FC2ブログ

自然と共に歩む 『愛の手』 だより ✦漢方薬剤師のブログ✦

漢方薬(中医学)や生薬・薬草など自然を主体にご紹介し、現実的に感じることも色々綴った記事です ☆彡

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

◆20 『ムクゲ』 前編  自然の「触れ合い」と「贈りもの」

  0

「フヨウ」 さんと姉妹のような 『ムクゲ』  さんのご紹介
                     【 一日咲き? 同じ別名 言い伝え 情報社会 責任 】


初秋は、台風の到来の時期でもあります
大型の台風が、また日本に影響を与えましたが・・・
皆さん、台風は大丈夫でしたでしょうか   
どうぞ、台風通過後も、お気をつけ下さいませ。

皆さん、ムクゲさんを、ご存知ですか
庭や垣根、また公園などに植えられた落葉低木で、夏から今頃まで、
次から次と花を咲かせ 楽しませてくれます
名前は知らなくとも、このお花を見たことがあり、知って方は多いと思います

今回は、その「 ムクゲ 」さんのついて、前編として綴りたいと思います
恒例の民間療法は、後編で綴りたく思います


ムクゲ紅一重4
ムクゲ紅一重4 posted by (C)qumyah


【 ムクゲ (槿)】
科名 : アオイ科 フヨウ属

中国植物名 : 木槿 ( モクキン )

開花期 : 夏  (7.8月) ~ 秋  (9.10月頃)

花の咲き方 : 一重咲き ・ 半八重咲き ・ 八重咲き
       
花色 : 桃 ・ 白 ・ 淡紫 ・ 花の中心部が紅色     のものなど

原産 : 中国原産とされる 落葉低木。
       夏の炎天下・乾燥・寒さに強い。
       北海道南部~沖縄までほぼ日本全国で植栽できる。
       世界の温暖に植栽されて、品種も多い。
     

ムクゲ白一重(底紅)
ムクゲ白一重(底紅) posted by (C)qumyah


【 類似植物 】
ムクゲは  「 アオイ科 フヨウ属 」 の植物ですが、
同じ属の仲間には、「 ハイビスカス 」や 「 フヨウ 」などが知られています。

ハイビスカス7   CIMG2954
ハイビスカス7 posted by (C)@ponyobei    CIMG2954 posted by (C)花信風 
                                                                                      〔芙蓉:フヨウ〕

上記の写真、見た目がとても「ムクゲ」さんと似ていますよね~
一瞬では見分けるのが難しいのが、わかると思います


特に、ムクゲ(槿)さんは、フヨウ(芙蓉)さんとは良く似ています。 
ちなみに、ムクゲさんと、フヨウさんの一般的な区別の方法は、
  ・葉が異なる
     ムクゲ  葉の先は、丸みがある。
     フヨウ  葉の先が鋭く、ムクゲより葉は大きい。 
  ・樹形が異なる。
     ムクゲ  枝を真っ直ぐに伸びばし、樹の全体が縦長の感じ。
     フヨウ   枝分かれが多く、樹の全体が丸い感じ。
  ・雌しべが異なる。
     ムクゲ     雌しべの先端の曲がりがない。
     フヨウ      雌しべの先が曲がっている。          などです。

mukuge1-0906-6   RIMG0343 
mukuge1-0906-6 posted by (C)花信風  RIMG0343 posted by (C)花信風  
〔ムクゲ:槿の雌しべ〕                 〔フヨウ:芙蓉の雌しべ〕

でも品種も多く、区別は難しい場合もあるかもです
例外もあるかもしれませんので、全体をみて区別されてくださいね
ちなみに、ムクゲさんとフヨウさんの開花期も似ているんですよ~
さらに、混乱し易いですよね~

★とても見た目も開花期も似ており、勘違いし易いように思います。


【 七草 】
また、万葉集の秋の七草のひとつとして登場する 『 朝貌 (あさがお) 』は、
この「 ムクゲ 」 や 「 朝顔 」 という説もあるそうですよ。
現代では、「 桔梗 」 が もっとも有力の説となっているようです。
もしかしたら、地域によっても、異なっていたのかもしれませんね~。
                                                      七草(春と秋) 

★別の植物であっても、「 朝咲く花の季節の植物 」 や 「 名前 」などから
混用されやすいように思います。


ムクゲ紅一重2
ムクゲ紅一重2 posted by (C)qumyah


【 花の特徴 言い伝え 】
ムクゲさんは、朝咲いて夕方に萎む一日花とされ
「 槿花一朝(キンカイッチョウ)の夢 」 「 槿花一日(キンカイチジツ)の栄 」
と言う、うたかたの栄華を表わす、昔からの有名な言葉もあるようです
現代でもこの言葉のように、ムクゲさんは、一日花として知られ有名なようです

しかしどうやら、総てがそのような訳ではないようです
同じ花が、何日か咲き続けることもあるそうです。 
どのようにか言うと、
  朝、花が開き、夕方にはしぼんで、また再び同じ花が翌朝開くのです。
  それを数日、繰り返すようです。
  一重咲きは、数日 、 八重咲きは、1~2週間程、一輪で寿命があるようです。

ムクゲさんは、「 一日花 」として知られているほうが多いように感じますが・・・
本当は、どうなのでしょうね~

 
RIMG0713
RIMG0713 posted by (C)花信風 〔酔芙蓉 八重咲きの変種のフヨウ〕


【 別名から伺える情報 】
ムクさんゲには、「 ハチス 」、「 キハチス 」という 別名があるようです
 実は、上記した、とても似ている 「 フヨウ 」さんの別名にも
「 キハチス 」の別名があるようです
似たお花が、同じ別名を持つなんて、面白いですね。  
混乱された為か、分っていて使用されていたかは、「なぞ」ですが・・・

この別名の「 キハチ ス」 由来は、お花の咲き方が
「 ハス 」 さんに、似ていることから付いたようです

ハスさんの花の咲き方について、過去に紹介させて頂きました
皆さん、覚えていますでしょうか
どんなふうに、似ているのでしょうね  確認したいと思います

  ハスさんの過去の記事を読まれてなく、 ご興味がある方は、こちらをどうぞ 
                  ◆自然の「触れ合い」と「贈りもの」 (「ハス」より 前) 15
      
            蓮
             posted by (C)プレティオ

  下記が、ハスさんについて綴った内容の一部です。 
    【 花の個性 】
     ハスのお花は、朝早く開き、夕方前の午後3時頃には早くも閉じてしまいます
    で、花の開閉を、3回繰り返し、 4日目には花びらが散るらしいです

    【 名前の由来 】
     実は、果実の果托(かたく)が、まるで蜂の巣状なので、
     蜂巣(ハチス)と呼んでいたものが、
     いつ頃からか なまって、「ハス」の名になったと言われているそうです

如何でしょうか  なるほどって感じますね~ 
別名である 「 ハチス 」 の 「 」  は、
ハスさんが水辺の花に対して、「 地上の になるハスの意味 」で
ハスさんと区別する為に、「 蜂巣 (キハチス)」 とよばれるようです
  
また中国では、「 芙蓉 」という言葉が  「 ハスの美称 」 である事から
槿 」、「 芙蓉 」と やはり 「 」 が付けられ、区別し表現されているようです
ここにも、ハスさんと関係がありますね。
これまた、面白いですね~。 

以上から、一日花 って疑問 が残りますね
また ハスさんともかなりご縁がある事が、伺えたと思います


ムクゲ八重・光花笠
ムクゲ八重・光花笠 posted by (C)qumyah


【 真実は? 】
上記の別名からも、ムクゲさん は 「 一日咲き (花) 」 と言えるのか・・・

実は フヨウさん も 「 一日花 」 と言われているようです。
やはり、どうなのか疑問が残りますね

品種も多く、今は特に混乱し易いでしょうし・・・

どうやら、これらより、ムクゲさんと、フヨウさんは
色々と複雑に、混乱されてきた流れがあるよう思います
どうも、どちらも、すべてが一日花 と、言いきれないようです

すべてがそうとは限らない、例外もある事や  情報について
ムクゲさん と フヨウさん は、何か伝えてくれているのかもしれませんね


一番良いのは、様々な品種の 「 ムクゲ 」 と 「 フヨウ 」 を自分が育てて
観察する事かもしれません
「 経験」 や 「 実践 」 が、一番なのかもしれませんね~
もし、詳しくご存知の方がいらしたら、教えてくださいませ

もしかしたら、ひとつの情報で、すべての情報としてしまう、
人間の「癖」でもあるのかもしれません



淡紅ムクゲ
淡紅ムクゲ posted by (C)花信風


【 言い伝え と 社会情報 】
言い伝えはもちろん、情報などは、どこでどう変化したり、どこからの情報なのか
分らないと言えると思います
その要因は、もしかして、
  似ているものの 「 取り違え 」
  聞き取りや理解違いによる 「 勘違い 」
  地方により様々な 「 異なる伝授 」
  嘘や一部の情報による、「 鵜呑み 」         などなど
真実はわかりません
でも、様々な要因があり、 情報が混乱したり、変化している、
また変化しやすいのは事実ですよね。

ブログで紹介させて頂いている、民間療法もそのひとつだと言えると思います
民間療法は、薬草の本によって、著者のよって、地方によって、異なる部分もあります。 
その中でも、現代でも、漢方薬で使用されているものもあります

しかしながら、あくまでも民間療法であり、医療として認められていません。
でも実際に昔の方が、それで助けられてきた事実はあります。

情報をどう受け入れるか、どう使用するか・・・ 問われているかもしれません
上手く取り入れられるかなど・・・、
すべてにおいて、個人の利用法と責任を求められているのかもしれません


背 中
背 中 posted by (C)qumyah


【 情報の受け取り 責任 】
人間は、「 何が良い 」 って情報が流れると、全体を把握しないまま流されて 、
もしくは、真実でない情報を、ついつい鵜呑みにしてしう場合もあるかもしれません

また逆に、
企業やある国や地域 また個人の事件などで発覚した一部の情報の部分で、
真実の内容がわからないまま、その一部の情報で、
すべてが悪く思ってしまうなどもあるかもしれません

人間には、一部の情報で「 決め付ける癖 」「 偏見を持つ癖 」などが、
あるのかもしれません

自分が耳にした情報をどのように受け止めるか、「 個人の責任 」であると
問われているように思います

個人個人が情報に流されることなく 「 沢山の情報の選択に、責任を持つ事 」 ・・・ 
もし、情報に流された場合や鵜呑みにして、なんらかの問題が発生した場合などは、
その情報に流された自分に、責任はないのか・・・

 
責任問題を、誰に追及するか・・・ 『  まず、自分に非の部分はないのか・・・
責任部分を、問われているのかもしれません。  
これからの大切な時代の生き方に、また未来に大きく影響する部分かもしれません


その為にも、現代の様々な情報に対して「 可能性 」 があるとして柔軟性を持ち、
現代の情報社会の情報を
『 冷静に偏見なく、広く可能性として受け止める余裕 』 が欲しいぁ~と
私自身が そう思います



          ムクゲの枝・白一重
          ムクゲの枝・白一重 posted by (C)qumyah


前編では、ムクゲさん と フヨウさんは、 まるで姉妹のように似ており勘違いされ易い事や
言い伝えや様々な情報について、整理し綴りました

後編では、民間療法 や 情報  についても、更に向き合い、綴りたく思います


皆さん如何でしたか
あなたは 「 ムクゲ 」 さん と「 フヨウ 」さん から
             どんなメッセージや何を感じましたか


より自然を身近に感じて
      何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです







【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 共有させて頂いています。
      (大切なフォトを、ありがとうございます)
      無断でのご使用はできませんので、ご了承ください。



注意  :  このサイトでは、あくまでも、
      民間や伝統療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
      地方により使用法や用量も様々であり、医療とは異なります。
      また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
      ご使用の場合は、医師又は薬剤師の専門の方にご相談ください。 



【 マナーのお願い 】
環境保護 : 自然の植物を採取する場合は、必要な分だけ採取して分けて頂き、
           植物達の繁殖や生育、自然界の環境を荒らさないように心がけましょう。
           採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
           この想いが、植物の力をより頂けるように感じてます



 






関連記事
スポンサーサイト

Trackbacks

trackbackURL:http://ainote0707.blog.fc2.com/tb.php/80-dab7034d
該当の記事は見つかりませんでした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。