恵なども学べる自然界は、深い叡智に富んだメッセージの宝庫ですよ
 



H25.9.13 012 
二日酔いによい、夏に咲く「葛の花」



【 葛の繁殖力 】

葛の根は、かなり大きいです。  [葛(根) 写真]
繁殖力も、根を見れば納得できるかもしれません

この葛は蔓性で、どんどん伸び広がり成長がとても速いです
その上、人間の生活感ある場所を避けて成長している植物と言えます

川土手でも、川辺や土手の傾斜にどんどん広がり伸び成長しますが、
電車や人が歩く道は、避けているように感じます

また、
一軒家で、ある一人暮らしだった方が施設の入られました
で、今年の夏・・・
広い敷地の家なのですが、この夏、気づけば 「葛」 が繁殖して、
家や塀を 覆い尽くすように、ものすごく繁殖しているのにビックリしました
人が生活して住んでいると、いないとでは、
「こんなに、違うの」 って思いました

また、昔聞いた話なのですが・・・
砂漠化問題が指摘されてた頃、あるプロジェクトで、
砂漠に緑を植えることで、回復すれば・・・
との願いから、繁殖力の強い「葛」が植えられたそうです。
それが、逆に繁殖が凄すぎて、逆に手が付けられない状態になり、
本来の砂漠の生態が崩れる恐れに至った・・・
という、話も聞いた事があります
砂漠地域では、まさに自由に成長でき、葛にとっては
最高の生育だったと、いえそうですね

自然界の生態は、自然に任せる大切さや、
人間が環境を破壊すると、自然界の復活は難しい・・・と感じます
様々な災害や被害が発生するたびに、特に痛感します。。。

最後に、「葛」をはじめ、植物も人間と同じように、
「自分の意志(意識)で、成長している」と言えますよね。
意志(意識)の大切さを感じます
また、人間の生活感ある場所を避けて、どんどん成長するのも、
賢いなぁ~と、感じる私でした
ある意味、人間より賢い生態をもつ、自然界と感じる私です



     葛の花
     葛の花 posted by (C)ここわんこ



皆さん、如何でしたか
     繁殖力の強い身近な「 クズ 」さん から
              どんなメッセージや何を感じましたか
  

より自然を身近に感じて
    何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです




                


【 備 考 】

写真 : フォト蔵の会員のお方より 
「クリエイティブ・コモンズ」 の規定に基づいて、
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      よって、ここからの無断の使用や転写はお断り致します。     


注意  :  このサイトでは、あくまでも、
      伝統や民間療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
      地方により使用法や用量も様々であり、正式な医療とは異なります。
      よって、使用容量などは掲載しておりません。
      また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
      ご使用の場合は、医師又は薬剤師などの専門の方にご相談ください。 

      また、「中国の性質の捉え方」は、作用の視点をどこに置くかで
      書物により内容が異なる場合もあります。
      あくまでも、ご参考にしてください。


【 マナーのお願い 】
環境保護 : 自然の植物を採取する場合は、
       採取可能な植物か確認をおこない、
       必要な分だけ採取するようにしましょう。
       使用部位や、類似の毒性の植物などにも注意をしましょう。
       自然界から分けて頂く気持ちで、植物達の繁殖や生育、
       自然界の環境を崩さないように心がけましょう。
       採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
       この感謝の想いが、自然の恵みや癒しを授かり、
       自然との共存に繋がる部分であると感じてます。
   



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◆57 『 ゲンノショウコ 』 自然の「触れ合い」と「贈りもの」

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お腹を整えてくれる『 ゲンノショウコ 』さんのご紹介
  【 ゲンノショウコ 民間療法 日本薬局方 別名 性質の捉え方
               他の使用 類似植物にご注意 子宝に恵まれる 】



早くて、もう8月
しかし、台風の影響もあり、大雨注意報なども多く
曇の日が続いているこの頃ですが・・・
皆さん大丈夫でしょうか

どうぞ、充分に急激な豪雨などにご注意くださいませ。

本日は、昔から親しまれてきた薬草ですが、
近年、あまり見られなくなっている『 ゲンノショウコ 』について
綴りたいと思います

皆さんご存知ですか では、どうぞ


花言葉は、強い心
花言葉は、強い心 posted by (C)カノープス



【 ゲンノショウコ 】

科名 : フクロソウ科

中国植物名 : 童氏老鸛草 (どうしろうかんくさ)

日本植物名 : 主に日本では 「現の証拠(げんのしょうこ)」「玄草(げんそう)」
         という名で流通している。


生育 : 日あたりの良い、山辺の道端や草地に自生する多年草

特徴 : 下部は地をはい、上部は斜めに立つ。
      茎葉共に毛がある。
      葉は対生し、葉の形状は掌状で3~5裂し、
      また葉には、暗紫色の斑点があるが成長すると消える。
      花は、5弁花を咲かせる。     
      果実は、細長く直立し、
      熟せば果皮が避けて巻き上がり、種子を弾き飛ばす。

開花 : 7月~10月頃
      西日本では、赤色系の花が多い
      東日本では、白色の花が多い
       *赤花も白花も、薬草としての薬効としては変わらない



ゲンノショウコ【現の証拠】-C
ゲンノショウコ【現の証拠】-C posted by (C)カノープス



【 民間療法 】

使用部 : 全草

採取時期 : 開花期に採取して、乾燥する。

薬効 : 下痢止め、便秘、神経痛、健胃、整腸、腹痛、消炎
      利尿、強壮、

《 内 服 》

下痢 → 乾燥した全草10g~20gを、水約600mlで
     ゆっくり時間をかけて弱火で煎じ、数回に分けて服用する。
      2/3~半分まで煎じた方がよいとされる。

便秘 → 乾燥した全草の5g~10gを、水約500mlで15分ほど
     とろ火で煎じたものをお茶代わりに飲む。  
      (但し、便がすっきり出ないような便秘)

下痢にも、便秘にもよい、お腹を整えてくれる薬草と言えますね


ゲンノショウコ【現の証拠】-F
ゲンノショウコ【現の証拠】-F posted by (C)カノープス



《 応 用 》

便秘 → ハブ茶10g~15gを先に入れて煎じて、後からゲンノショウコを加え
     10~15g入れて短時間(10分程)、煎じる方法をとる。
     これは、ニキビ、のぼせにも効果があるとされています。

慢性胃腸炎、健胃整腸 → ゲンノショウコとハブ茶を各20g煎じてお茶代わりに
             服用する使用法は、広く一般に応用されている

高血圧 → ゲンのショウコ10g、ドクダミ10g 決明子5~10gを
      煎じてお茶代わりに服用すれば、体質改善になるとされる。
        *膀胱炎や子宮内膜炎(こしけ)、痔疾患などにも応用される

《 外 用 》

口内炎、扁桃腺、歯痛 → 煎じ液で適宜うがいする。

ウルシかぶれ、草かぶれ、あせも、湿疹など →
      煎じた液が冷めてから、布きれなどに含ませ、患部を
      冷湿布する。

冷え性、肌荒れ、しぶり腹 →
      1~2握りを浴湯料として用いる



ゲンノショウコ【現の証拠】-D
ゲンノショウコ【現の証拠】-D posted by (C)カノープス



【 日本薬局方 】

中国では、下痢・便秘の症状には使用されていなかったようで、
日本独自の使用と言え
わが国で薬効が発見された著名な民間薬で、
古くから親しまれ愛用された薬草です

また、
  「ゲンノショウコ」(第三類医薬品)
   *効能・効果
      整腸(便通を整える)、腹部膨満感、軟便、便秘
として、
「日本薬局方」**に収載されている生薬でもあり
医薬品として、漢方薬局などでの購入も可能です

 **日本薬局方とは、
    医薬品に関する品質規格書。
    日本国内で医療に供する重要な医薬品について、
    その性状および品質の適正をはかるため、
    品質・純度・強度・試験法・剤型など基準を定めた公定書  の事です。

過去に、「ぶどう酒」も、日本薬局方に収載されているとご紹介いたしました。
ご興味のあるお方は、こちらからどうぞ
             
  
   ◆46 『 (ヤマ)ブドウ 』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」
      < ブドウからできるブドウ酒 が 医薬品 ? >



ゲンノショウコ【現の証拠】-E
ゲンノショウコ【現の証拠】-E posted by (C)カノープス



【 別名 】

この「ゲンノショウコ」には、
効き目がはっきりしていることから「現の証拠」と呼ばれていますが、
別名も色々あるようです

別名 : イシャイラズ、ミコシグサ、ネコアシ、エキメンソウ、、タチマチグサ

 ・「医者いらず」 「医者泣かせ」 ・・・ よく効くから
 ・「神輿草(みこしぐさ)」 ・・・ 直立した果実は、熟すと下部よりめくり上がり、
                   神輿の屋根を連想するから
 ・「猫足草(ねこあしぐさ)」 ・・・ 葉の形が、猫の足型に似ていることから
 ・「痢病草(りびょうそう)」 ・・・ 昔、下痢症状を「痢病(りびょう)」と
                    呼んだことから

民間的にとても親しまれたことが伺えますね



ゲンノショウコ
ゲンノショウコ posted by (C)カノープス



【 「ゲンノショウコ:童氏老鸛草 (どうしろうかんくさ) 」 性質の捉え方  】

・六味の性質 (味の性質)    : 苦、微辛

・五気の性質 (温・寒)     : 平


【 他の使用 】

民間療法以外にも、身近に使用されてきたようです

<食用>
若い部分を食用にすることができる。
天ぷら、湯がいて炒める、胡麻和え、胡桃和えなどがよい

<染色など>
乾燥した葉、茎を用い、
  アルミ媒染 → 黄褐色
  鉄媒染   → 鼠色
  銅媒染   → 黄茶色



ゲンノショウコ【現の証拠】-G
ゲンノショウコ【現の証拠】-G posted by (C)カノープス



【 類似植物にご注意 】

ゲンノショコと、とてもよく似た植物があります
「ニリンソウ 」と、「トリカブト」という植物です。
葉が似ており、開花してない場合、区別しにくい植物です

「ニリンソウ」は。東北などでは山菜として食されているようです。
注意なのが、有毒の「(ヤマ)トリカブト」の植物です

分かりやすい違いは、
 ゲンノショウコは 夏に、  白から赤系の花を咲かせます。
 ニリンソウは、  春に、  白いのお花を咲かせます。
 トリカブトの花は、秋に、  鮮やかな紫色の花を咲かせます。

採取する際は、注意が必要です。 
ちなみに、ゲンノショウコの採取時期は、薬効の高い開花時期となっています。

参考に、画像を

【「ゲンノショウコ」の画像】

【「ニリンソウ」 の画像 】   【「トリカブト」 の画像 】



ゲンノショウコ【現の証拠】-A
ゲンノショウコ【現の証拠】-A posted by (C)カノープス



【 子宝に恵まれる

薬草取りの勉強している頃、あるおばあ様と出逢い、
とても古い薬草関係の本を、見せて下さいました
すると面白い内容が記載されていました。

それは・・・
  『 ゲンノショウコを飲用すれば、子宝に恵まれる 』 という内容でした

最初に綴りましたが、ゲンノショウコウの種は、
熟すと種の外皮が破れて、種が遠くに飛ばされる性質があり
それが、精子のように見立てられ、子供が授からない方が飲用すると
子宝に恵まれると言う内容でした

ちなみに、上記していますが「ゲンノショウコ」の中国植物名は、
「童氏老鸛草 (どうしろうかんくさ) 」です、
  童(氏) は、子供を意味しており、
 (老)鸛 は、コウノトリを意味してます。
何か意味ありげなネーミングのように感じます

「そんなの科学的根拠もなく迷信だ」 と、言う方も多いかも知れませんが
植物たちは、見た目の姿、形態、生育状態で、
何かしら、人間にメッセージを伝えているものが多くある事を
過去にも綴ってきました。
なので、自然に触れながら、薬草取りで学んだ私にとっては、
とても興味深い内容だと感じています。  
 
信じる、信じないという事より
その植物のメッセージの捉え方に、興味を示した私でした
科学や化学では、説明できない
「 植物意識 と 人間意識 」の興味深い関係を感じる私でした



ゲンノショウコ【現の証拠】
ゲンノショウコ【現の証拠】 posted by (C)カノープス



皆さん、如何でしたか
  日本薬局方収載の「 ゲンノショウコ 」さん から
              どんなメッセージや何を感じましたか
  

より自然を身近に感じて
    何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです









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         採取可能な植物か確認をおこない、
         必要な分だけ採取するようにしましょう。
         使用部位や、類似の毒性の植物などにも注意をしましょう。
         自然界から分けて頂く気持ちで、植物達の繁殖や生育、
         自然界の環境を崩さないように心がけましょう。
         採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
         この感謝の想いが、自然の恵みや癒しを授かり、
         自然との共存に繋がる部分であると感じてます。
   


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