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自然の「触れ合い」と「贈りもの」イヌホオズキ と ヒヨドリジョウゴ
【 前回の内容 帯状疱疹と水疱瘡 後遺症に漢方薬
二極面 放射線(レントゲン) 洗脳と煩悩 】
台風が多い今年の秋ですね。
被害にあわれた方も増えており、色々気になりますね。 今後の天候にも注意ですね。
では、本題です。 前回は よく似た、
「 イヌホオズキ と ヒヨドリジョウゴ 」 につてご紹介しました。
分かりやすく フォトを並べて掲載してみました。
ヒヨドリジョウゴ 08-2 posted by (C)花信風 (オオ?)イヌホオズキさん posted by (C)あんく♪
〔つる性〕
野鳥からの贈り物2 posted by (C)花信風 イヌホオズキ【犬酸漿】-B posted by (C)カノープス
〔ヒヨドリジョウゴの実は、 赤くなる〕 〔イヌホオズキの実は、黒くなる〕
【 前回の内容 】
どちらも、良く似たナス科の植物で、 果実には、どちらも毒性があり、
また、 民間療法にも共通点があり、
どちらの果実も、帯状疱疹(タイジョウホウシン)に 外用として使用された植物でした。
その他の民間療法などについては、下記へご訪問くださいませ。
◆47ー1 『 イヌホオズキ と ヒヨドリジョウゴ 』
【 イヌホオズキ & 民間療法 ヒヨドリジョウゴ & 民間療法 類似の植物達
名前にイヌのつく植物 代用植物 】
本日は、その 「 帯状疱疹 」 を主体に
放射能にも触れ、色々と綴りたいと思います。
飛来 posted by (C)花信風
【 帯状疱疹 と 水疱瘡 】
皆さん、帯状疱疹 という病気をご存じですか。
子供の頃にかかりやすい水疱瘡(水痘)は、おそらく皆さんご存じと思います。
実は、帯状疱疹と水疱瘡(水痘)は、同じウイルスよって引き起こされる病気なのです。
子供の頃にかかる水疱瘡(水痘)は、通常1週間程で治りますよね。
しかし完全にウィルスが無くなったのでなく、
体内に潜んでいる状態になっていることもあるのです。
この体の中、主に神経節などに潜んだウィルスが、
ストレスで弱ったり、免疫力が低下した状態時など、何らかの要因で
再びウイルスが活性化して暴れだし、神経に沿ってウイルスが活動した状態で、
湿疹が痛痒く、帯状(おびじょう)に広がるのが、帯状疱疹の病気の状態です。
つまり帯状疱疹は、水疱瘡の再発のような感じですが、厄介な症状でもあります。
帯状疱疹は、体力が低下した高齢者が発症しやすいと言えます。
現代は、ストレスが多く、年齢によらず発症する事が増えています。
特に、夏の疲れがでやすい秋に発症しやすいというデータもあるようです。
確か先月頃、某野球選手も、帯状疱疹にかかり、試合に出場できず話題になってましたね。。。
症状も辛かった上に、悔しい想いだったと思います。
帯状疱疹が発症した場合は、湿疹が広がる前に、
出来るだけ早く気づいて、病院に行くことがとても大切です。
湿疹が、痛痒いと感じたら注意です。
つまり、水疱瘡(水痘)も帯状疱疹も、「 水痘帯状疱疹ウイルス 」 というウイルスなので、
同じ抗ウイルス剤で治療することになるのです。 (ゾビラックスやバルトレックスなど)
現代は、価格安いジェネリックの医薬品もありますが、かなり高価な医薬品です。
随分、知られるようになっていますが、知らない方もまだ多いとも思います。
空を映す実 posted by (C)花信風
【 後遺症に漢方薬 】
帯状疱疹は、痛痒いのが特徴でつらい病気です。
こじらせて悪化すると、後遺症の 「 帯状疱疹神経痛 」 となり、
痛みやしびれなどが残る場合があるので、早めに治療し完治させることが大切です。
ちなみに、漢方薬では、
帯状疱疹は湿熱邪毒に相当し、解毒して湿熱を除く漢方薬などが体質に合わせて使用されます。
また、帯状疱疹の神経通の後遺症は、特に漢方薬の得意分野だと思います。
神経症の場合は、活血させる漢方薬が用いられたりします。
特に帯状疱疹の後遺症で悩んでいる方は、漢方薬がお勧めと思います。
漢方の専門の方に、ご相談してみてはいかがでしょうか。
(諦めずに、納得できる専門の方を探して頂きたく思います。)
ツヤツヤです posted by (C)花信風
【 二極面 】
この ヒヨドリジョウゴ や イヌホオズキ が、帯状疱疹で使用されたのは、
アルカロイド(ソラニン)の毒性が強く、ウイルスを死滅させる力によるなのかも。
その真意は、わかりませんが、
昔の人々が、どのように使用するようになったのか、興味深いですね。
現代でも
毒でも、上手く用いれば 薬にもなります。
身体に良いものでも、度が過ぎた用い方をすれば、毒にもなる。
毒とは、人間の用い方によるものにすぎず、
「 人間に害になるとい う」 人間の視点の捉え方なのですね。
つまり使用によって、なんでも害や毒になり、
また、役に立ったり薬になることの認識が大切と感じます。
漢方薬の生薬は、2000年以上前の 「 神農本草経 」 の書に、
「 上薬、中薬、下薬 」 の3種に分類されており
薬として使用しやすさや毒性(副作用)よって、分類され記されています。
自然のものでも、植物などを薬として使用する場合は、
危険度が伴っているという認識が、しっかりとあったからと感じます。
ちなみに 「 上薬 」 とは、毒がなく多量に長く服用する事ができる効果のある生薬になります。
上薬の中には、薬膳をはじめ、現代でも食にも使用されているものもありますよ。
食べ物でもなんでも、
すべて、人間の使用しだいで責任があることを、忘れてはいけないと感じます。
放射能もその一つと言えると思います。
とても役に立つ反面、害になるリスクがとてつもなく大きい・・・・。
お店の敷地で育った (オオ?)イヌホオズキさんのお花 posted by (C)あんく♪
【 放射線(レントゲン) 】
現代は、主に電力源とし用いられている放射能ですが、
今から、約100年前に、キュリー夫人達の懸命な研究により、
放射線が医療に使用されるようになり、救われた方も多いと思います。
今でも医療には、レントゲンは欠かさないものですね。
忘れてはいけないことと思います。
それが、他者の手により、凶器へと使用されてしまいます。
キュリー夫人も、悲しいでいる事と思いますが、
でもその反面、研究過程において、
キュリー夫人も、何かしらの危険性も感じていたのではと思う私がいます。
どちらを優先するか・・・ 人間の判断に委ねられいる事実ですね。
で、何といっても、その恐ろしさを
一番経験している日本が、なぜ原発(放射能)を使用するようになったのか・・・
それは、国だけの問題でなく
国民の危機感が薄れ、有益なもので危なくないものと、洗脳された部分もあったようです。
自然界の動物などは、危機感の本能を忘れ難いと感じます。
しかし人間は、鈍くなりやすい・・・
そして、鈍くなったらどうなるか・・・
人間の責任の重さを、誰もが今振り返り見つめる時でもあるのかもしれません。
天使にも似て posted by (C)花信風
【 洗脳 と 煩悩 】
私は、洗脳する側も、洗脳される側も 問題があると感じます。
あなたは、洗脳されない自信がありますか
なぜ、人間は洗脳されやすいのでしょうか
人間の 「 煩悩 」 と関係していると感じる私がいます。
「 煩悩とは何か 」 その意味や解説を上手く表現するのは、難しい部分もあるようですが・・・。
例えば、どうしても利点をアピールしてしまう人間と言えるのではしょうか
これは、人間の隠れた無責任な部分ともいえるのではないでしょうか
両局面を伝えられる事は、責任にも繋がるように感じます。
分かりやすいのが、日常のCMなどの宣伝でそれを感じることができるかもしれません。
そうしないと、売れなく、商売にならない、利益を得れない・・・ などの理由もあると思います。
それも、煩悩。。。
放射能の問題の裏側にも、同じような状況があったのではないでしょうか
つまり、国がしている事は、国民もしている事実があり、すべてが連鎖している。。。
日常の小さなことでも当てはまり、これは誰の中にもあると感じます。 私も。。。
自分の損・得に関係なく、すべてに正直になれ、自分の心に裏表なく
長所(利点)・短所(欠点) の両面を伝えられるようになることが、大切のように感じます。
この行為は、信用にも繋がるように感じます。
煩悩などは、 人間(魂)が学び成長する為に、必要でもあると感じています。
なので、良い・悪い と言えるものではないと感じてます。
でも、魂が学び成長すると 利己的な事などよりも大切なものが何なのか気づき、
本当に大切なものを、人間は求めることができる存在になれると感じてます。
なので、人間は、煩悩を手放すことは可能と感じてます。
あなたは、煩悩をどこまで手放せるでしょうか
『 煩悩とは、目の前の誘惑などに負ける人間の意志の弱さとも言え、
実は、その自分の意志の弱さに負けて、気づかずに苦しんでいる人間でもある。』
とも表現できるように感じる私がいます。
実は、煩悩を手放せると、思いもよらない幸せがある・・・
それに気づいていないから、
目の前の誘惑に負けてしまう人間とも言えるかもしれません。
原発問題には、人間の隠れた様々な煩悩が関係していると感じる私がいます。
もちろん他にも、人間の無知(知識不足)や自立心などにも、
色々な問題も関係していると思いますが。。。
あなたは、どう思いますか
イヌホオズキ【犬酸漿】-C posted by (C)カノープス
皆さん、如何でしたか
あなたは 良く似た 「 イヌホウズキ 」 さんと 「 ヒヨドリジョウゴ 」 さん から
どんなメッセージや何を感じましたか
より自然を身近に感じて
何かしら、自然や自分と向き合う キッカケ となれば幸いです。
【 備 考 】
写真 : フォト蔵の会員のお方より 「クリエイティブ・コモンズ」 の規定に基づいて、
許可を得て共有させて頂いています。
よって、ここからの無断の使用や転写はお断り致します。
注意 : このサイトでは、あくまでも、
伝統や民間療法として、植物などのご紹介をさせて頂いています。
地方により使用法や用量も様々であり、正式な医療とは異なります。
よって、使用容量などは掲載しておりません。
また、病気やお薬との飲み合わせなども、ある場合があります。
ご使用の場合は、医師又は薬剤師などの専門の方にご相談ください。
また、「中国の性質の捉え方」は、作用の視点をどこに置くかで
書物により内容が異なる場合もあります。
あくまでも、ご参考にしてください。
【 マナーのお願い 】
環境保護 : 自然の植物を採取する場合は、
採取可能な植物か確認をおこない、必要な分だけ採取するようにしましょう。
使用部位や、類似の毒性の植物などにも注意をしましょう。
自然界から分けて頂く気持ちで、植物達の繁殖や生育、
自然界の環境を崩さないように心がけましょう。
採取後の、自然界への感謝も忘れずに心がけたいものです。
この感謝の想いが、自然の恵みや癒しを授かり、
自然との共存に繋がる部分であると感じてます。