自然と共に歩む 『愛の手』 だより ✦漢方薬剤師のブログ✦

漢方薬(中医学)や生薬・薬草など自然を主体にご紹介し、現実的に感じることも色々綴った記事です ☆彡

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◆7 『五主と五臓』 東洋医学(五行)より

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五臓から栄養を補給する五主のご紹介
     【 五臓と五主の関係 繋がり 東洋医学の長所 希望  】


皆さん、どんな年末年始だったでしょうか
私は、家でのんびりのお正月でした


今年初めの記事は、五行説の 「五主」について綴りたいと思います
「五主」とは、なんでしょうね

では、フォト蔵さんの、かわいい動物親子のフォトと共に、ご覧ください



アオバズク親子(2)
アオバズク親子(2) posted by (C)プレティオ


【 五臓と五主 】
何度か説明してきましたが
五行説においての五臓とは、「肝、心、脾、肺、腎」の5つです。
その五臓に対応する五主とは 「筋、血脈、肌肉、皮、骨」 とされています。  
                                                                            (五行配当より、素門、霊枢の要旨より)

この五主は、各五臓から栄養を補充していると捉えられており、
五主の状態や症状などにより、五臓の衰えや疾患を考え、
「証」の決めての参考になります



鴨一家
鴨一家 posted by (C)プレティオ



【 五臓 と 五主の関係 】

五臓  五主      関 係

 肝   筋      肝臓は、筋を生ずる。
           
 心  血脈     心臓は、血脈と関係がある。
          
 脾  肌肉     脾臓は、肉を生ずる。
          
 肺   皮      肺は、皮膚の保護作用に関係する。
      
 腎   骨      腎臓は、骨髄を生ずる。
              


運動場デビュー3
運動場デビュー3 posted by (C)@ponyobei



【 五主の症状 】
上記のように、
心臓は、現代の西洋医学と同じような捉え方でもあり
なんとなくご理解いただけると思います
では、少し詳しく説明したいと思います。

≪ 心臓 (裏:小腸)- 血脈 ≫
心臓は、血液を循環させ脈の働きをつかさどる。

血脈は、全身の流れを司っており、顔色に表れやすい。
顔本来の色調を失い、蒼白になっったり光沢が無くなったりします。
その場合、心臓の衰えや疾患の可能性を考えてみる。

    その他 → 舌、心(精神) など

    ☆ その他 とは、他に関係する身体の部分 
                 過去の五行説の記事をご参考にして下さい。

        ◆ 1  『 気候の変化と身体の関係 』  東洋医学(五行)より
        ◆ 2  『 五臓六腑について』  東洋医学(五行)より           
        ◆ 3   『 五味と五臓の関係』   東洋医学(五行)より 
                 ◆   4   『 陰と陽 バランス ①』  東洋医学(漢方・薬膳) より   
                ◆   4   『 陰と陽 バランス ②』  東洋医学(漢方・薬膳) より   
                   ◆   4   『 陰と陽 バランス ③』  東洋医学(漢方・薬膳) より    
                   ◆ 4  『 陰と陽 バランス ④』    東洋医学(漢方・薬膳)より  
                   ◆ 5  『七情と五臓 ①』 東洋医学(五行)より  
          ◆ 5  『七情と五臓 ②』 東洋医学(五行)より                  
        ◆5   『七情と五臓 ③』 東洋医学(五行)より
        ◆6   『五官と五臓』      東洋医学(五行)より



ニワトリの母子
ニワトリの母子 posted by (C)qooh


≪ 脾臓 (胃)- 肌肉 ≫
脾臓は、飲食物の精気(栄養)を全身に輸送して肌肉を生成する

体が痩せたり、手足に力が入らないようになってくる。
この場合、脾臓の衰弱や疾患の可能性を考えてみる。

    その他 → 血(月経も含む)、口唇、


≪ 肺 (大腸)- 皮 ≫
肺は、吸収された天空の気(陽気)を全身にめぐらせ
体全体を包み込むように分布し、保護する。


風邪など外邪を受けやすく、抵抗力が衰えると
皮膚の防衛力が落ちた事を疑い、肺の衰弱や疾患の可能性を考えてみる。

    その他 → 鼻、のど、皮毛、 など

    ☆ その他 とは、他に関係する身体の部分
       過去の五行説の記事(上記)をご参考にして下さい。
          


ココロの成長日記^^
ココロの成長日記^^ posted by (C)プレティオ


≪ 腎臓 (膀胱)- 骨 ≫
腎臓は、骨(骨髄)との成長発育と密接な関係がある。 

腰や膝など 骨の痛いなどの症状がある場合は、
腎臓の衰えや疾患の可能性を考えてみる。

    その他 → 耳、髪、性器、脳、など


≪ 肝臓 (胆) - 筋≫
肝臓は、筋と運動の統率者である。

筋肉の痛み、筋のひきつけ、屈伸などに異常や症状がある場合は
肝臓の衰えや疾患を考えてみる。

    その他 → 爪、目、血、など

    ☆ その他 とは、他に関係する身体の部分
      過去の五行説の記事(上記)をご参考にして下さい。



イルカ親子2
イルカ親子2 posted by (C)qooh


【 様々な繋がり 】
過去にも色々伝えてきましたが、皆さんがご存知の西洋医学とは
全然異なった視点も多い、東洋医学です

骨の成長と、腎が関係があるとは、意外と思いませんか
しかし、中国では、成長や知能の発達が遅い子供に、「 六味地黄丸 」 の腎を補う漢方薬が
用いられてきました。
中国では、「 六味地黄丸 」 は、子供の漢方薬としても有名なのです

過去に、六味地黄丸 の漢方薬については、何度かご紹介させて頂きました
日本では、どちらかというと大人に使用されている漢方薬かもしれません。 

            「 六味地黄丸 」 についての記述がある関係記事   
           ◆33 『クリ・2』 自然の「触れ合い」と「贈りもの」
           ◆34 『キク』   自然の「触れ合い」と「贈りもの」
            

小さい子供は、腎の機能が安定するまで、成長に影響している可能性もあります。
よって、腎臓が弱い場合や安定するまで、成長が遅れている子供や
性質により、小児喘息やアトピーの症状も出やすい子供もおり、
漢方の専門の方は、症状や状態、つまり「証」により、
この 「 六味地黄色丸  」を用いる場合がある訳です

また、高齢になると、足腰が弱くなるのも、この腎の衰えに関係している場合が
多いと言えます

他にも、肺の機能の衰えは、外邪の防護機能が弱まることや、
肝臓が、筋肉に関係することも、面白い東洋医学の捉え方ですね

証が合えば、治療のみでなく、症状の悪化予防や補助にも、とてもよい漢方薬です



赤ちゃん産まれた3
赤ちゃん産まれた3 posted by (C)@ponyobei



【 意外な繋がり と 希望 】
西洋医学が発展した現代でも、この不思議で面白いといえる
西洋医学にない東洋医学の捉え方の感性は、素晴らしく魅力r的な部分であると思います


人間と自然の繋がり・・・
現代、科学や技術等もかなり発展してきましたが、科学などの視点では気づいていない ものが、
自然界の中に埋もれており、原石となるものが見落とされているかもしれませんね
もしくは、過去の忘れさられた伝承の知恵などの中に、重要なメッセージがあり
意外な自然界との共存の活用法やアイディアが、眠っているかもしれませんね

それが、現代の様々な自然界や人間に影響を与えない、エネルギー源だったり、
使用法だったり、農業だったり、予防医療だったりする、
自然科学などであればいいなぁと感じる私がいます
つまり、自然共存である、より自然な繋がりの活用法

また、あなた自身が自分で気づいていない
自分自身の何かしらの魅力も、眠っているかもしれませんね
自分自身の新たな能力や魅力が活かされる時代になればいいですね。
今まで、評価されなかった魅力が輝けばいいですね

現代とは全く異なった視点や価値観をもった、新たな時代へ変化することも
現代の様々な問題を解決するひとつになるかも・・・

新たな年を迎え、東洋医学の長所より感じる、私の希望でした



赤ちゃん産まれた1
赤ちゃん産まれた1 posted by (C)@ponyobei



皆さん如何でしたか
   あなたは  「 五主と五臓 」 や 「 東洋医学 (五行) 」 から
                           どんなメッセージや何を感じましたか


より自然を身近に感じて
      何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです









【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 共有させて頂いています。
      (大切なフォトを、ありがとうございます)
      無断でのご使用はできませんので、ご了承ください。

                  

説明の表現について : このブログの「東洋医学」とは、
            中医学より発展した、日本の漢方医学などを含めたものです。
            中医学は、古くからの書籍や学説(者)などにより少々異なり、
            色々な「派」の考えの中で、発展してきた経緯もあります。
            また日本に伝わり発展した、日本独自の「漢方医学」でも
            異なる部分もあります。 しかし根源は、同じものです。
            よって、表現や説明も様々な部分がありますので、
            その点は、ご参考にして下さい。


東洋医学 : 中医学や漢方医学また薬膳の捉え方の一部を、ご紹介させて頂いています。  
       東洋医学は、奥の深い医療です。
       同じ症状でも、個人により漢方薬は異なる場合もありますし、
       また、異なる疾患でも同じ漢方薬が処方される場合もあります。
       ご興味のあるお方は、まず専門の医師や薬剤師の方にご相談ください。 






 

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