自然と共に歩む 『愛の手』 だより ✦漢方薬剤師のブログ✦

漢方薬(中医学)や生薬・薬草など自然を主体にご紹介し、現実的に感じることも色々綴った記事です ☆彡

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◆31 『バナナ』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

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昔高級だった南国果物 『バナナ』 のご紹介
                     【 バナナの色々 民間療法 注意事項 潤い・薬膳 自然の贈り物  】  
 

早くて、九州は、夏休みに入りました
子ども達は、ワクワクな夏休みでしょうね


ひまわりちゃん(1)
ひまわりちゃん(1) posted by (C)プレティオ

                      *プレティオさんのコメント
                         とても可愛いモデルさんです^^。
                         彼女の名前は『ひまわり』ちゃんとの事!
                         向日葵にも負けない明るい笑顔です。




ところで、みなさん、バナナはお好きですか

南国の果物のひとつですね

私は、生クリーム&チョコ&バナナの組み合わせのクレープや
バナナジュースが、大好きです

お猿さんなどの、動物たちもバナナは大好物だと思います

今回は、そんな「バナナ」について、綴りたいと思います



バナナ【甘蕉:芭蕉実】の花-E
バナナ【甘蕉:芭蕉実】の花-E posted by (C)カノープス



【 バナナの色々】
バナナは、マレー半島原産や東南アジアマライ地域が原産とされ、大型多年草です。
熱帯、亜熱帯で栽培され
日本のバナナは、フィリピンや台湾などからの輸入品が殆どだと思います
日本では、沖縄県や鹿児島県の島などで栽培されているようです。

皆さん、バナナの生態をご存知ですか
根茎で繁殖するようです。
実は、とても独特な生態を持っています。 
バナナの事について知りたい方は、こちらをどうぞ
色々とあり、面白いホームページをみつけました。  
              バナナ大学 カラダ創る アタマ育む


バナナの葉は、原住民などが、蒸し物にバナナの葉を巻いて、
料理に使用しますよね
古代から使用された植物のバナナだと思います。

そんなバナナは、日本では歴史は、まだ短いと思います。
ポルトガルの伝教師が、織田信長にバナナを献上した説などもあるようです

では薬草としては、如何でしょうね

ご紹介したいと思います



バナナ【甘蕉:芭蕉実】の花-D
バナナ【甘蕉:芭蕉実】の花-D posted by (C)カノープス


【 バナナ 】
科名 : ナショウ科
別名 : ミバショウ
生薬名 : 芭蕉 (バショウ)、 甘蕉(カンショウ)
中国名 : 薫蕉 (ジァンジアオ)
英国名 :Banana バナナ
薬用部 : 根茎 葉 果実


≪ 根茎 ≫
古い根茎を伐り倒す時に採取して、水洗いして細かく刻み、天日乾燥する。
その乾燥したものを、芭蕉、甘蕉と言う。

効果 ;風邪の発熱、子宮下垂 など  → 煎じて飲む。

≪葉≫
細かく刻んで、日干しにする。

効果 : すり傷、切り傷などの止血 や皮膚の化膿疹生 
            → 葉をもみつぶし、患部に塗布。
      利尿作用  → 煎じて服用する。
     


バナナ【甘蕉:芭蕉実】の花-A
バナナ【甘蕉:芭蕉実】の花-A posted by (C)カノープス


≪花≫
効果 : できもの  →  花二輪を少し煎じて飲む (小児の皮膚の有効)

≪バナナの皮≫
効果 :  高血圧 (便秘傾向でのぼせタイプの血圧 )→ 毎日少しづつ煎じて飲む。

≪果実≫
効果 : やけど  → バナナをすりおろして取った汁を、患部に塗布する。
      高血圧  → 毎日食べる。  (血液循環が悪高血圧の方には適さない)
      便秘   → 潤腸通便作用。 (冷え性や糖尿病や下痢傾向の方は適さない)
      抗潰瘍  → 胃潰瘍を保護する作用。  (同上)
      滋養強壮 → 高カロリーで、デンプンやショ糖・果糖・ブドウ糖も多い。 (同上)
    
五性 : 寒  (身体を冷やす)
五味 : 甘
帰経 : 書物により異なる
作用 : 清熱潤肺、潤腸通便、解毒


いかがですか  バナナにも部位により、作用が色々ありますよね 
日本では、植物としては日常ででは、馴染み深くありませんが、
熱帯や亜熱帯などに暮らす人には、日常的に欠かせない、バナナだったと思います


バナナ【甘蕉:芭蕉実】
バナナ【甘蕉:芭蕉実】 posted by (C)カノープス



【 注意事項 】
昔、高級だったバナナですが、現代では、手軽に食べれて、値段も手ごろな果物です

しかし、注意事項があります

冷やす性質があるので、冷え性の人や妊婦さんなどは、食べすぎ注意で、
控えたほうがよいです

下痢しやすい人も、更に下痢しやすくなるので少し控えたほうが良いです

むくみがちな人や水が溜まりやすいタイプの人は、更にむくみやすくするので、
食べすぎないように控えめにしたほうが良いと思います

カリウムやマグネシウムを多く含みます。 高カリウム血症などにも注意が必要です

糖分が多く、カロリーが高いので、糖尿病などの人も食べすぎに注意が必要です

やはりバランスが大切で、
好きだからと、沢山食べ過ぎるのは、上記の事からも注意が必要だと思います



サンジャクバナナ
サンジャクバナナ posted by (C)@ponyobei



【 薬膳 ・ 潤い 作用 】
上記では、注意事項を記載しましたが、注意事項は、視点を換えれば利点でもありますよね

意外に、バナナが食べたいなぁ っと思った時が、バナナの特徴の性質や成分などが
必要な時もあるように感じます
人間に残っている、動物本能と言えるかもしれません

例えば、暑がりな人は、体を冷やしてくれます。 南国の果物と言える特長でもありますね

上記でも記載しましたが、
バナナは、潤いを与える性質もあります
夏の暑さで、汗などを大量にかいた時に不足しがちな潤いや
水分不足の人などにも向いていると思います。

でも多量の汗の後は、体温が下がり易い状態でもあります。
なので、食べ過ぎると逆に身体を冷やしすぎる 場合があるので、
状態に応じて上手く補ってくださいね

過去に薬膳の記載でも紹介させて頂きました

例えば、上記しましたババナの 「 清熱潤肺 」 作用は、
暑がりで、特に夜布団に入ってでる、空咳をする人に向きます
乾燥して熱を持った肺に、潤いを与え冷やてくれるからです。
「熱を冷まし、肺を潤す」作用と言う訳です

「潤腸通便、解毒」作用は
腸を潤し、便の通りをよくします。解毒もしてくれますね
暑がりで潤いがない便秘の人によい、バナナです

そう言う方には、牛乳と蜂蜜で作ったバナナジュースがお勧めです

実は、牛乳も蜂蜜も、潤いを与える食品です



美味しいなぁ(⌒□⌒*)あーん
美味しいなぁ(⌒□⌒*)あーん posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)



【 自然の贈り物 】
ちょっとバナナと話がそれますが、
蜂蜜は、潤い作用などを用いた、漢方の内服だけでなく外用としても使用されます
民間療法では、咳に蓮華の蜂蜜がよいとされていたこともあります
また、蜂蜜を用いた、「蜜煎導(みつせんどう)」 という 浣腸薬 があったそうです
蜂蜜の潤い作用の利点を用いているわけです。。

話は、バナナに戻って・・・
現代では、身近な果物のバナナ
注意事項と利点を把握して、 身体の状態に合わせて頂くと、役に立つのではないでしょうか

今年の夏、体の熱を冷やし、便秘解消に、バナナはいかがですか
食べすぎは、糖分取りすぎなどもあり注意ですが・・・ 
逆に夏の栄養補給などに、最適だと思います



手を合わせていただきます
手を合わせていただきます posted by (C)@ponyobei



【 忘れずに・・・ 】
バナナも、蜂蜜も、牛乳も、
自然をはじめ、昆虫達、動物達からの、大切なおくりもの
長所は活かして、短所は気にかけて、なんでもバランスよく
大切に、有り難く取り入れたいですね




          バナナの花
          バナナの花 posted by (C)@ponyobei



皆さん、如何でしたか
       あなたは、南国の果物 「 バナナ」  さん  から
                              どんなメッセージや何を感じましたか
  

より自然を身近に感じて
      何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです






【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 許可を得て共有させて頂いています。
      無断の使用は、ご遠慮願います。
      (大切なフォトを、ありがとうございます)


注意  :  このサイトでは、あくまでも、
      民間や伝統療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
      地方により使用法や用量も様々であり、医療とは異なります。
      また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
      ご使用の場合は、医師又は薬剤師などの専門の方にご相談ください。 



【 マナーのお願い 】
環境保護 :  自然の植物を採取する場合は、
         採取可能な植物か確認をおこない、必要な分だけ採取するようにしましょう。
         使用部位や、類似の毒性の植物などにも注意をしましょう。
         自然界から分けて頂く気持ちで、植物達の繁殖や生育、
         自然界の環境を崩さないように心がけましょう。
         採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
         この感謝の想いが、自然の恵みや癒しを授かり、
         自然との共存に繋がる部分であると感じてます。
   






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