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自然と共に歩む 『愛の手』 だより ✦漢方薬剤師のブログ✦

漢方薬(中医学)や生薬・薬草など自然を主体にご紹介し、現実的に感じることも色々綴った記事です ☆彡

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◆10 『 桑 と 蚕 』  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

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『桑の木』 さんと それを食べる 『蚕』 さんのご紹介
               
【民間療法・薬草・伝承(健康)茶・スピリチュアル】

皆さん、「 クワバラ、クワバラ 」 って聞いたことはあると思います
実は、嫌な事を避けるときに唱える、昔からのおまじないのひとつです
このおまじないは、「桑原」 地方名 又は 「 桑畑 」 からきており
そこには、雷(怒り)が落ちないと言う、言い伝えがあるようです。
ご存知でしたか
今回の主人公は、その 「桑」 さんと、それを食べる 「蚕」 さんです


桑の実5
 
桑の実5 posted by (C)qumyah


正直私は、「桑」の存在は、知っていましたが、薬草に興味を持つまで、
桑さんが どのような木で、どのような実がなるのか知りませんでした
子供の頃に触れることがなかったように感じます
そして、こんな可愛い実がなる事をしりました
紫黒色が、熟しており甘みがあり、おいしいですよ~

桑と言えば・・・ 皆さんご存知のように、「蚕」さんです。
蚕さんは、この 「 桑の葉 」 が大好きですね
桑の葉は、品種によって葉の形が異なったりします


実は、子供の頃から私は毛虫さん類が苦手で・・・
特に、毛のない毛虫さんが、と~~~っても苦手で、泣いていました
でも毛虫さんから、あの軽やかな繊細な蝶さんが誕生する事を知って
不思議な感覚の私でした
どちらかと言うと・・・ 子供の頃から、男の子が好む
カブトムシさん クワガタさん トンボさんなどの昆虫が好きな私かもです(笑)

ある日、子供の頃、どなたかに「繭」をもらって、
不思議な形と肌触りに興味を持って、大切にしてました
が、それが毛虫さんが作って、蛾になると聞いて、慌てて・・・ 
子供部屋の窓から、投げてしまった事を覚えています
罪悪感がありながらも・・・ どうしてもダメなのですよね・・・
皆さんも、苦手なものって何かないですか


桑の実2
桑の実2 posted by (C)qumyah


【スピリチュアルな部分】
この部分は、信じる方やご興味のある方はどうそ

実は、毛虫がさんが嫌いな理由が、前世に絡んでいた事がわかりました
前世の記憶を思い出した私です。  1200~1300年ほど前でしょうか・・・
私には、自分でも誇りに思っていた本職があったのですが・・・ 
信頼していた人たちに、私は騙されて、別の仕事をさせられることになったのです
別の仕事が、蚕さんを育て管理して、絹を採取することだったのです。
昔は、蚕さんはとても大切にされていたようで・・・(神的な・・・)
でも、私は信じていた人達から、騙された上に、大切なものも奪われたショックで
悲しさや虚しさで、苦痛だったようです
その苦痛の中、感情を封印して、蚕さんなどの業務をしていたようです

そうです。蚕さんをみると
そのショックの悲しみや虚しさなどのた苦痛などを思い出すようなのです
何の臭いかわかりませんが・・・ その時の、独特な臭いもだめだった記憶まであります

人間の苦痛な感情が、「蚕」さんに閉じ込められるようです
今生でも、前世でも、クリアになってない事や、習慣や、場所や、食べ物  などなど・・・
苦手なものには、何かしら、そのような要因がある可能性が高いかもです。
現代では、トラウマとも表現できるかもしれません。

魂は、学びの終えてない苦しみなどの感情は、
どうやら克服するまで覚えているのですよね・・・


今の私は昔より、毛虫さんに対して、苦手な感情は随分よくはなりましたが、
大きな傷だったようで、なかなか克服に時間が必要なようです
でも、それに気付いた時、なんとも言えない感情がでてきて、複雑な気持ちの反面、
毛虫さんに対する罪悪感が薄れ、少し楽になりました

あなたの、「苦手」なものや事柄などには
もしかして、前世の何らかの要因が眠っているかもしれません
今生の過去、子供の時の封印した感情をなども、もしかして関係があるかもしれません
あなたが、苦手なものに向き合う事は、心と魂に眠っている傷を
癒す事に繋がるかもしれません・・・
 


桑の実1
桑の実1 posted by (C)qumyah


【名前の由来】
中国の古書には、蚕が葉を食べる神木ゆえに「桑」としたと解説されているとか。
漢名の「桑」とともに蚕は渡来したと言われ、
蚕の 「食う葉」 が転かして和名が生まれたそうです
唐から渡来したため、正名は 「トウグワ」 だそうです。


【桑】
科名 : クワ科   
中国植物名 : 桑(そう) 
                 葉  〔桑葉:そうよう〕    果穂 〔桑椹:そうじん〕 
                根皮 〔桑白皮:そうはくひ〕  枝  〔桑枝:そうし〕
ハーブの名 : マルベリー  (西洋でも使用されているんですよ)
株 : 雌雄異株が普通
花 : 四月ごろ
実 : 六月ごろ

中国北部や朝鮮半島などに部分する落葉高木で
養蚕のために、広く栽培され桑は、「低木」に作られているようです。
日本で野生するのは、ヤマグワだそうです。
お花さんは少し地味で、下向きに垂れた目立たない、気付き難いお花を咲かせますよ


桑の実6
桑の実6 posted by (C)qumyah


前にも紹介しましたが、生薬や民間療法としても使用されいます

【薬草木】

≪ 葉 桑葉 ≫     六月頃 (秋と書いている本もある) に採取して、天日乾燥する
              葉は、「てんぷら」などで食用もできる

              疲労回復、滋養保護、貧血症の増血、風邪、咳、高血圧、めまい など


≪ 実 桑椹 ≫    六月頃に採取し、天日乾燥する
                      また、ホワイトリカーに漬け込む これを 「桑酒: 桑じん酒」と言う。
                      ヨーロッパでは、食用として栽培されているそうです

                 滋養強壮、腎機能改善、腰痛、不眠、かすみ眼、便秘  など


≪ 枝 桑枝 ≫    初夏に天日乾燥する

               関節痛、神経痛、むくみ、 など


≪ 根皮 桑白皮 ≫  秋から冬 (六月~七月という本もある) に根を取って皮をはぎ、
                外皮を除いて、白い部分だけ天日乾燥する
                現在でも漢方薬の 「五虎湯」などに配合され使用されている。

                高血圧、咳、喘息、むくみ、消炎、利尿、補血強壮 など


などなどです
部位によっても様々で、使用法が異なる事が「桑」の木さんより、良くわかると思います。
また、薬草の本によっても、マチマチの効能や内容が書かれています。
地方によっても異なったり、使用法も幅が広い「桑」さんのようです


    P1010122_convert_20110710232545.jpg      P1010121_convert_20110710232500.jpg

    左が 桑茶の色です。 とても飲み易く、後味にほのかな甘味が感じられます。
    右が 桑の葉の茶葉です

    P1010120_convert_20110710232430.jpg      P1010119_convert_20110710232321.jpg

    左が、 桑の実のホワイトリカーに漬け込んだ 「 桑椹酒 」 です
    右が、 葉と茎をホワイトリカーに漬け込んだものです。


【蚕】
実は、なんとなんと・・・・ 蚕さんも 「生薬」 なんですよ

≪ 白彊蚕 (ビャッキョウサン) ≫
     白彊菌(カイコの幼虫に寄生するキノコの一種)の感染で
     なんと、死んだカイコの幼虫を用いたものです
     感染させて死なせた、蚕さんなんですよね・・・
     誰がこれを用いる事を考えたのか・・・ さすが奥が深い未知の漢方薬です

     効果 : 解熱・鎮痙作用などがあり、小児熱性病によるひきつけ・喘息・
           顔面神経麻痺・破傷風 など

≪ 蚕砂(さんしゃ) ≫
     なんと、なんと・・・ カイコガ科のカイコの幼虫の糞の乾燥したものです
     特に秋蚕(晩蚕)の糞が重用されてため 「晩蚕沙」ともいわれそうです。
     カイコの糞は薬用だけでなく、栄養価が高いので家畜の飼料や
     化粧品、塗料、なんと鉛筆の芯など、様々な形で応用されているそうですよ

     効能 : 四肢の関節の痛み、麻痺、腹痛、下痢、乳房種 など

私が薬局の許可を得て最初に販売したのが、なんと 「白彊蚕」の生薬でした
蚕が苦手ながらも、お仕事なので ご希望通り、丁寧に粉砕にしてお渡ししました。


後で気づいたのですが、この作業は、前世を思い出すような出来事でした・・・
私や友人には他にも、前世に似た経験が色々あるんですよ~
意識的な記憶がなくても、魂はちゃんと覚えており、
同じ事を繰り返して、癒したり学んだりしているようです
これは、学びが終えるまで、何度も繰り返す・・・ 
勉強や技術などにも言える事だと思います
あなたは、どう思いますか



蚕さんと言えば・・・ 「絹」ですね~。
下の You Tube は 蚕さんが繭を作る様子です。 




実際にみると、蚕さんがとても地道に、時間をかけて繭を作っている様子がわかります
これを人は、高級品として使用しているのですね~。
「大切にする」とは、高級だからなどではなく、
もっと感謝が必要だと言う事ではないでしょうか

私自身、綴りながら 意識が低い自分を実感する部分です・・・



【絹】
実は、桑の木さんと触れて知ったのですが、
桑の木の、葉や枝を切ると、白い液が出てくるんですよ
そして、真っ白い小さな虫さんがついていたり・・・ 
まさに、美しい「白」と深い関係があるのですよ~
絹の糸は、蚕さんが、この桑の成分を摂取することから、
「蚕さんの体の中で生産される事」 を実感した私でした
経験でしか知れない、実感する学びでした
蚕さんの代謝と、桑の木さんの成分により誕生している 「絹」 なんですよね~


「絹」は、高級品ですが、絹の成分も、肌を綺麗にすると言う事で、
石鹸などにも使用されています。


下の You Tube は蚕さんから 繭の絹部分を分ける作業です




また、蚕さんが苦手で、絹は大丈夫の私自身・・・ 
そんな自分の矛盾に違和感があります
あなたには、そんな矛盾はありませんか
例えば、動物虐待はかわいそうといいながら、肉を食べたり・・・

ここでも、色々と考えさせられます。
本当に、絹がそんなに必要な時代なのか・・・  
気付かない自分の中の矛盾・・・


今回、蚕さんが苦手な私が  蚕さんの You  Tube 探しましたが・・・
自分の魂を癒す、また苦手なものを克服する、作業でもあったように感じています



皆さん如何ですか
あなたは、桑の木さんや蚕さんから、何を感じましたか


より自然を身近に感じて
何かしら、自然と自分と向き合うキッカケとなれば幸いです







【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 共有させて頂いています。
      (大切なフォトを、ありがとうございます)
      無断でのご使用はできませんので、ご了承ください。

You Tube : 共有させて頂きました。
        (貴重な資料を、ありがとうございます)


注意  :  このサイトでは、あくまでも、
      民間や伝統療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
      地方により使用法や用量も様々であり、医療とは異なります。
      また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
      ご使用の場合は、医師又は薬剤師の専門の方にご相談ください。 



【 マナーのお願い 】
環境保護 : 自然の植物を採取する場合は、必要な分だけ採取して分けて頂き、
           植物達の繁殖や生育、自然界の環境を荒らさないように心がけましょう。
           採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
           この想いが、植物の力をより頂けるように感じてます



 
 










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