FC2ブログ

自然と共に歩む 『愛の手』 だより ✦漢方薬剤師のブログ✦

漢方薬(中医学)や生薬・薬草など自然を主体にご紹介し、現実的に感じることも色々綴った記事です ☆彡

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆15 『ハス』 中編  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

  0

不思議な魅力を秘めた 『ハス』  さんのご紹介(中)
                  【 蓮華と宗教 ・ スイレンとアンク ・ 古代とスピリチュアル 】


前回は、ハスさんについて、個性などを主に綴りました
皆さん如何でしたか
   ご覧になってなく、ご興味のあるお方は、こちらをどうぞ
            ◆自然の「触れ合い」と「贈りもの」 (「ハス」より 前) 15 
                                  【 個性と不思議 ・ ハスとスイレン 】

今回は、後半の予定でしたが、長くなりましたので「中」編で、
蓮華と宗教、スピリチュアルに関して綴りたいと思います
なので「後」編で、恒例の薬草・民間療法のハスさんをご紹介させて頂きます
         * 「蓮華」は、今回 蓮と睡蓮のお花の意味で綴ります。


          今年もまた楽しみ・・・  
          今年もまた楽しみ・・・ posted by (C)あお☆りょうま(少し復活中)  


【 葬儀・法要 】
あっと言う間に、お盆の3日間が過ぎましたね~

皆さんは、宗教にどのようなお考えがあるでしょうか
信仰されている宗教があるお方、宗教に無関心のお方・・・ などなど色々だと思います
でも日本は、ほとんどが亡くなった場合、 ご先祖様と同じ宗教で、
お葬式や法要などが行われるのが、一般t的だと思います
そう考えれば、宗教に興味のない方も、意外に宗教と深いご縁がある日本人ですよね
もちろん、無宗教葬や神道葬もあるようですが・・・まれだと感じます。


蓮 高松城址公園(1)
蓮 高松城址公園(1) posted by (C)プレティオ


【 お供えのお花 】
亡くなった方へお供えするお花は、仏式や神式のお葬式では、
菊、百合、欄などの白が多いようですね
でも、お供えするお花は、あまり宗教に関係ないようです。

ただ仏教では、バラは棘が有るので、仏様が痛がると言いわれており、
椿は、首からボトッとお花が落ちるので、縁起が悪いと言われて
仏壇に供える場合は、避けられているようです。
でも、亡くなったお方が、好きなお花を供えてあげたいですよね~
大切な事は、心と想いを込めて・・・ ですよね~

生きている時だけでなく、亡くなっても、植物は人を癒してくれる存在ですね

では、ようやく 蓮華さん の登場です
前回、「 ハス と スイレン 」の違いを記しましたが
宗教に登場する 「 ハス と スイレン 」 の関係や扱いは同じなのでしょうか
それとも、宗教により異なるのでしょうか


蓮
posted by (C)プレティオ


【 ヒンズゥー教 】
古代インドでは、ヒンドゥー教の神話や、有名な「 ヴェーダ 」や「 プラーナ聖典 」 などにおいて、
「 蓮華」 は、特徴的なシンボルとして知られて、繰り返し登場するようです
様々な「 譬(たとえ) 」などで、用いられているようです
世界の神話、とりわけインド思想界において、重要な役割を持つ蓮華さんですね

ヒンドゥー教では、蓮華が
泥から生えて、気高く咲く花
また、まっすぐに大きく広がり水を弾く凛とした葉の姿が
俗世(現世)の欲にまみれず、清らかに生きることの 象徴
と、とらえられているそうです
このイメージが、仏教にも継承されたようです

インド、ベトナム、スリランカの国花は、実は「スイレン」だそうですよ~。
様々な国で、愛されている、「蓮華」ですね~


優しい黄色
優しい黄色 posted by (C)ここわんこ


【 仏 教 】
仏教では、
蓮華が、泥水の中から根を張りながら、泥にまみれることなく、
清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴
とされ、 それが、仏教の教えと一致するとされています

また、大地の力をその身に秘め、豊饒・生命力を表す花ともされています

このことを、ご存知の方は、多いと思います。
なので、お寺や仏具など、さまざまなところで「 蓮華 」が観られますね

『 一 蓮托 生 (いちれんたくしょう) 』 などというのも、
仏教から生まれた言葉の一つになります
    * 死後に極楽浄土に往生し、同じ「蓮花」の上に生まれ変わって身を託すという思想で、
      仲間の者たちが、その行動や運命を共にすること。

日蓮は、釈尊の悟りの世界が 「妙法 蓮華 経」の五文字にあるとし、
「 南無妙法 蓮華 経 」と唱えるべしと教えているそうです
この「蓮華」という言葉ですが、実は、「単にハス」を指す言葉ではないようなのです。
「白い蓮華」の意味だそうです



熱帯睡蓮(2)
熱帯睡蓮(2) posted by (C)プレティオ


【 蓮華と色 】
仏教は言うまでもなく、インドで生まれたものですが、
インドで書かれた仏典が、中国語に訳される段階で、細分化された植物名が、
時の流れで混乱され、「蓮華」となったようです。
どうやら、蓮華の 色 や 種類 などの区別は、あまり一般的な説明され無いため、
単に「蓮華」という言葉だけが広まったようです
 
実際の仏典では、「 白いハス 」 や 「 赤いハス 」は、別ものとして書かれており、
またそれぞれ異なる意味も与えられているようです。

このように本来、蓮華は、「 蓮の色 」 によって分けられており、
またスイレンもまた、蓮華の一つになるのですね~
仏典では、白蓮華、 紅蓮華、 青蓮華、 黄蓮華 などが登場しますが、
このうち 青蓮華 と 黄蓮華 がスイレンと言われているようです


睡蓮林
睡蓮林 posted by (C)プレティオ


つまり、「 蓮も睡蓮 」 も、仏典の中では混同されて用いられ、共に「 蓮華」 と解釈されている
事になります。
また、『 黄蓮華 (クムダ) 』 は、インドでは、「 白睡蓮 」の意味でもあり 
「 黄色も白色の一種」 と 見なされているそうです

面白いですね  でも、これは、解釈などの捉えかたが難しくなりますね~

初期の仏典の中には、多く次の五種の蓮華が、多く説かれいるそうです
   「 紅蓮華 パドマ 」
   「 青蓮華 ウトパラ 」 
   「  青蓮  ニーロートパラ 」 
   「 黄蓮華・白睡蓮 クムダ 」 
   「 白蓮華 プンダリーカ 」 
後期の漢訳経典には、4種の蓮華が、多く説かれているようです
   「 赤蓮華 」  「 青蓮華 」  「 黄蓮華 」  「 白蓮華 」

このように複雑の為、現代でも専門の方も、区別が困難になっているとの事です



キラキラの池で
キラキラの池で posted by (C)ここわんこ


【 太陽信仰の古代エジプト 】
実は、蓮華は、古代エジプト人が、もっとも愛用した植物模様でもあります。
エジプトは、ハスでなく、スイレン(ロータス)のことだそうです

ロータス(スイレン)が、夕べ  に花を閉じ、朝  ふたたび開花するところから、
「再生、永遠の生命」の象徴

とされ、日の出とともに開花するところから、太陽神と結び付き、神聖視されていました。

残念ながら、蓮華の色に関しては、わかりません  すみません
ただ、色により捉え方があっても、おかしくないように感じます。 どうなんでしょうね~
エジプトについて詳しく、ご存知の方がいらしたら、どうぞ教えてくださいませ

それと、ロータス(スイレン)は、エジプトにとって、
国花だそうで、エジプトのお札にも描かれているそうです

また、古代エジプトには、ロータス(スイレン)だけでなく、
「生まれ変わり」 や 「再生・循環・永遠」 を現す思想などが、様々な形で残っています
古代エジプトの工芸品はもとより、建築装飾、あるいは壁画などに盛んに描かれています。



水鏡 -睡蓮I-
水鏡 -睡蓮I- posted by (C)プレティオ


【 スピリチュアルな古代エジプト 】
私が、スピリチュアルに目覚めてから、エジプトに興味をもって自分なりに学びました
エジプトでは、ロータス(スイレン)も、非常に多くの壁画などに描かれており、
仏教と同じものを感じました。 


下の左の絵の、右側の二つの台の上のお花が、エジプトの「スイレン」の絵です。
「これが、スイレン?」 って思われるかもしれませんね 独特な描き方のスイレンですね。
言われないと気付かないかも  実は、私も最初にそうだったので・・・
また、エジプトの数千年前の時代、絵から太陽信仰だった事が伺えますね~


  P1010133_convert_20110813011050.jpg   P1010134_convert_20110814015909.jpg


【 スイレン と アンク 】
ちなみに、私のHNの 「 あんく♪ 」 は、右上の写真のエジプトの杓の名前から頂いたものです
この写真は、エジプト展のポストカードです。
通常、円の中の部分の模様はありません。 このアンクの杓は、棺に納められていたようです。
なんと、推定2750年前のものらしいです。 凄いワザですよね~

見え難いですが、左上の絵の左端の小さな女性が、
手に持って上にあげている物も、「 アンク 」 の杓です。
実は、アンクは、ロータス(スイレン)と同じように、人間の見えない生命、
「 永遠の生命 」 を現していると言われています

また更に、このアンクの杓には、
私は 「 真実の愛のエネルギー 」 などの意味合いがあるように感じています

「アンク」も、スイレンと同じく、エジプトの壁画などにも描かれており、
また、儀式などにも使用されたり、像などにも彫刻されたりしているんですよ


熱帯睡蓮(4)
熱帯睡蓮(4) posted by (C)プレティオ


【 古代とスピリチュアル 】
よく観ると、アンクの杓は、「 ♀ 」 のような形をしていると思いませんか
そうなのです、女性のマークに似ているのですよ~
もしかしたら、「 母性の愛 」 と表現できるのかもしれません・・・
また、人間の形にも似ていますね~。  面白いと思いませんか 
ロータス(スイレン)同様に、深い意味とメッセージがあると感じる 「 アンク 」 が大好きな私です

古代エジプトには、ピラミッドを始め、不思議なメッセージが沢山あります
ロータス(スイレン)も、「古代」の花のひとつなんですね~。
スピリチュアル性に富んでおり、とてもおもしろく感じて興味がある私です

また、世界遺産など、有名な古代遺産の場所の多くに、スピリチュアル性を感じています

可笑しな私は、個人的に独自の解読しながら、そのメッセージを面白く楽しんでいます
趣味でありながらも、ある意味、とても真面目モードでもあります



蓮 高松城址公園(3)
蓮 高松城址公園(3) posted by (C)プレティオ


【 宗教 と ハス・スイレン 】
宗教により、「 ハス と スイレン 」の生命に対する
「 譬(たとえ) 」 の仕方は、 少し異なりますね~
でも、「 ハス も スイレン 」 も、
「 人の人生や生命と重ねられ譬られている 」、共通点がある事は事実です
面白いですよね~。 
これぞ、蓮華さんのお花の、不思議な魅力と言えるように感じます

また、蓮華の色により異なる解釈がある事や
日本の 「 蓮華 」 も、スイレンでもある事も、意外ですね~

かなり奥が深い神秘な 蓮さん と 睡蓮さん のようです
それも、人間が秘めた、奥深さと譬られるのかも、しれませんね~



おくゆかしく
おくゆかしく posted by (C)ここわんこ


蓮さんと睡蓮さんの大きな違いは・・・  「後編」の部分になるのかもしれません。
後編では、恒例の 「薬草・民間療法」の予定で、ご紹介したいと想ってます


皆さん如何でしたか
あなたは 古代からの「 ハス 」 さん と「 スイレン 」さんから、
                       どんなメッセージや、何を感じましたか


より自然を身近に感じて
何かしら、自然や、自分と向き合うキッカケとなれば幸いです







【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 共有させて頂いています。
      (大切なフォトを、ありがとうございます)
      無断でのご使用はできませんので、ご了承ください。



注意  :  このサイトでは、あくまでも、
      民間や伝統療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
      地方により使用法や用量も様々であり、医療とは異なります。
      また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
      ご使用の場合は、医師又は薬剤師の専門の方にご相談ください。 



【 マナーのお願い 】
環境保護 : 自然の植物を採取する場合は、必要な分だけ採取して分けて頂き、
           植物達の繁殖や生育、自然界の環境を荒らさないように心がけましょう。
           採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
           この想いが、植物の力をより頂けるように感じてます



 


関連記事
スポンサーサイト

Trackbacks

trackbackURL:http://ainote0707.blog.fc2.com/tb.php/59-90ed0d65
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。