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自然と共に歩む 『愛の手』 だより ✦漢方薬剤師のブログ✦

漢方薬(中医学)や生薬・薬草など自然を主体にご紹介し、現実的に感じることも色々綴った記事です ☆彡

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◆5 『七情と五臓 ②』 東洋医学(五行)より

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心身を癒す 『香り』  2
 【 薬膳、芳香性・アロマ 芳香性の作用 お茶、お花・ハーブティー 香りの活用 】



お盆は、皆さん帰省などされたり、
お墓参りに行かれたのではないでしょうか

お盆を過ぎたら、涼しくなるといいますが、
予報では九州は、1ヶ月程残暑が続きそうです


前回は、『 七情と五臓① 』で臓器と感情の関係について綴りましたが
                   ◆5 『七情と五臓 ①』 東洋医学(五行)より  
        

今回は、その続きとして、主に薬膳と芳香性について 
『 七情と五臓② 』 として、綴りたいと思います



やまびこ農園の蓮(7) 2012
やまびこ農園の蓮(7) 2012 posted by (C)プレティオ



【 薬膳 】
前回で、「 七情と五臓 ①」 でご紹介しましたが、
精神面のバランスが崩れやすい人は
生命維持に不可欠な 「 気 (生命エネルギー)」 に影響して、
気の巡りが悪くなったり、気不足になる場合が多いと言えます

気が不足したり、気の巡りが悪くなり、気が滞ってしまうと
様々な症状の要因になる事も少なくありません

ちなみに、気の巡りを改善したり、よくする食材には、
タマネギ、ソバ、みかん、金柑、シソ、薄荷、ジャスミン  などがあります。

薬膳では、タマネギ、ソバ、みかん、金柑、ジャスミン などは
気機の巡りをよくし、臓腑の働きを調節し、
気滞証 ( 気が滞った状態 ) 気逆証 ( 気が逆上した状態 ) を改善する 
食材で、「 理気類 」 として総称されています。

ご存知の方も多いかも知れませんが、
昔から 「タマネギを切って、枕もとに置いておくと寝つきが良くなる」
と言われてます

ただの言い伝えのようですが、
それは、タマネギの芳香成分によるものと考えられます

では、その芳香性について、次は綴りたいと思います



和菓子のような蓮
和菓子のような蓮 posted by (C)プレティオ



【 芳香 (アロマ) 】
実は、中医学(東洋医学) でも、「 芳香性 」 のものには、
ストレスなどで、巡りの悪くなった気の流れなどを改善したり
臓器の活動を促してくれるものがあります
 (「芳香」のある生薬には、活性や興奮性があり、
  障害された機能を促したり、心を落ち着ける作用があるとされています。)

芳香性の有名なものには、皆さんがご存知の「ハーブのアロマ」があります。
香りの良いものをかぐと、リラックスしますよね

一般に、 「 アロマ・セラピー 」 や 「 アロマ・テラピー 」とは、「 香り・療法 」の事で、 
      (セラピー:英語    テラピー:フランス語)
今は、様々なアロマグッズもありますね。

アロマグッズも高いものから、お手軽のものまで色々です

私の持っているアロマグッズを、くつかご紹介します
有り難い事に、頂いたものも、いくつかあります。


          P1010235+(2)_convert_20120818114244.jpg
      左 : 五角形のものは、アロマのキャンドルです。
         このキャンドルは、溶けた温かいロウで、
         マッサージができるので、一石二鳥です。
      中 : ランプ式のアロマランプです。専用のオイルが必要です。
         特に「雛菊」の香りをお店で使用て、虫除けにも役に立ちます。
        抗菌作用のあるハーブは、インフルエンザ流行時などにも役に立ちます。
      右 : ライト式のアロマライトで、数的の濃縮オイルを垂らして使用します。
     前方 : 白い鍵のようなものは、それに直接オイルを垂らして使用します。
     小さな瓶 : 濃縮のハーブオイルです。


アロマは、主にハーブで 西洋のイメージが強いようですが、

実は、昔から「 芳香性 」のものに、気持ちを落ち着ける作用があるという捉え方は
西洋でも東洋でも、どちらも共通の考えであり、医療の一部だった事がうかがえます

ただ、芳香性の強いものや種類は、 ハーブのものが多いようです。



蓮園
蓮園 posted by (C)プレティオ



【 様々な芳香性の作用 】
食事も香りのあるものは、食欲をそそられますよね
芳香性のものには、食欲増進作用のあるものも少なくありません
香りのパワーですね

また、漢方・薬膳には、芳香性のものに、余分な水分を除いてくれる
「 芳香化湿類 」 の分類の生薬や食材もあります
(もしくは、「芳香性健胃」とも表現する)

「 芳香化湿類 」 とは、
香りによって余分な湿を除き、食欲を誘い、
脾の働きを促進する総称となっています。

香辛料も、漢字の通り 「 香り 」 が強いものが多く、
更に辛い味のものは、気の巡りをよくしてくれます

香辛料は、刺激が強く身体を温める作用も強いので、
暑がりの人、水分(血)や潤い不足の人 、
妊娠中の方、授乳中の方、小児などは
摂取量などに、注意が必要です

例えば、湿を除く作用もあるので、
やはりし過ぎると、乾燥が強くなり、眼などが乾燥する場合もあるので、
度を超すのは注意ですね

それと、芳香性のものや香辛料などは、度を越えて使用しすぎると、
気を消耗し易くなるので、 虚弱で気が不足している人などは
使用しすぎないように

その場合は
「 気を補う食材  → じゃがいも、サツマイモ、米類、カボチャ、干椎茸、サバ など」 と
上手く合わせて用いると良いと思います



蓮(1) 2012
蓮(1) 2012 posted by (C)プレティオ



【 お茶 ( 健康茶  ・伝承茶 ) 】
先日、前々からお店に来店したいと思って下さっていた妊婦さんが
お茶を買いに、ご来店して下さいました

悩みのひとつに、なかなか眠れなくて、きついと悩んでました
で、ノンカフェインで安心作用もある
「ネムノキ」や「ナツメ」や「シソ」などを数種類ミックスしたお茶を購入して頂きました。

2週間後、再来店され、「いつのまにか眠っている自分がいます」と、喜んで下さってました。

お店をしてる喜びのひとつです

またこの時は、「 浮腫みがあると主治医に言われたました 」と、ご相談があり
利尿を高めるお茶も量り売りでブレンドして、ご購入して頂きました

お茶は、薬でないので、効くなどの効果があると薬事法で言えませんが、
サプリ的に使用できる、健康食であり自然食でもあると思います

ネムノキは、以前にご紹介致しました。 ご興味のあるお方はこちらからどうぞ

                   ◆11 『ネムノキ』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」



蓮と蜂
蓮と蜂 posted by (C)プレティオ



【 お花 と ハーブティー 】
やはり、香りと言えば、お花を思い出すひとつとだと思います

あなたはどんな香りがお好きですか
私は、秋を感じさせてくれるキンモクセイのお花の香りが大好きです

実は、キンモクセイの花は 桂花茶や桂花陳酒でも有名ですが
不眠などに良いとされています

お花は、香りがあるものが多いですよね
お花の香りで癒される人は多いと想います

上記でアロマのハーブについて綴りましたが、 
ハーブティーは、お花だけでなく、香りが強いものが多く、 リラックスにもお勧めです

香りのよい、
ラベンダー(花)、カモミール(花)、ローズ(花) レモンバーム(葉) など
鎮静作用があり有名です

私は、ハーブ紅茶が大好きでです。 ハーブ紅茶は、ハーブの苦手な方にもお薦めです

あなたのお気に入りの香りは、あなたを心身ともに癒してくれる香りだと想います

アロマグッズを購入するのは・・・ と思われる方は、
香りを楽しみながら、ゆっくりとしたティータイムの時間はいかがですか

  *妊娠中の方、授乳中の方、小児、疾患のある方には
   注意が必要なハーブがあります。 



ジャコウアゲハと蓮花
ジャコウアゲハと蓮花 posted by (C)プレティオ



【 香りの活用 】
感情が不安な時、落ち着かない時、また疲れた時など、
生活に香りを取り入れて、心身を癒し、労わってあげませんか

食事、ティータイム、入浴、御香、消臭剤の変わりに、アロマグッズなど
香りを上手く取り入れてみませんか

または、森林浴などで、自然の香りの中でリラクッスするのも、
新鮮なエネルギーに満ちていて、とてもよいと思います

より自然な香りに、心身はとても敏感のようです

季節感がある香りなども、上手く取り入れると、
更に身体の季節の変動のリズムも、整え易いと思います

今回ご紹介予定でした「 漢方と生薬 」は
次回、『 七情と五臓③ 』として、綴りたいと想います



          やまびこ農園の蓮(2) 2012
          やまびこ農園の蓮(2) 2012 posted by (C)プレティオ



皆さん如何でしたか
   あなたは  「 七情と五臓 」 や 「 東洋医学 (薬膳・漢方) 」 から
                           どんなメッセージや何を感じましたか


より自然を身近に感じて
      何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです









【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 共有させて頂いています。
      (大切なフォトを、ありがとうございます)
      無断でのご使用はできませんので、ご了承ください。

                  

説明の表現について : このブログの「東洋医学」とは、
            中医学より発展した、日本の漢方医学などを含めたものです。
            中医学は、古くからの書籍や学説(者)などにより少々異なり、
            色々な「派」の考えの中で、発展してきた経緯もあります。
            また日本に伝わり発展した、日本独自の「漢方医学」でも
            異なる部分もあります。 しかし根源は、同じものです。
            よって、表現や説明も様々な部分がありますので、
            その点は、ご参考にして下さい。


東洋医学 : 中医学や漢方医学また薬膳の捉え方の一部を、ご紹介させて頂いています。  
       東洋医学は、奥の深い医療です。
       同じ症状でも、個人により漢方薬は異なる場合もありますし、
       また、異なる疾患でも同じ漢方薬が処方される場合もあります。
       ご興味のあるお方は、まず専門の医師や薬剤師の方にご相談ください。 





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