FC2ブログ

自然と共に歩む 『愛の手』 だより ✦漢方薬剤師のブログ✦

漢方薬(中医学)や生薬・薬草など自然を主体にご紹介し、現実的に感じることも色々綴った記事です ☆彡

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆6 『五官と五臓』 東洋医学(五行)より

  0

繋がりと偏り 東洋医学の 『 五官 』より
  【 五官 通じる関係 症状と五臓 すべての繋がり 統合医療 偏りから卒業 】



寒くなってきましたね
寒くなるにつれ、紅葉が美しくなるこの頃ですね


本日は、東洋医学より
五行説による 五官について 綴りたいと思います



くれない椛
くれない椛 posted by (C)qooh



【 五官 】
過去に、五行説の五臓について色々ご紹介しましたが、
本日は 五官とされる 「目、舌、口、鼻、耳」 と
五臓の 「肝、心、脾、肺、腎」 の関係です。

      
その関係は、下記の通りです。 

     五行   五臓         五腑      五官    
  
   木     肝      胆        目
 
   火     心      小腸       舌

   土     脾      胃        口

   金     肺      大腸        鼻

   水     腎      膀胱        耳



   ※ 現代の「五官」は、皮膚や他の器官で表記される場合もあります。



あっぱれ日本の秋2
あっぱれ日本の秋2 posted by (C)qooh



わかりやすく表現すると

肝蔵(胆)は      目に    通じる。

心臓(小腸)は    舌に    通じる。

脾臓(胃)は      口に    通じる。   

肺(大腸)は      鼻に     通じる。

腎臓(膀胱)は     耳に     通じる。 
     

と、捉えられています



秋の彩
秋の彩 posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)



【 症状と五臓との関係 】
     
        ※ 以下は、断定ではありません。ご参考にしてください。

≪ 肝(胆)・目 ≫
もし、目が悪ければ、肝臓の疾患や衰えが考慮される訳です。
例えば、有名な疾患で、胆嚢が悪くなって黄疸になった場合、
目が黄色くなるのは有名だと思います。 
それは、この関係にも繋がる部分だと言えます。



支笏湖 紅葉V
支笏湖 紅葉V posted by (C)プレティオ



≪ 肺(大腸)・鼻 ≫
もっともわかりやすいのが、肺かもしれません。
鼻の症状がある場合、肺の状態を考慮する訳です。

例えば、肺が嫌う、寒気や乾燥の気候などで、肺が影響をうけると、
鼻の症状がでやすいという訳です。
よって、漢方では、鼻の症状を改善する為に、肺の機能の改善を考慮する必要性が
少なくありません。



紅葉 佛通寺 (6)
紅葉 佛通寺 (6) posted by (C)プレティオ



≪腎(膀胱)と耳≫
腎臓は、女性は40歳ごろ 男性は50歳ごろ から 「 衰え始める 」 と
東洋医学では、捉えられています。

個人差はあると思いますが、その頃からダンダンと下り坂となり、
老化の症状が現れやすくなると言えます。

耳の老化現象といえば、「 耳が遠い 」 という部分だと言えます。
「 腎 と 耳 」の関係に繋がります。

また、耳の症状、「 耳鳴り や 中耳炎 」などの症状も、腎臓の機能改善を
考慮する可能性があるわけです。



ハウチワカエデ-2
ハウチワカエデ-2 posted by (C)qooh



【 すべての繋がり 】
東洋医学の五行説は、臓器や器官など、すべて繋がって影響しあっていることが
根底にあり、よって問診などで様々な症状が、とても大切になる部分です

また、臓器同士も、もちろん繋がり影響し合っているので、
すべてのバランスを大切にして、漢方薬を選別することになります

つまり、様々な繋がりの関係のバランスを大切し、症状を改善する為に、
その 『 根底の要因を探り 』、五行説などを含め
色々考慮しながら、漢方薬を選別していきます



赤い葉 南京櫨
赤い葉 南京櫨 posted by (C)プレティオ



【 西洋医学の違い 】
西洋医学では、悪い箇所や症状を、主体に治療すると言えます。
よって、怪我 や 外科的手術 などの場合は、
特に西洋医学のほうが、治療を発揮でき得意と言えると思います

西洋医学と東洋医学には、どちらにも 「 長所 ・ 短所  」 が あり、
それぞれが、対照的で互いに補うことができると思います

しかし、西洋医学の事は、皆さん、だいたいご存知だと思いますが、
現代は、東洋医学の良さや特徴が、知られていないのが現状です

現代まで、優れた即効的で効果を発揮した 西洋医学に魅了されて
西洋の治療が、気づかぬうちに、主流になって、
それまで主流だった、東洋医学の存在や良さが薄れていった
と言えるように感じます。 

これは、ひとつの 『 偏り 』 と表現できると思います

これは、他の社会問題でも言えるように感じます。



鮮やかな参道
鮮やかな参道 posted by (C)ここわんこ(ゆっくり活動中)



【 偏りから、卒業の時代 】
ふと見つめると
これまで、無意識の内に、『 偏った時代 』 を歩んできた人間のように感じます。
それが良いと思って、もしくは、深く考えず歩んできた人間かもしれません

でも今は、それが偏っていたことに気づく必要がある時代かもしれません

すべてが繋がっているならば、「 偏り 」 はどこかで 「 つまずき 」 を
招くことになると思うからです

現代の社会状況と向き合えば、
様々な問題にそれが伺え、物語っているのではないでしょうか

医療も、様々な分野での 「 統合医療 」 が必要な時代だと感じます




落ち葉
落ち葉 posted by (C)プレティオ



【 偏った癖 】
人間は、それぞれの個性があり、癖や性質があります
どうしても その個性により 「 偏りやすい部分 」 があるように思います

あなたは、どんな偏った部分や性質がありますか

自分の偏りやすい部分を 自分で知ると 
つまずきやすい部分が改善できるかもしれません

私は、 疑いなく信用しやすいという 性質があり偏っていた自分に気づかされました
それに気づき、随分、捉え方が安定したように感じてます

まだまだ、偏りはある自分がいると感じているので、
その偏りを改善したい私がいます

自然界の流れからも、そう感じます

皆さんは、 いかがですか



宝福寺の紅葉 (6)
宝福寺の紅葉 (6) posted by (C)プレティオ



皆さん如何でしたか
   あなたは  「 五官と五臓 」 や 「 東洋医学 (薬膳・漢方) 」 から
                           どんなメッセージや何を感じましたか


より自然を身近に感じて
      何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです









【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 共有させて頂いています。
      (大切なフォトを、ありがとうございます)
      無断でのご使用はできませんので、ご了承ください。

                  

説明の表現について : このブログの「東洋医学」とは、
            中医学より発展した、日本の漢方医学などを含めたものです。
            中医学は、古くからの書籍や学説(者)などにより少々異なり、
            色々な「派」の考えの中で、発展してきた経緯もあります。
            また日本に伝わり発展した、日本独自の「漢方医学」でも
            異なる部分もあります。 しかし根源は、同じものです。
            よって、表現や説明も様々な部分がありますので、
            その点は、ご参考にして下さい。


東洋医学 : 中医学や漢方医学また薬膳の捉え方の一部を、ご紹介させて頂いています。  
       東洋医学は、奥の深い医療です。
       同じ症状でも、個人により漢方薬は異なる場合もありますし、
       また、異なる疾患でも同じ漢方薬が処方される場合もあります。
       ご興味のあるお方は、まず専門の医師や薬剤師の方にご相談ください。 






関連記事
スポンサーサイト

Trackbacks

trackbackURL:http://ainote0707.blog.fc2.com/tb.php/140-76c68e96
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。